クリアファイル利用実態調査、59%が使用し約半数が企業のオリジナルデザインに好印象

株式会社NEXER Groupと総合印刷会社「印刷屋さんドットコム」が共同で実施した「クリアファイルの利用実態と印刷物への意識に関するアンケート」の結果が明らかになりました。全国の男女500名を対象に行われた調査により、クリアファイルの使用状況や選び方、企業からのノベルティに対する印象などが浮き彫りになっています。

身近だからこそ意識されにくいクリアファイル

会社で配布されたもの、学校で受け取ったもの、店舗の特典として手に入れたもの。クリアファイルは私たちの暮らしに深く浸透している文房具です。あまりにも身近な存在であるため、どういったものを選ぶべきかについて改めて考える機会は少ないのが実情でしょう。

今回の調査は、2026年6月30日から7月3日にかけて、インターネットでのアンケート形式で実施されました。全国の男女を対象に500サンプルの有効回答が得られており、クリアファイルの使用実態から理想的な製品像まで、8つの質問項目で詳しく調べられています。

約6割がクリアファイルを使用していることが判明

まず、クリアファイルの使用経験に関する調査結果を見てみましょう。

調査の結果、「よく使っている」との回答が31.2%、「ときどき使っている」が27.8%となり、合計で59.0%の人がクリアファイルを使用していることが明らかになりました。

その一方で、「ほとんど使っていない」は17.8%、「使ったことがない」は23.2%という結果でした。

日常的に活用している方は約6割に達しており、クリアファイルは「なんとなく手元にあるもの」という存在ではなく、多くの方が実際に使用している身近な道具だということがわかります。

6割以上が自宅での書類整理・保管に使用

クリアファイルを使用したことがある方に対して、主な使用シーンについて尋ねられました。

最も多かった回答は「自宅での日常的な書類整理・保管」で60.4%でした。

続いて「仕事・ビジネス(書類整理など)」が54.9%、「旅行やお出かけ時のチケット・書類の持ち運び」が16.1%という結果になりました。

その他には、「学校・学習(プリントや資料の整理)」が15.9%、「イベント・推し活(グッズ・ノベルティ)」が4.7%、「その他」が2.3%となっています。

自宅での書類管理や職場での使用が上位を占めており、クリアファイルは日常生活とビジネスシーンの両方で幅広く利用されていることがわかります。

また、チケットや書類の持ち運び、学校のプリント管理などにも使われており、保管するだけでなく、必要な書類をまとめて携帯する道具としても機能しているようです。

選ぶ際に最も重視されるのは「サイズ・形状」

クリアファイルを選ぶ際に、最も重視するポイントは何かについても調査が行われました。

最も多かった回答は「サイズ・形状」で33.9%でした。

次に「価格」が29.4%、「厚さ・素材の丈夫さ」が19.0%と続いています。

クリアファイルは書類を収納して使用する道具であるため、使用目的に適したサイズや形状を重視する方が多いことがわかります。また、価格や耐久性も上位に入っており、日常的に使用するものだからこそ、使い勝手とコストパフォーマンスのバランスを考慮して選ばれていることがうかがえます。

それぞれの回答理由についても調査が行われており、一部が紹介されています。

「サイズ・形状」を選んだ方からは以下のような意見がありました。

  • A4が入れば十分である(20代・男性)
  • 使い勝手が良くないと意味がないため、使いやすそうなものを選ぶ(30代・女性)
  • 小さいサイズから大きいサイズまで使い分けている(40代・女性)

「価格」を選んだ方からは以下のような意見が寄せられました。

  • 価格が安くても丈夫で良いものはあるから(20代・男性)
  • 基本使い捨てなので(20代・女性)
  • 品質に大きな差がなければ価格を重視するから(30代・男性)

「厚さ・素材の丈夫さ」を選んだ方からは以下のような意見がありました。

  • 大事な書類を入れるから(20代・男性)
  • 丈夫であれば何度も繰り返し使えるから(20代・女性)
  • ヨレヨレだと不安(30代・女性)

「サイズ・形状」を選んだ方からは、収納する書類に合うことや使いやすさを重視する声が聞かれました。一方、「価格」を重視する方からは、消耗品として安価に済ませたいという実用的な理由が見られます。

「厚さ・素材の丈夫さ」を選んだ方は、大切な書類を保護したい、長期間繰り返し使用したいという意識が強いようです。

企業のオリジナルクリアファイルに約半数が好印象

オリジナルデザインや印刷が施されたクリアファイルを企業・団体から受け取った際に、その企業・団体に対してどのような印象を持つかについても質問されました。

最も多かったのは「特に印象は変わらないと思う」で47.9%でした。

一方で、「覚えやすく印象に残ると思う」が31.3%、「センスがいいと思う」が9.4%、「好感度が上がると思う」が8.3%となっています。これらの肯定的な印象を合計すると49.0%となり、「特に印象は変わらない」とほぼ同じ割合となりました。

「ややマイナスの印象を持つと思う」は3.1%にとどまっています。

オリジナルデザインのクリアファイルは、企業や団体への印象を大きく損ねることは少なく、約半数の方には印象に残る、好感度が上がるなど、肯定的に受け止められる可能性があることがわかります。

約4割が何らかの不満を感じている

クリアファイルに感じる不満があるかについても調査されました。

最も多かった回答は「特に不満はない」で57.0%でした。一方で、43.0%の方は何らかの不満を感じていることがわかります。

不満の中で最も多かったのは「すぐに傷む・折れてしまう」で26.0%でした。次いで「サイズが合わない」が5.7%、「ポケットが少ない・使いにくい」が4.2%と続きました。

クリアファイルは書類を保管・持ち運びするための道具であるため、耐久性を気にする方が一定数いるようです。大切な書類を収納するものだからこそ、ヨレにくさや折れにくさは、使いやすさを左右する重要なポイントといえます。

理想のクリアファイルには「丈夫で長持ちする素材」が最多

理想のクリアファイルとして重視したいポイントについても質問が行われました。

最も多かった回答は「丈夫で長持ちする素材」で46.9%でした。次いで「手ごろな価格」が44.3%、「ちょうどよいサイズ・形状」が35.9%、「収納力・機能性の高さ」が20.1%と続きました。

先述の不満点では、「すぐに傷む・折れてしまう」が26.0%で最も多く挙がっていました。

この結果と合わせて考えると、破損しにくく長期間使用できることを求める方が多いことがわかります。

また、「手ごろな価格」も4割を超えており、耐久性だけでなく、日常的に使いやすい価格であることも重視されているようです。

オリジナルデザインが手軽に作れるなら推し活や贈り物に活用したいとの声

最後に、オリジナルデザインのクリアファイルが手軽に・安価に作成できるとしたら、どのような場面で活用したいかについて質問が行われ、一部が紹介されています。

以下のような回答がありました。

  • 推しの顔を入れたい(20代・女性)
  • イベントに持っていく時に活用したい(20代・女性)
  • 自分の好きなキャラを作りたい(30代・女性)
  • 子供の作品をしまうケース(30代・女性)
  • 企業の展示会での配布物に活用したい(30代・男性)
  • 高齢の親に物が分かりやすいように大きい文字や色でデザインして活用したい(40代・男性)

推し活やイベント、好きなキャラクターを使用したデザインなど、趣味の場面で活用したいという意見が見られました。また、子どもの作品管理や高齢の親のための見やすいデザイン、企業の展示会での配布物など、実用面での活用を考える声もあります。

オリジナルクリアファイルは、個人の楽しみだけでなく、整理・配布・案内といった目的にも使いやすいアイテムといえそうです。

まとめ

今回の調査では、約6割の方がクリアファイルを使用していると回答し、自宅での書類管理や仕事・ビジネスの場面で多く活用されていることが明らかになりました。選択する際に重視されているのは、サイズ・形状、価格、耐久性など、実用性に関わる要素です。

また、不満のトップは「すぐに傷む・折れてしまう」で、理想として「丈夫で長持ちする素材」を求める声が最も多く挙がりました。さらに、企業から受け取るオリジナルデザインには約半数が好印象を抱いています。

クリアファイルを選ぶ際は、価格やサイズだけでなく、耐久性やデザインにも注目してみると、より満足度の高い一枚を選びやすくなるのではないでしょうか。

出典元:株式会社NEXER Group・印刷屋さんドットコム

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