マイベスト調査、AI活用の買い物で49.3%が後悔・失敗を経験「情報誤り」が最多理由に

株式会社マイベストが、直近6ヶ月以内に買い物でAIを利用したことがある20〜50代の男女300人を対象に、「AI時代の買い物に関する調査」を実施したことを発表しました。
調査の概要
今回の調査は、インターネットによるアンケート形式で実施されました。調査対象は直近6ヶ月以内に買い物でAI(ChatGPT・Gemini・Copilot等)を活用した経験がある20〜50代の男女300人となっています。調査期間は2026年4月16日(木)から4月17日(金)までの2日間です。

主な調査結果のサマリー
調査の結果、以下のような重要なポイントが明らかになりました。まず、49.3%の人がAIで選んだ商品について後悔や失敗を経験していることがわかりました。その理由として最も多かったのはAIによる情報の誤りで、後悔・失敗したカテゴリでは「食品・飲料・サプリメント」が最多となっています。
また、60.6%が月に数回以上買い物でAIを利用しており、AIは「買い物の入口」として定着してきている様子が見られました。しかし一方で、「AIを完全に信頼して購入を決める」と回答した人はわずか8.3%にとどまっています。さらに、73.3%がAIの回答に不満や不安を感じた経験があることも判明しました。
AI信頼度についてカテゴリ別に見ると、最も高かったのは「家電・デジタル機器」で、最下位は「ベビー・キッズ用品」という結果になりました。また、AIを使った後に94.7%がさらに情報収集を行っており、「本当に自分に合っているか」を確かめたいというニーズが浮き彫りになっています。情報源の信頼度においてAIは最下位となり、「最終判断は自分でしたい」と答えた人は91.3%に達しました。
AIで選んで後悔・失敗した経験について
調査によると、49.3%の人がAIで選んで購入した後に後悔や失敗した経験があると回答しています。その理由として最も多かったのは「AIが推薦した商品の情報自体が間違っていた」で33.1%となりました。この結果から、AIは手軽である反面、推薦情報の正確性に課題があることがうかがえます。
後悔・失敗したカテゴリについては、「食品・飲料・サプリメント」が18.3%で最多となり、次いで「家電・デジタル機器」が15.0%、「日用品・生活雑貨」が12.7%という結果になりました。
AIの利用頻度と信頼度について
60.6%の人が月に数回以上買い物でAIを利用していることがわかり、AIは「買い物の入口」として定着してきていることが明らかになりました。買い物でAIを利用する理由として最も多かったのは「手軽に候補を絞れるから」で48.0%、次いで「検索するより早く答えが出るから」が45.7%、「多すぎる選択肢を整理してほしいから」が38.0%となっています。

しかし一方で、「完全に信頼して購入を決める」と回答した人はわずか8.3%にとどまり、71.0%が「参考にするが他の情報も必ず確認する」と回答しています。この結果から、AIの回答を参考にしつつも、完全には委ねられていない実態がうかがえます。
AIの回答に対する不満や不安
73.3%の人がAIの回答に不満や不安を感じたことがあると回答しています。その理由として最も多かったのは「最新情報かどうかわからなかった」で43.2%となりました。次いで「根拠や検証データが示されず信頼性が低かった」が36.8%、「なぜその商品が良いのか理由がわからなかった」が35.9%という結果になっています。

カテゴリ別のAI信頼度
「AIの提案をそのまま購入判断に使えるか」という質問に対して、「使える」と回答した割合が最も高かったのは「家電・デジタル機器」で63.3%でした。続いて「日用品・生活雑貨」が54.0%、「食品・飲料・サプリメント/スポーツ・アウトドア用品」が48.0%となっています。
反対に、「使えない」と回答した割合が最も多かったのは「ベビー・キッズ用品」で15.0%、次いで「ファッション・アパレル」が13.3%、「美容・コスメ」が12.3%という結果になりました。

AI利用後の情報収集行動
「AIだけで完結した」と答えた人はわずか5.3%にとどまり、94.7%の人が買い物でAIを活用した後にさらに情報収集を行っていることがわかりました。確認先として多かったのは「口コミ・レビューサイト」が55.0%、「商品比較サイト」が51.3%、「メーカー・ブランド公式サイト」が47.0%となっています。
情報を確認した理由としては、「本当に自分に合っているか確かめたかった」が55.6%で最も多く、「他の選択肢も見たかった」が46.5%、「AIの回答に根拠が感じられなかった」が31.3%と続いています。

情報源としての信頼度比較
買い物の情報源として各手段の信頼度を尋ねたところ、「信頼できる」と答えた人が最も多かったのは「メーカー・ブランドの公式サイト」で69.3%でした。次いで「専門家・編集部が実際に商品を検証・比較した商品比較サイト」が62.7%、「実際の購入者のレビュー・口コミサイト」が62.3%となっています。
一方、「AIチャット(ChatGPT・Gemini等)」は49.3%と全項目中最下位という結果になりました。

購入判断における自己決定意識
「最終的な購入判断をAIに委ねたい」と回答した人は8.7%にとどまり、91.3%が「自分で判断したい」と回答しています。AIに委ねたくない理由としては、「失敗したときに後悔したくないから」が41.2%、「AIが間違える可能性があると思うから」が35.4%、「自分の好みや状況はAIに完全には伝わらないと思うから」が38.7%と上位に挙げられました。

出典元:株式会社マイベスト調べ
