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ミドル価格帯で機会損失が最多に―アパレル本部・現場調査で判明、株式会社ハイクリ調査結果

ミドル価格帯で機会損失が最多に―アパレル本部・現場調査で判明、株式会社ハイクリ調査結果

アパレル・EC業界向けのインフラ構築を目指す株式会社ハイクリ(本社:東京都中野区中央、代表取締役:兼松洋輔)が、アパレル業界の本部側および現場側を対象に実施した調査により、ミドル価格帯において機会損失等の経験率が最も高いことが明らかになりました。

今回の調査では、MD・バイヤー・デザイナーなど本部側96名と、販売スタッフ・店長など現場側279名を対象に、それぞれ異なる視点から調査が行われ、担当ブランドの価格帯という共通の軸でクロス集計が実施されました。その結果、本部・現場の双方で「ミドル/百貨店・駅ビル系」価格帯における機会損失等の経験率が最も高く、本部側で78.1%、現場側で81.4%に達していることが判明しました。

調査実施の背景と目的

アパレル業界においては、本部と店舗がそれぞれ販売状況や在庫状況を把握しながら日々の業務を遂行していますが、立場が異なることで見えている課題も異なります。

そこで同社は、これまでに実施してきた本部側・現場側それぞれの調査データを、担当ブランドの「価格帯」という共通の軸を用いてクロス集計を行いました。

異なる立場、異なる設問によって得られたデータを比較分析することで、機会損失等の経験がどの価格帯において多く発生しているのか、また本部と現場で共通する傾向が存在するのかを明らかにすることを目的としています。

調査結果の概要

今回の調査から得られた主要な結果は以下の通りです。

  • 本部側:「ミドル/百貨店・駅ビル系」を担当する担当者の78.1%が、「利益毀損または機会損失」を経験していることが判明しました
  • 現場側:「ミドル」価格帯の店舗に勤務するスタッフの81.4%が、「機会損失または競合・ECへの顧客流出」を経験していることが判明しました
  • 本部側・現場側の両方において、ミドル価格帯の経験率が3つの価格帯の中で最も高い結果となりました
  • 異なる立場・異なる設問であっても、ミドル価格帯で売り逃しにつながる課題が共通して顕在化していることが明らかになりました

本部側の調査結果詳細:ミドル価格帯で78.1%が経験

本部側調査結果

MD・バイヤーをはじめとする本部側の回答者を担当ブランドの価格帯別に分析したところ、「ミドル/百貨店・駅ビル系」を担当する担当者の78.1%が、「利益毀損または機会損失」を経験していました。

この数値は、「ラグジュアリー/ハイエンド」の70.6%、「低価格/プチプラ・量販店」の75.0%を上回っており、3つの価格帯の中で最も高い経験率となっています。

現場側の調査結果詳細:ミドル価格帯で81.4%が経験

現場側調査結果

販売スタッフ・店長などの現場側の回答者を勤務先ブランドの価格帯別に分析した結果、「ミドル」価格帯の店舗に勤務するスタッフの81.4%が、「欲しい商品がなく購入を諦められた経験」もしくは「競合店・ECサイトへの顧客流出」のいずれかを経験していることがわかりました。

こちらも「ラグジュアリー」の66.7%、「低価格・SPA」の66.0%を上回る結果となっており、現場側においてもミドル価格帯の経験率が最も高くなっています。

ミドル価格帯における機会損失を本部・現場で比較

ミドル価格帯の機会損失比較

本部側と現場側では、調査対象者も設問内容も異なる別々の調査が実施されています。

しかしながら、担当ブランドの価格帯を共通軸として比較分析を行ったところ、本部側・現場側の双方において「ミドル価格帯」の経験率が最も高い結果となりました。

本部側では78.1%、現場側では81.4%と、いずれも他の価格帯を大きく上回っています。

本部側では「利益毀損または機会損失」、現場側では「機会損失または競合・ECへの顧客流出」と、調査で捉えている事象は異なっていますが、売り逃しにつながる課題がミドル価格帯において共通して顕在化していることが見て取れます。

現場から寄せられたリアルな声

調査の自由回答からは、以下のような現場のリアルな声が寄せられています。

「本部は店のことがわかっていない。」

「本部と店舗で必要な在庫量の認識にズレがあるのでそれが少なくなるとよい。」

「売れ筋商品の集約を適時適量できれば販売しやすくなる。」

「勘に頼らない正確な売れ筋商品の発注精度の向上です。」

「本部及び他店舗の在庫がすぐにわかれば、接客する際に商品をすすめやすくなる。」

これらの声からは、本部と現場の間での情報共有や在庫管理における課題が浮き彫りになっています。

調査の概要

調査名称

あなたのお仕事に関するアンケート・アパレル企業の販売員としてご活躍の皆様へ

調査実施期間

2026年7月7日から2026年7月20日

調査手法

インターネット調査(モニターパネル)

調査対象者

(本部側)アパレル販売職以外に従事する会社員のうち、MD・バイヤー・デザイナー・生産管理・VMD・経営層/事業責任者のいずれかに該当する回答者

(現場側)アパレル店舗に勤務し、販売スタッフ・副店長・店長・エリアマネージャーのいずれかに該当する回答者

有効回答数

(本部側)96名(全体回収数171名のうち、上記対象職種に該当する回答者を集計対象)

(現場側)279名(全体回収数323名のうち、上記対象職種に該当する回答者を集計対象)

調査実施主体

株式会社ハイクリ

アパレル在庫管理・需要予測AIエージェントVestory(ベストリー)について

Vestory

Vestory(ベストリー)は、株式会社ハイクリが提供する、ファッション・アパレル業界向けの在庫管理・需要予測AI SaaSです。

需要予測AIを活用し、SKU別の販売見通しに基づいた発注判断と在庫管理を支援することにより、在庫運用の最適化と売上向上を後押しします。

株式会社ハイクリの会社概要

会社名:株式会社ハイクリ

所在地:東京都中野区中央4丁目4-2ヘリオス6新中野4階

代表者:代表取締役 兼松洋輔

設立:2024年5月

資本金:約3,800万円(資本準備金含む)

事業内容:ファッション業界向けAIサービス事業、AIシステム受託開発事業

出典元:株式会社ハイクリ

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