
株式会社いつも(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂本 守)は、TikTok Shop専用の物流センターを東日本(千葉県野田市)および西日本(兵庫県西宮市)に新たに開設したことを発表しました。
この東西2拠点の稼働開始により、合計で月間約35万件の出荷が可能な体制が整備されました。
同社では、これまでに累計30万点を超えるTikTok Shop出荷実績を通じて蓄積した運用ノウハウと、周辺拠点を活用した独自のドミナント戦略を組み合わせることで、ライブコマース特有の「突発的な大量受注(波動)」にも対応できる、遅延や事故のない高品質な物流インフラの提供を実現するとしています。
開設の背景:急拡大するTikTok Shop市場への対応と物流品質におけるセラーの課題を解決
同社が提供するTikTok Shop特化型フルフィルメント支援サービス「いつロジ for TikTok Shop」は、近年のTikTok Shop市場の急激な拡大を背景として、取扱出荷件数が大幅に増加しています。多数のブランド・メーカーからの依頼が増加する中で、既存拠点の受託能力が逼迫しつつあったため、今後のさらなる成長と支援体制の強化に向けて、新たな物流拠点の開設が必要不可欠な状況となっていたとのことです。
また、TikTok Shop特有の課題として、ショート動画の拡散(バズ)やライブ配信の成功により、わずか数時間で通常の数十倍から数百倍もの注文が殺到するケースが珍しくないとされています。
しかしながら、一般的な物流倉庫ではこのような「突発的な波動」に人員や資材の確保が追いつかず、出荷遅延や誤出荷(出荷事故)が発生しやすいという構造的な課題がありました。配送遅延はプラットフォーム上でのペナルティやアカウント評価の低下に直結するため、事業者が「売るためのプロモーション」をセーブせざるを得ない事態も起きています。
同社は、急速に伸びるTikTok Shop需要の受け皿となり、かつ大規模な売上波動にも遅延なく耐えうる強固な物流インフラを提供するため、今回の東西新センター開設に至ったと説明しています。

新設した東西センター(千葉県野田市・兵庫県西宮市)の強力なインフラと特長
「いつロジ」は、累計30万点を超える出荷実績から得たデータと経験則をもとに、波動対応と高品質を両立する以下の運用体制を構築しました。両拠点の稼働により、東西合計約35万件の安定出荷を実現するとのことです。
(1)ドミナント戦略による「柔軟なレイバーコントロール(人員配置)」
東(千葉県野田市)と西(兵庫県西宮市)のメインセンターに加えて、その周辺に複数の拠点を構えるドミナント戦略を採用しています。突発的な大量注文が発生した際も、近隣拠点から迅速にスタッフを応援配置できるため、リードタイムを落とすことなく即日から翌日出荷を維持することができます。
(2)出荷事故を極限まで解消した「徹底的な品質管理」
TikTok Shopの受注データ構造に合わせた独自の作業対応・出荷体制を構築しています。これまでの膨大な出荷ノウハウをもとにオペレーションを最適化することで、波動時でも誤出荷などの物流事故を極限まで解消し、セラーのアカウント健全性を守り抜くとしています。
(3)ライブコマースに不可欠な「細かな付帯作業」への対応力
ノベルティ(おまけ)の同梱、特別なギフトラッピングへの対応、メッセージカードの封入など、顧客体験(CX)を向上させるための細かな付帯作業にも柔軟に対応します。単なる「倉庫」ではなく、ブランド価値を高める「マーケティング拠点」として機能するとのことです。


センター詳細
| 項目 | 関東拠点 | 関西拠点 |
| 名称 | いつロジ 野田フルフィルメントセンター | いつロジ 西宮フルフィルメントセンター |
| 所在地 | 千葉県野田市 [首都圏中央連絡自動車道「五霞IC」約12km] | 兵庫県西宮市 [阪神高速5号湾岸線鳴尾浜出入口まで900m] |
| 構造/面積 | S造 5階建(4・5F部分)高床式2フロア倉庫 / 12561m2(3,800坪) | 鉄骨鉄筋コンクリート造 5階建 高床 / 27,688m2(8,376坪) |
| 出荷能力 | 月間15万件 | 月間20万件 |
| 稼働予定 | 2026年4月より順次稼働中 | 2026年4月より順次稼働中 |
顧客ニーズに合わせた最適な拠点提案と、将来の拡張性を見据えた強固なBCP体制
事業者の商材特性や主要な配送エリア、出荷規模などの要望を丁寧にヒアリングしたうえで、最も適した物流センターを提案するとしています。
また、急拡大を続けるTikTok Shop市場の成長を見据えて、今回の東西2拠点にとどまらず、今後も順次物流センターを全国へ増設していく展望を描いています。これらの拠点分散は、大規模災害などに対する強力なBCP対策(事業継続計画)としても機能し、予期せぬトラブルによる販売機会の損失(機会ロス)を未然に防ぎ、事業者の安定した事業成長を支え続けるとのことです。
同社のTikTok Shop支援について
同社はTikTok Shopの総合支援として、店舗運用からクリエイターマーケティングまでを包括的に支援するサービスをブランド・メーカーに提供しています。また、同社グループ会社であるピースクリエイションでは、多様なクリエイターと提携し、ショートムービーおよびライブコマースを通じて商品の売上創出を支援するサービスをブランド・メーカーに展開しています。
主な支援内容
- ショップ立ち上げ — アカウント作成、商品登録など、立ち上げに関わる全体サポート
- ブランド企画 — SNS上を中心としたブランド設計の企画・運営
- 事業戦略設計 — KPI管理/MD・価格設計含む戦略と計画の策定
- インフルエンサーサポート — アサイン、コンテンツ統制、ライブコマース企画・運営
- コンテンツ制作・クリエイター連携 — 自社コンテンツ作成からコンテンツの制作管理
- フルフィルメント — 配送からカスタマーサポートまで一気通貫で支援

株式会社いつもについて
同社は「Eコマースで日本の未来をリードする」をミッションに掲げ、ブランド・メーカーへのEコマース事業総合支援・D2CおよびEコマースプラットフォーム運営を行う会社です。「人」と「テクノロジー」を組み合わせ卓越した「Eコマースで売るチカラ」で法人向け・消費者向け双方へのビジネスを展開しています。
出典元:株式会社いつも














