
株式会社スイッチメディア(本社:東京都港区、代表取締役社長:高山俊治)は、AI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」および「TVAL(ティーバル)」の開発・運営を手がける企業として、デジタル広告運用の内製化を支援するサービス「In-House Drive」において、新たなツール「インハウス化ROIシミュレーター」の提供を開始したことを発表しました。
今回のツールは、2026年5月にリリースされた「インハウス化ロードマップ診断」、同年6月に提供が開始された「In-House Drive 実践トレーニングプログラム」に続く、「In-House Drive Tools」シリーズの第3弾となります。同社では、内製化の各段階で必要となる機能やツールを同シリーズとして体系的に展開することで、広告主企業におけるデジタル広告運用の自走化を包括的にサポートしていく方針を示しています。
インハウス化ROIシミュレーターの概要
「インハウス化ROIシミュレーター」は、現在デジタル広告運用を広告代理店へ委託している企業が、自社での運用体制へ移行(インハウス化)した際のコスト削減効果と投資の回収時期を試算できるツールです。
内製化を検討する際の障壁として、「本当に投資に見合う効果が得られるのか」という懸念があります。このツールでは、現在の広告代理店に支払っているコストと、内製化後のコスト構造を比較し、投資回収の時期や累積的なコスト削減効果をグラフで可視化します。これにより、経営層への説明資料や社内稟議に必要となる「数字に基づく根拠」を提供し、内製化に関する意思決定を支援する仕組みとなっています。
ツール提供の背景
広告代理店を経由した広告運用では、媒体費に加えて広告代理店への手数料(一般的に媒体費の20~30%)が上乗せされる構造となっています。内製化によってこの手数料は不要となる一方で、運用を担当する人材の人件費やツールの利用料といった新たなコストが発生することになります。
この損益分岐点は、各企業の媒体費の規模や手数料率、移行のペースによって大きく異なるため、一律の判断を行うことは困難です。このツールでは、個々の企業ごとの条件を入力し、対話的にシミュレーションを実施することで、自社固有のROI(投資対効果)を即座に把握することが可能になるとしています。
インハウス化ROIシミュレーターの主な特徴
1. 条件入力に応じたリアルタイム再計算
現在の媒体費や広告代理店の手数料率、ツールの利用料や運用人件費などの内製化に伴うコスト、段階的な内製化率の推移といった条件を入力すると、結果がリアルタイムで算出される仕組みとなっています。
2. 柔軟な費目設定と試算期間の選択
費目については月定額、媒体費連動、初回一括など、柔軟に追加することができます。試算期間は12~60か月から選択可能で、短期的な回収と中長期的な効果の両面から検討することが可能です。
3. 社内稟議・経営会議にそのまま活用できる出力形式
シミュレーション結果は、PowerPoint、PDF、PNG、CSVの各形式で出力できるため、試算結果をそのまま社内稟議資料や経営会議での説明資料として活用することができます。
4. 楽観・標準・悲観の3シナリオでリスクも可視化
「投資回収の見通し」グラフでは、毎月の収支と累積差額から投資回収の時期を確認でき、「コスト削減内訳」表では削減額の根拠を費目単位で確認することができます。さらに「ROAS変動シナリオ」グラフでは、内製化後に広告効率(ROAS)が変動した場合の影響を、楽観・標準・悲観の3つのシナリオで試算します。「うまくいった前提の数字だけでは判断できない」という声に応え、悪化ケースを織り込んだ試算により、現実的な投資判断を支援するとしています。

In-House Drive Toolsシリーズについて
スイッチメディアでは、内製化に必要な機能やツールを「In-House Drive Tools」として体系的にシリーズ展開しています。今後も、内製化の各段階に対応するツールや支援を順次提供していく予定です。
- インハウス化ロードマップ診断:内製化の停滞要因と現在地を可視化するWeb診断ツール(2026年5月提供開始)
- In-House Drive 実践トレーニングプログラム:3か月間の伴走型育成プログラム(2026年6月提供開始)
- インハウス化ROIシミュレーター:広告代理店委託との比較で内製化のコストメリットを可視化する試算ツール(今回のリリース)
スイッチメディアについて

株式会社スイッチメディアは、テレビCMとデジタル広告の出稿データを統一指標で一元管理し、過去比較やブランド横断分析を通じてメディア予算配分を支援するAI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」の開発・運営を行っています。また、デジタル広告運用の内製化を支援する「In-House Drive」の提供、さらに国内最大規模のテレビ視聴パネルから取得したテレビCM接触データとインテージ社の購買データ(SCI®)をシングルソースで連携させ、テレビCMの売上効果を分析する「TVAL」の開発・運営を手がけています。
会社概要
社名: 株式会社スイッチメディア
代表者: 代表取締役社長 高山俊治
事業内容: AI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」、デジタル広告運用のインハウス化支援「In-House Drive」の提供。「TVAL」および現在放送中のテレビ番組視聴率がわかる「TVAL now」の開発・提供。
出典元:株式会社スイッチメディア














