SHARE:

CellidとメガネトップがARグラス製品化で業務提携、2026年10月クラウドファンディング開始へ

CellidとメガネトップがARグラス製品化で業務提携、2026年10月クラウドファンディング開始へ

ARグラス向けディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を手がけるCellid株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白神 賢)は、株式会社メガネトップ(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:冨澤 昌宏)と業務提携契約を締結したことを発表しました。この提携により、メガネトップの自社ブランドとしてARグラスの製品開発および市場への展開を推進していくとのことです。

ARグラスの市場展開で両社が連携

メガネトップは現在、ARグラスの市場展開を積極的に進めています。今回の業務提携においては、Cellidがこれまで蓄積してきたARグラス技術によって開発面をサポートし、メガネトップが持つ商品開発・販売のノウハウと販売ネットワークを活用することで、ARグラスの商品開発から市場投入まで一貫して取り組む体制を構築します。

開発される製品については、2026年10月23日からクラウドファンディングプラットフォームのグリーンファンディングにおいて先行予約の受付を開始する予定です。その後、メガネトップが全国展開している「眼鏡市場」をはじめとする店舗ネットワークを活用した販売を通じて、幅広い消費者層への普及を目指すとしています。

両社の強みを組み合わせた製品開発

この協業では、Cellidが保有するARグラスに必要な光学技術やハードウェア技術、製品設計に関するノウハウを提供します。一方、メガネトップは長年にわたり培ってきたメガネの商品開発および販売に関する知見と販売インフラを活用します。両社の強みを融合させることで、ARグラスをより身近なアイウェアとして一般の生活者に届け、市場での普及を実現していく方針です。

ARグラス普及に必要な要素とは

ARグラスを広く普及させるためには、ディスプレイ技術や光学系といった基盤となる技術だけでは不十分です。メガネとしての快適な装着感やデザインの美しさ、日常生活において使いやすい製品設計、そして安定した品質で継続的に供給可能な量産体制など、多岐にわたる要素を高いレベルで実現することが必要とされています。

Cellidはこれまで、独自に開発した光学技術を核として、ARグラス用ディスプレイおよびARグラス本体の研究開発・ハードウェア開発に注力してきました。今回の提携では、Cellidが持つ開発力および技術力に、メガネトップが蓄積してきた商品開発の知見と全国規模の販売基盤を掛け合わせることで、メガネブランドによるARグラスの製品化を実現する計画です。

AR技術とメガネ業界の知見を融合

メガネは長い歴史の中で、生活者の日常に寄り添ってきた身近なアイウェアとして定着しています。Cellidは、ARグラスが一部の技術に精通したユーザーだけのものではなく、より幅広い生活者が日常的に使用するアイウェアとして普及していくためには、AR技術とメガネ業界が持つ知見を融合させることが極めて重要であると考えています。

今後の事業展開について

Cellidは今後も、ARグラスの小型化・高性能化・装着性の向上に向けた研究開発活動を継続するとともに、量産化を実現するための技術の高度化を推進していきます。また、パートナー企業との連携を通じて、多様な市場への展開を促進していく方針です。今回のメガネトップとの協業を通じて、ARグラスをより身近なアイウェアとして生活者に提供し、市場の形成および社会実装の加速に貢献していくとしています。

Cellid株式会社 代表取締役 白神 賢氏のコメント

「ARグラスを普及させるには、優れた技術を開発するだけではなく、それを実際の商品として市場に提供し、生活者に使っていただくことが重要になります。今回、メガネトップ様のARグラス市場への参入において、Cellidが積み重ねてきたARグラスの開発力と、総合的な技術力をご活用いただけることを大変嬉しく思っております。

メガネトップ様が持つメガネ業界での豊富な経験と量産体制を支える販売基盤に、Cellidが培ってきたARグラス技術を組み合わせることで、ARグラスの社会実装を一歩前に進めることができると考えています。Cellidは今後も、ARグラスを市場に提供するための技術パートナーとして、さまざまな企業との協業を通じてARグラス市場の拡大に貢献してまいります。」

株式会社メガネトップ 代表取締役社長 冨澤 昌宏氏のコメント

「今回のCellid様との業務提携は、ARグラスをより多くの生活者に身近なアイウェアとしてお届けし、その可能性をさらに広げていくための重要な一歩と考えております。Cellid様が培ってこられたARグラスの光学技術・ハードウェア技術と、当社が長年培ってきたメガネの商品開発・販売のノウハウを掛け合わせることで、ARグラスならではの機能性と、メガネとしての装着性やデザイン性を両立した製品の実現を目指してまいります。

ARグラスは、今後のアイウェアのあり方を大きく変える可能性を持つデバイスです。当社はCellid様とともに、ARグラスを一部の先進的なユーザーだけのものではなく、より幅広い生活者が日常的に使えるアイウェアへと進化させ、次世代のアイウェア市場創出に取り組んでまいります。」

Cellid株式会社について

Cellidは、次世代デバイスであるARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を中核とする事業を展開しています。ARグラス用ディスプレイとして、最先端の光学シースルーディスプレイ方式であるウェイブガイド(DOE方式)を製造しています。

Cellid独自の光学シミュレーション技術と生産技術により、一般的なメガネレンズと同等の薄さと軽さ、鮮明な画像表示、ウェイブガイドとして世界最大級の広視野角を実現したディスプレイモジュール製品を展開しています。また、Cellid SLAMをはじめとする空間認識ソフトウェア技術を用いた産業別ソリューションの開発・提供も行っています。

ARディスプレイのハードウェア技術と、現実世界の空間認識ソフトウェア技術を連携させ、現実世界とデジタル世界の融合「Blending the Physical and Digital Worlds」を促進し、より人間に身近で格段に便利な情報ツールの実現を主導していくとしています。

株式会社メガネトップ 会社概要

所在地:静岡市葵区伝馬町8番地の6

代表者:代表取締役社長 冨澤 昌宏

設立年月:1980年5月

資本金:1億円(2026年3月末)

事業内容:メガネ、コンタクトレンズ、補聴器の販売、その他関連商品の販売

店舗数:国内1,036店舗、海外35店舗(2026年3月末)

従業員数:5,500人(2026年3月末)

出典元:Cellid株式会社

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
あなたへのおすすめ