Shopify、起業家による世界経済活動1.2兆ドル超を記録「The Entrepreneur Effect」最新データを公開

グローバルコマースプラットフォームを提供するShopify Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:馬場道生)が、起業が社会や経済に及ぼすインパクトを解析する「The Entrepreneur Effect」の最新調査結果を公表しました。この調査データにより、日本を含む世界各国において、起業家による経済的な貢献が拡大を続けていることが判明しています。
起業家は経済を下支えする重要な役割を担っており、そのインパクトは年々大きくなっています。同社が発表した最新のデータによれば、Shopifyのマーチャントおよびパートナーエコシステムが直近1年間で創出した世界規模の経済活動は1.2兆ドルを上回り、2022年との比較では110%の伸びを示しました。
さらに、Shopifyプラットフォームを活用する事業者は、直近1年間で全世界における約960万人分の雇用を下支えしており、その規模は2022年比で193%の増加を記録しました。2026年6月30日までの1年間では、Shopifyを活用する事業者の越境売上が681億ドルに到達し、事業者が国境を越えてグローバル市場の顧客へと販路を拡張していることが示されています。これらのデータは、起業によるインパクトが単一のビジネスの範囲にとどまることなく、雇用創出や経済活動の活性化、そして世界規模での顧客とのつながりへと波及していることを明らかにしています。

今回公表された「The Entrepreneur Effect」は、起業が社会や経済にもたらす影響の広がりを分析するための新しいグローバルデータプラットフォームとして開発されました。Shopifyのプラットフォームから得られるデータ、事業者および第三者機関による調査、経済的インパクトに関する分析を統合することで、より多くの人々がビジネスをスタートするためのツールや機会を手にすることで、どのような変革が起きているのかを明示しています。
「The Entrepreneur Effect」のさらなる分析データによれば、起業に至るまでのプロセスのみならず、ビジネスが拡大するスピードにも大きな変化が生じていることが確認されています。2025年には、約120万のストアがShopify上で初売上を達成しました。これは約26秒ごとに1ストアが誕生しているペースに相当します。2018年との比較では、Shopify上で初めて売上を計上した事業者の数は7倍に増加しており、起業の動きが加速度的に進んでいることがわかります。現在では、ECやAIテクノロジーの発展によって、起業家はビジネスの立ち上げや運営、顧客へのアプローチにおいて新しい選択肢を得られるようになっており、従来ハードルとされていたスキル、時間、コスト、地理的制約といった起業に伴う障壁が低減されつつあります。
Shopify Presidentのコメント
Shopify PresidentのHarley Finkelstein氏は、次のようにコメントしています。
「起業とは、挑戦する意欲と、自ら行動を起こす力が結びつくことで生まれるものです。これほど多くの地域で、これほどのスピードと成功を伴って起業が広がる動きは、かつてありませんでした。コマースの未来は、まさに今、形づくられています」
日本国内における起業の波及効果
日本国内においても、起業がもたらす波及効果は顕著に現れています。2025年7月から2026年6月までの1年間において、Shopifyを利用する日本国内事業者が創出した経済活動の総額は3.4兆円に達しました。これは1時間当たり約3億8,400万円に相当し、2022年との比較では172%の増加となっています。

加えて、約15万2000人の雇用を支援しており、これも2022年比で173%の増加を記録しています。

さらに、日本の事業者による越境売上額は2022年から164%増加しています。地方に拠点を置く事業者の越境売上額も2019年の4.4倍に拡大しており、起業家が地域の枠組みを超えて、国内外の顧客へとリーチを拡大していることが確認できます。
テクノロジーが起業の障壁を下げる
テクノロジーの進化により、アイデアを現実化し、ビジネスをスタートさせるために求められる時間、スキル、リソースは少なくなりつつあります。
- 調査対象となったShopifyマーチャントの78%が、自らの手でShopifyストアを構築しています。
- ストアの41%が、わずか1商品のみでビジネスをスタートしています。
- 2025年にShopifyマーチャントがインストールしたアプリは2,100万件に達し、2024年から19.5%増加しています。
- 2022年との比較において、登録から1日以内に初売上を達成するストアが43%増加しています。
- Sidekickによるオンボーディング支援を活用することで、15日以内に5件の注文を達成する新規ストアの割合が8%向上しています。
AIは起業家の可能性を広げる
AIツールの活用により、小規模なチームであっても、従来は専門家のサポートを必要としていた業務に取り組みやすくなっています。また、AIを活用した商品発見機能の普及によって、起業家と顧客をつなぐ新しい接点も創出されています。
- 2026年4月から6月において、AI経由のセッションは自然検索と比べてコンバージョン率が80%高い結果となっています。
- AI経由の注文は、同期間における平均注文額が14%高くなっています。
- AI経由では、その他のチャネルと比べて新規顧客からの注文数が約2倍となっています。
- AI経由の売上の75%は、Shopifyの上位100商品カテゴリー以外の商品を取り扱うマーチャントから発生しています。
起業の機会はさらに広がる
デジタルコマースの普及により、起業家は身近な地域のみならず、より広範な市場の顧客へアクセスできるようになり、あらゆる規模のビジネスチャンスが生まれています。
- 2025年には1億8,600万人がShopifyを利用するストアで初めて商品を購入しました。これは1秒当たり約6人に相当します。
- 2025年、Shopifyマーチャントによる売上は平均して1日当たり10億ドル超を記録しています。
- 2025年、Shopifyマーチャントは重複を除いた10億件の配送先へ商品を配送しています。
- 地方の事業者の越境売上は6年間で342%増加し、2019年の6億5,500万ドルから2025年には29億ドルへ拡大しています。
調査概要
「The Entrepreneur Effect」は、Shopifyの集計済みプラットフォームデータ、マーチャント調査、第三者調査、経済的インパクトに関する分析を組み合わせて構成されています。データによって対象期間は異なります。経済活動および雇用支援に関するデータは2025年7月1日から2026年6月30日までが対象で、越境売上額についても同期間を対象としています。AI経由の流入に関するデータは2026年4月から6月までを対象としています。
経済的インパクトの推計には、Shopifyマーチャントおよびパートナーの活動と、OECDのグローバルサプライチェーンデータをベースにした標準的な産業連関分析の枠組みが使用されています。
出典元:Shopify Japan株式会社
