Yahoo!フリマとYahoo!オークション、AI活用で転売検知率90%へ向上 安全・安心への取り組みレポート公開

LINEヤフー株式会社が提供するフリマアプリ「Yahoo!フリマ」と日本最大級のネットオークションサービス「Yahoo!オークション」は、安全で安心な取引環境の維持・向上を目的とした最新の取り組みや実績をまとめた「安全・安心への取り組みレポート」を公開しました。
2026年上半期には、独自に策定された「転売対策ポリシー」により売り場環境の整備が強化された結果、ガイドライン違反による商品削除件数が過去最多となる17.4万件を記録したとのことです。また、画像類似AI技術の導入により、一部の転売対策対象商品における転売検知率は従来の2倍となる90%へと大幅に向上しています。さらに、出品時のリスク判定、取引中のメッセージ分析、補償審査の迅速化など、多様な場面においてAI技術が活用されています。AIによる自動検知と人による目視確認を組み合わせた監視体制の結果、トラブル遭遇率は「Yahoo!フリマ」で0.26%、「Yahoo!オークション」で0.10%と、引き続き低水準を維持しているとのことです。
取り組みの背景
「Yahoo!フリマ」と「Yahoo!オークション」は、リユースの楽しさを多くの利用者に体験してもらうために、「安全・安心に利用いただけるサービス」の実現を目指し、様々な取り組みを推進しています。
リユース市場の拡大や取引環境の変化に伴い、プラットフォームが対応すべき課題も多様化しています。「人や社会の安全を損なう出品物・行為」への対策に加えて、人気商品の高額転売や買い占め、不正手口の巧妙化など、新たな課題への対応も求められています。
今回公開されたレポートでは、こうした課題への対応として進められている独自のポリシー策定や、出品時・取引中・補償審査などにおけるAI技術の活用、補償制度などの安全対策について、トラブル遭遇率などの最新実績とともにまとめられています。
売り場の環境整備 独自の転売対策ポリシーとAIによる検知
安全で安心な売り場を維持するため、法令や社会情勢を踏まえたガイドラインの整備やパトロールが継続的に実施されています。2026年上半期においては、独自の「転売対策ポリシー」が策定・公開され、一貫した考え方のもとで対策が強化された結果、ガイドライン違反による商品削除件数は過去最多の17.4万件となりました。

特に市場や利用者への影響が大きい商品については、状況に応じて対象商品に指定し、対策が実施されています。今後も市場動向や社会情勢などを踏まえながら、必要に応じて対象商品の指定や対応を見直し、安全で安心な取引環境の維持に取り組んでいく方針とのことです。
さらに、公式サイトなどの基準画像と出品画像の類似度を判定する「画像類似AI」が導入されました。従来のテキスト検知(検知率46%)と比較して、検知率が90%へと大幅に向上し、違反出品の早期発見・削除が実現されています。

また今後は、非正規品や海賊版などの権利侵害が疑われる商品への対策強化に向けて、AIなどの技術を活用したパトロールの高度化や、「権利侵害対策ガイドライン」の策定が進められる予定です。
安全への取り組み 出品時・取引中におけるAI検知とパトロール連携
利用者がトラブルに遭うことを未然に防ぐため、出品時および取引中の双方でAIを活用した検知が行われています。
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出品時(商品ページAI)では、商品タイトルや説明文、画像などをAIが解析し、不正出品などのリスクをスコアリング検知します。専門のパトローラーへ迅速に連携し、早期措置が行われます。
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取引中(取引メッセージAI)では、取引メッセージをAIが分析し、取引トラブルの兆候を検知します。パトロールによる確認・対応につなげ、被害拡大の防止が図られます。
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2026年上半期のトラブル遭遇率(※)は、「Yahoo!フリマ」で0.26%、「Yahoo!オークション」で0.10%と、引き続き低水準を維持しています。AIによる検知とパトロールによる確認・対応を組み合わせるなど、不正やトラブルへの対策が強化され、安全で安心な取引環境の維持に取り組まれています。
※トラブル遭遇率:取引トラブルに関する事務局への問い合わせ数/全取引数
トラブルに遭遇した取引の割合を適切に把握するため、同一トラブルへの複数回の問い合わせは1件として集計されています。本レポートより算出方法が変更され、過去期間も同一基準で再集計されています。

安心への取り組み トラブル遭遇時の補償制度とAI補償審査
万一トラブルが発生した場合でも安心して利用できるよう、「商品満足サポート」や「事務局補償」など、状況に応じた手厚い補償制度が提供されています。
「商品に満足できなかった」場合にお見舞い申請ができる「商品満足サポート」においては、審査業務にAIが導入されています。AIが申請内容や商品情報を一次解析して確認ポイントなどを提示し、最終的な可否を専任スタッフが判断する体制が構築されています。
これにより、2026年8月時点で、審査完了までの平均日数は約0.7日(平均1日以内のお見舞い付与)、審査通過率は約93%と、迅速で安定したサポート水準が維持されているとのことです。

より安心・便利な取引に向けたサービス・機能のアップデート
利用者の声やニーズを反映し、サービスの信頼性を高める機能改善が継続されています。
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(Yahoo!フリマ)「他フリマ実績バッジ」の提供開始
他のフリマサービスでの取引実績を連携し、審査・確認を経てプロフィールなどに公式バッジが表示されます。新規の出品者でもこれまでの取引実績を信頼につなげることができます。
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(Yahoo!オークション)鑑定サービスの対象拡大
従来のトレーディングカードに加え、ファッション、アクセサリー・時計へと対象が拡大され、257ブランドの鑑定に対応しています。高額なブランド品なども安心して取引できる環境が整えられています。

「WOW Our Users!」をミッションに掲げるLINEヤフーが提供する「Yahoo!フリマ」および「Yahoo!オークション」は、今後も安全・安心への取り組みを通じて、ユーザーが快適にリユース体験を楽しめるサービスを目指すとともに、リユース市場全体の安全性・信頼性の向上をリードし、より多くの方が安心して参加できる循環型社会の実現に貢献していくとしています。
出典元:LINEヤフー株式会社
