株式会社セブン-イレブン・ジャパン(代表取締役社長:阿久津知洋)、株式会社電通(代表取締役社長執行役員:松本千里)、株式会社サイバーエージェント(代表取締役社長:山内隆裕)の3社は、リテールメディア事業における成長と発展を目指し、3社による共同出資で合弁会社「株式会社セブン-イレブン・アドコネクト」を設立することに合意したと発表しました。事業開始は2026年9月1日が予定されています。

合弁会社設立に至った背景と狙い

セブン-イレブン、電通、サイバーエージェントの3社は、国内におけるリテールメディア市場の拡大を背景として、広告主、加盟店オーナー、顧客、小売企業それぞれに対して価値提供が可能な新たな広告サービスを構築するため、協議を重ねてきたとのことです。

3社はこれまでも協業を推進しており、セブン-イレブンが持つ約22,000店舗(26年5月末時点)と約2,800万人(同時点)のセブン-イレブンアプリ会員という強固な顧客接点を基盤に、生活者の洞察をベースに多様なクライアントと向き合ってきた電通の「統合的なプランニング知見とクリエイティビティ」、そしてインターネット広告販売や最新AI技術に強みを持つサイバーエージェントの「AIを駆使した広告クリエイティブ制作力・プラットフォーム開発力」を組み合わせることで、顧客一人ひとりに最適化された「広告」と「店舗での販売促進」を一気通貫で連携させる広告サービスの実現に向けて取り組んできたとしています。

今後は、リテールメディア事業を通じて得られる収益を活用しながら、セブン-イレブン店舗における利便性や顧客価値の向上につながる施策をより一層加速させていくとともに、国内リテールメディア市場のさらなる活性化と成長を実現するため、3社それぞれの強みを融合した「株式会社セブン-イレブン・アドコネクト」を設立するとのことです。この合弁会社を通じて、リテールメディア市場の発展を先導し、新たな価値の創出を目指していくとしています。

合弁会社の詳細について

設立準備中の合弁会社の概要は以下の通りです。

会社名は「株式会社セブン-イレブン・アドコネクト」で、所在地は東京都千代田区二番町8-8となります。代表者は杉浦克樹氏が務め、事業内容はリテールメディア事業(広告・データ活用による販売促進支援)です。事業開始日は2026年9月1日を予定しており、資本金は1億円となります。

提供する事業サービスの内容

「株式会社セブン-イレブン・アドコネクト」は、セブン-イレブン店舗内のデジタルサイネージやアプリを中心とした広告配信により、購買促進から効果検証までを一体的に設計するサービスを提供する新会社です。テレビ広告・デジタル広告・店舗展開を組み合わせることで、商品やサービスの「認知」から「購買」、そして「リピート」まで、各段階に応じた一貫したコミュニケーションを支援するとしています。

具体的には、セブン-イレブン店舗に設置されているサイネージにおいて、時間帯や天候、在庫状況などのリアルタイムな店舗情報に基づいた最適な広告配信を実施するとのことです。POSデータやセブン-イレブンアプリの購買データを活用することで、生活者の状況や購買行動に寄り添った情報発信を行い、広告効果の可視化と継続的な施策改善を推進していくとしています。また、AI技術を導入することで、広告クリエイティブの制作から配信・運用に至るプロセス全体の効率化と最適化を図るとのことです。

これらの取り組みによって、広告主に対しては広告効果の可視化と購買に直結する広告メニューの提案を実現し、加盟店には来店促進や売上向上を、そして顧客には買い物体験の価値向上をそれぞれ目指すとしています。

今後は、このような仕組みを小売業界全体へ提供することも視野に入れており、業界全体のDX推進および市場発展に貢献していく方針です。

出典元: 株式会社セブン-イレブン・ジャパン

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