AI CROSS、EC市場の販売動向を活用した需要予測オプション「ECモール販売データオプション」を提供開始

AI CROSS株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:原田典子)は、AI需要予測サービス「Deep Predictor(ディープ・プレディクター)」において、国内主要ECモールにおける商品販売動向データを外部データとして予測モデルに取り込む新オプション「ECモール販売データオプション」の提供を2026年11月1日より開始すると発表しました。
同オプションにより、自社の販売実績のみならず、EC市場全体やジャンル・商品単位での売れ行きの変化も考慮したAI需要予測が実現可能となります。これによって、ECモールを主要な販売チャネルとしている製造業やメーカーの生産計画、発注、在庫管理を支援するとのことです。
サービス提供の背景
ECモールは多くのメーカーにとって不可欠な販売チャネルとなっています。その一方で、ECでの需要は季節変動やセール・イベント、競合商品の市場投入、価格変動などの影響により、短期間で大きく変動しやすいという特性があります。
自社の販売実績から把握できるのは、あくまでも「自社商品がどの程度販売されたか」という情報に限られます。売上が増加した際に市場全体が成長しているのか、あるいは売上が減少した際に市場全体が縮小しているのか、それとも競合に需要が移行しているのか。こうした「市場における売れ行き」の情報は、自社データのみでは十分に把握することができません。その結果として、市場拡大局面においては欠品による販売機会の損失が、市場縮小局面においては過剰在庫が発生しやすくなってしまいます。
製造業やメーカーにおいて「Deep Predictor」の導入が拡大する中、ECモールを主要販売チャネルとする企業からの需要予測に関する相談も増加しています。AI CROSSでは、こうした企業が市場動向まで踏まえた計画立案を行えるよう、ECモール上の販売動向を外部データとして予測に活用できる本オプションの提供を決定したとのことです。
サービスの概要
本オプションは、株式会社Nintが提供するECモールの販売動向データを、「Deep Predictor」の予測モデルに外部データとして組み込み、AI需要予測に活用するサービスです。
主な特徴
自社データだけでは捉えにくい「市場の売れ行き」を予測に反映
ECモール上の販売動向を予測モデルに組み込むことにより、自社の実績データだけに依存しない需要予測を実現します。
予測の対象に合わせた粒度でデータを活用
EC市場全体のトレンドに加えて、ジャンルや商品などの単位で販売動向を活用することができます。予測対象となる商品やカテゴリに応じて、必要なデータを選択して組み込むことが可能です。
既存の外部データと組み合わせた多面的な予測
「Deep Predictor」がこれまで活用してきた気象データ、カレンダー情報、人口統計、経済指標などの外部データに、ECモールの販売動向という新たなデータソースが加わります。商品需要に影響を与える複数の要因を組み合わせた予測が可能になります。
なお、本オプションで活用する販売動向データは、ECモール上の公開情報などをもとに統計的手法で算出された推計値であり、実際の販売実績値そのものではありません。また、本オプションはデータそのものを顧客に提供するサービスではなく、「Deep Predictor」の予測モデル構築に活用するものとなります。
想定される活用シーン
市場の伸び・季節変動を踏まえた生産・発注計画
ジャンル全体における売れ行きの変化や季節ごとの変動を加味することで、欠品と過剰在庫のリスクを抑えた計画づくりを支援します。
競合を含む商品の動向を踏まえた需要の把握
類似商品や競合商品の売れ行きを考慮することにより、自社の実績データだけでは説明が困難な需要の変化を捉えやすくなります。
販売実績の少ない新商品・新カテゴリの計画づくり
同一ジャンルや類似商品の市場動向を、計画立案時の参考情報として活用できます。
今後の展望について
AI CROSSは、本オプションの提供を通じて、ECモールを主要な販売チャネルとしている企業の需要予測を、「自社の実績」と「市場の動き」の両面から支援していきます。今後も外部データの活用領域を拡大しながら、「Deep Predictor」を現場の意思決定に役立つサービスとして磨き上げ、在庫の適正化と販売機会の最大化を通じて、企業の持続的な成長に貢献していくとしています。
Deep Predictorについて
AI需要予測・運用サービス「Deep Predictor(ディープ・プレディクター)」は、『あらゆる予測を、誰でも簡単に』をコンセプトとしたサービスです。専門知識を持たない現場担当者でも保有データを活用し、高精度な予測と意思決定を支援します。単なる予測にとどまらず、業務に直結するアウトプットを生成できる点が特長で、『定着する、現場のためのAI』として設計されています。
AI CROSS株式会社 会社概要
会社名:AI CROSS株式会社(証券コード:4476)
所在地:東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー 20F
代表者:代表取締役CEO 原田典子
設立:2015年3月
事業内容:スマートメッセージング事業、マーケティングソリューション事業、AIトランスフォーメーション事業
出典元:PR TIMES
