Yahoo!ショッピング有料化で月商別の負担増を試算、月商10万円店舗は粗利の約37%が新たな負担に

EC-Consulting Japan株式会社(本社:大阪府箕面市、代表取締役社長:松下直人)は、2026年9月よりスタートしたYahoo!ショッピングにおける出店費用の有料化について、月商規模別に増加する費用の試算結果を公表しました。試算によると、月商100万円の店舗では月額2万円、月商500万円の店舗では月額6万円の負担増となる一方で、月商10万円の小規模店舗においては、粗利率30%の場合、粗利全体の約37%が新たな費用負担となる計算であることが明らかになっています。
相談件数が増加、「実際にいくら増えたのか分からない」という声
有料化の実施から2か月が経過した現在、同社には「結局いくら費用が増えたのか」「出店を続けるべきかどうか」といった相談が増加しているとのことです。ロイヤリティが新たに発生した一方で、これまで店舗側が負担していたキャンペーン原資がなくなったことから、実質的な費用増加額は月商規模によって大きく異なります。同社では、出店継続の判断材料として、月商別の詳細な試算データを公開しています。
2026年9月からの主要な変更内容
| 項目 | 2026年8月まで | 2026年9月から |
|---|---|---|
| 月額システム利用料 | 無料 | 10,000円(税抜) |
| 売上ロイヤリティ | なし | 売上の2.5% |
| キャンペーン原資 | 売上の1.5% | なし |
※2026年10月時点で公開されている情報をもとに同社が整理したものです。最新の条件については公式の案内をご確認ください。
月商規模別の費用負担試算
| 月商 | 増える費用(月) | 売上に対する割合 | 粗利30%の場合、粗利に対する割合 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 11,000円 | 11.0% | 約37% |
| 30万円 | 13,000円 | 4.3% | 約14% |
| 50万円 | 15,000円 | 3.0% | 10% |
| 100万円 | 20,000円 | 2.0% | 約7% |
| 300万円 | 40,000円 | 1.3% | 約4% |
| 500万円 | 60,000円 | 1.2% | 4% |
| 1,000万円 | 110,000円 | 1.1% | 約4% |

出店継続か撤退か、3つの判断基準を提示
同社では、出店継続を検討する際の判断基準として以下の3点を提示しています。
- 粗利の金額で、増加する費用を支払うことができるかどうか(月商30万円・粗利率30%の場合、粗利9万円から1.3万円を差し引いても約7.7万円が残る計算)
- 月商100万円を目指せる商品が1つでも存在するかどうか(同社では月商100万円を、事業として継続できる最低ラインの目安としています)
- 他のモールと比較して、固定費と売上見込みがどうなっているか
出店を続ける場合に今すぐ取り組むべき施策
出店継続を決めた店舗に対して、同社では以下の対策を推奨しています。
- 売れていない商品を整理し、売上上位30商品に経営資源を集中させること(社長1人で管理できるのは30から50商品が目安)
- 商品名と1枚目の画像を、ユーザーが検索する言葉に合わせて最適化すること
- PRオプションを全商品一律にかけていた場合は見直すこと
- 手数料分をそのまま価格に上乗せしないこと(検索で比較されて売れなくなるため)
- 配送の条件を整備し、社長が不在でも運営が回る体制を構築すること

顧客事例、月5万円から6か月で月220万円超を達成
同社のサポートを受けた顧客の声として、荒川直様(中国輸入・オンラインサロン受講)の事例が紹介されています。荒川様は、もともとAmazonをメインとしており、Yahoo!ショッピングでの運営方法が分からず月5万円程度の売上でしたが、6か月で月220万円超を達成しました。
荒川様は次のようにコメントしています。「Yahoo!ショッピングの仕組みを利用した後発でも売れるロジックがすごく明確になっていました。調べなくていいから、とにかく聞いてくださいというスタンスだったので、安心して細かく質問することができました」
代表のコメント

同社代表取締役社長の松下直人氏は次のようにコメントしています。「月商が10万円に届かないなら、商品か売り方のどちらかを変えないと厳しいのが正直なところです。でも、月100万円を目指せる商品が1つでもあるなら、今やめるのはもったいないです」
さらに「出店審査は2026年7月からさらに厳しくなっています。一度やめると、同じ条件で戻ってこられる保証はありません。数字で冷静に判断してほしいです」と述べています。
代表者プロフィール
松下直人氏は、EC-Consulting Japan株式会社の代表取締役社長であり、一般社団法人日本EC経営支援機構の代表理事を務めています。会社員時代に副業のヤフオクで月350万円を売り上げたことをきっかけにEC事業を開始し、2019年8月に同社を設立しました。自社でYahoo!ショッピングのストアを運営し、年商3.1億円、年間25万個以上の出荷を経験しています。出店審査サポート、コンサルティング、運営代行を通じて累計2,000社以上を支援してきました。
Yahoo!ショッピング Best Store Awardsを3年連続で受賞(2022年コマースパートナー特別賞、2023・2024年ベストパートナー賞)し、Yahoo!ショッピング公式セミナー講師も務めています。著書に『2000社を成功させた EC運営 儲けの方程式』(あさ出版、2026年10月)、『Yahoo!ショッピングは1円で売れ! ネットショップ経営でめざせFIRE』(ビジネス教育出版社)があります。YouTube番組「令和の虎」「通販の虎」に出演しており、Googleクチコミ評価は4.8(63件、2026年10月22日時点)となっています。
会社概要
会社名:EC-Consulting Japan株式会社
所在地:大阪府箕面市半町3-16-39 アルテハイム箕面106号室(東京オフィス:東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布4階)
代表者:代表取締役社長 松下直人
設立:2019年8月14日
資本金:3,000万円
事業内容:Yahoo!ショッピングの出店審査サポート、コンサルティング、運営代行、ECサイト制作、LINEマーケティング支援
出典元:EC-Consulting Japan株式会社
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000106836.html
