BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、越境EC 流通総額 No.1(※1)の海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtenso株式会社(以下「tenso」)は、「Buyee」およびタグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」連携企業の海外マーケティング支援を目的として、「ダッシュボード機能」の提供を2022年4月より開始しました。本機能により、海外ユーザーのデモグラフィックおよび購買データをリアルタイムで可視化、売上や注文件数、注文単価などの推移も確認できるようになり、これを用いたデータ分析によって、最適な海外向けマーケティングやプロモーション策定が可能となります。
■Buyee Connectの紹介:URL https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/

- 1) 新機能提供の背景
BEENOSグループでは、海外向けプロモーション設計やKOL活用、海外向け広告/SNS運用、現地イベント開催など、越境EC導入後の流通の伸長を支援するプロモーションを日本企業に向けて提供してきました。
2021年の世界の越境B2C電子商取引市場規模は7,657億3,000万米ドルで、2022年から2030年までで年平均成長率(CAGR)26.2%で成長すると見込まれています。(※2)成長著しい巨大な世界市場に向けた越境ECでは、リアルタイムな購買データから見える自社商品の海外需要の把握と、その分析によるエリア・言語・時節に特化したプロモーションが求められます。そこで、tensoは日本企業の最適な海外向けマーケティングやプロモーションに活用いただくべく、越境ECの購買データを見える化する「ダッシュボード機能」の提供を開始しました。
また、機能開発にあたって、「Buyee Connect」導入企業の要望を反映して、従来は月次で提供していた購買データをリアルタイムで確認できるようにしました。これまで該当データを月次でご利用いただいていた企業からは、「アクセスはあったが、購入に至っていなかったお客様が購入してくれるようになったことが数値でもわかり、データを元に設計したプロモーションの効果を実感しています。」という声をいただいています。
- 2) 「ダッシュボード機能」の紹介
1.海外ユーザーのデモグラフィック/購買データをリアルタイムでエクスポート可能
自社ECサイトにおける「Buyee Connect」経由の海外ユーザーからの注文情報をリアルタイムでエクスポートできるようになります。これにより、「どんなお客様がどのエリアからどういった言語を使用して、何の商品を買っているのか?」が可視化され、自社商品の海外需要を掴むことができます。
<閲覧可能な項目>
・デモグラフィック:ユーザー区分(新規利用者/既存利用者)、登録国、選択言語、性別、年齢
・購買データ:購入日、購入商品名、購入数量、購入金額
※Buyee発行のパラメータ経由有無のエクスポートも可能
2.売上や注文件数、注文単価などの推移も週次で確認可能
週次、月次での売上や注文件数、注文単価などの推移グラフもいつでも確認できるようになります。これにより、国ごとの購買タイミングの違いや年間での需要の変化の把握、自社のプロモーションやキャンペーンの効果検証が可能となります。
<閲覧可能な項目>
・売上推移(全体/国別)
・注文件数推移
・注文単価
・購入者数推移(全体/国別/性別/年代/新規・既存)
※「ダッシュボード機能」はオプションでご利用いただけます。
「ダッシュボード機能」で閲覧可能な海外販売データのイメージ

- 3) 「ダッシュボード機能」を試験導入いただいた企業様のコメント
タビオ株式会社 様
メインターゲット国以外でも購入されている国がわかる、購入単価が想定と異なっているなど、従来は見えていなかった海外での商品需要を具体的に掴むことができました。注力エリアが明確になり、海外向けプロモーションの実施に踏み切りました。今まではアクセスはあったが、購入に至っていなかったお客様が購入してくれるようになったことが数値でもわかり、データを元に設計したプロモーションの効果を実感しています。
「Buyee Connect」を導入いただいている「靴下屋公式通販 Tabio オンラインストア」
URL: https://tabio.com/jp/

※越境EC導入後のインタビュー:https://beecruise.co.jp/case/case_006.html
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