生成AI利用者は88.8%も、AIエージェント自動化は2.4%―KiteRaが管理部門のAI活用実態調査を実施

社内規程DXサービス「KiteRa Biz(キテラビズ)」と「KiteRa Pro(キテラプロ)」を展開する株式会社KiteRa(代表取締役 執行役員 CEO:植松隆史、本社:東京都港区)は、管理部門・専門部門に所属し、日常業務でSaaS(ソフトウェアサービス)を利用する20〜59歳のビジネスパーソン1,087名を対象として、「AI(生成AI/AIエージェント)の利用実態に関する調査」を実施しました。

生成AIの普及が進展し、DXの次のステップとしてAIエージェントのような自律性を持つAI活用への期待が高まっている状況において、SaaSをはじめとした既存デジタルツールの位置づけがどのように変化するのかが注目されています。

今回の調査では、生成AIまたはAIエージェントの利用状況、企業における導入・活用の実態、日常業務の遂行手段、現在の業務手段への満足度、SaaSの利用状況、勤務先で導入しているSaaSの領域について明らかにされました。

調査の結果、生成AIまたはAIエージェントの利用は拡大している一方で、AIエージェントによる業務の自動化については、現在の日常業務を進める主要な手段としては限定的な段階にあることが判明しました。

調査結果のサマリー

  1. 日常業務において生成AI/AIエージェントを「利用している」と回答したのは88.8%です
  2. 日常業務の遂行手段は「SaaSと手作業を併用」が28.6%で最多となっています。「AIエージェントによる自動化」は2.4%に留まっています
  3. 現在の手段への満足度は「とても満足/満足」の合計が72.5%でした。手段別では、「AI(自動要約・チェックなど)機能を含むSaaS中心」が84.3%、「SaaS中心」が82.7%となっています
  4. 勤務先で導入しているSaaSは、「経費精算」58.3%、「勤怠管理」55.8%、「ワークフロー・申請承認」52.7%、「会計・財務管理」50.2%が上位を占めています
  5. 生成AI/AIエージェントの導入・活用は「一部の部署で進んでいる」が48.2%で最多です。「全社的に進んでいる」は35.6%に留まっています
  6. 勤務先に導入済みの生成AI/AIエージェントの利用状況は、「たまに利用している」が53.9%、「常に利用している」が35.7%でした

調査結果の詳細

日常業務で生成AI/AIエージェントを利用しているのは88.8%

「日常業務で、生成AIまたはAIエージェントを利用していますか(単一回答)」という質問に対して、88.8%が「はい」、11.2%が「いいえ」と回答しました。

生成AI利用状況

日常業務の遂行手段は「SaaSと手作業の併用」が最多で28.6%、「AIエージェント自動化」は2.4%

「日常業務を遂行する手段として、最も近いものを教えてください(単一回答)」という質問では、回答が多かった順に、28.6%が「SaaS(クラウドサービス)と、手作業を併用している」、24.7%が「紙、メール、文書作成ソフトや表計算ソフトなど、主に手作業で行っている」、23.4%が「SaaS(クラウドサービス)を中心に行っている」、20.6%が「AI機能(自動要約・チェックなど)を含むSaaS(クラウドサービス)を中心に行っている」、2.4%が「AIエージェントにより自動化されている」、0.3%が「その他」という結果となりました。

日常業務の遂行手段

現在の手段への満足度は「とても満足/満足」が合計72.5%、手段別では「AI機能含むSaaS中心」が84.3%

「現在の手段に、満足していますか(単一回答)」という質問では、57.3%が「満足している」と最も多く、続いて25.4%が「不満がある」、15.2%が「とても満足している」、2.1%が「とても不満がある」と回答しました。

現在の日常業務の遂行手段に対して、合計72.5%が「満足している(とても満足している/満足している)」という結果になりました。

現在の手段への満足度

さらに、「日常業務の遂行手段別における満足度」を比較すると、「満足している(とても満足している/満足している)」の割合が高い手段は、最も多かったのが「AI機能(自動要約・チェックなど)を含むSaaS(クラウドサービス)を中心に行っている」で84.3%、次いで「SaaS(クラウドサービス)を中心に行っている」が82.7%でした。

手段別満足度

勤務先で利用しているSaaSは「経費精算」58.3%、「勤怠管理」55.8%が上位

「勤務先で利用しているSaaS(ソフトウェアサービス)を全てお選びください(複数回答)」という質問では、回答が多かった順に、58.3%が「経費精算」、55.8%が「勤怠管理」、52.7%が「ワークフロー・申請承認」、50.2%が「会計・財務管理」という結果になりました。

勤務先で利用しているSaaS

生成AI/AIエージェントの導入は「一部の部署で進んでいる」が48.2%、「全社的」は35.6%

「勤務先では、生成AIまたはAIエージェントの導入・活用が進んでいますか(単一回答)」という質問では、48.2%が「一部の部署で進んでいる」と最も多く、次いで35.6%が「全社的に進んでいる」、6.6%が「利用したことはない」、3.8%が「生成AIまたはAIエージェントは導入されていない」という結果になりました。

生成AIまたはAIエージェントの導入・活用が「全社的に進んでいる」のは35.6%に留まることが明らかになりました。

生成AI導入状況

勤務先導入の生成AI/AIエージェントの利用状況は「たまに利用」53.9%、「常に利用」35.7%

「勤務先に導入されている生成AIまたはAIエージェントを利用して業務を遂行していますか(単一回答)」という質問に対して、53.9%が「たまに利用している」と最も多く、次いで35.7%が「常に利用している」、6.6%が「利用したことはない」、3.8%が「生成AIまたはAIエージェントは導入されていない」という結果となりました。

生成AI利用頻度

調査結果に対する考察

本調査は、生成AIまたはAIエージェントの利用が拡大する中で、日々の業務の進め方やSaaSの利用状況、勤務先におけるAIの導入・活用状況を可視化したものです。

結果として、管理部門・専門部門において生成AI・AIエージェントの利用がすでに広範囲に浸透しており、88.8%が日常業務で何らかの形態で活用していることが示されました。

その一方で、AIエージェントによる業務自動化を主要な遂行手段としている回答者は2.4%に留まっています。AI活用の浸透と、AIエージェントによる自律的な自動化が業務の主要な進め方として定着することの間には、現時点で明らかな差があることが読み取れます。

現在の業務遂行手段への満足度については72.5%が「満足(とても満足/満足)」と回答しており、特にAI機能を含むSaaSが84.3%、従来型SaaSが82.7%と、いずれも高い水準を示しています。また、勤務先で導入されているSaaSとして、経費精算(58.3%)、勤怠管理(55.8%)、ワークフロー・申請承認(52.7%)が上位となっており、日常的な管理・承認・記録に関わる領域でSaaSが幅広く活用されている実態が明らかになりました。

生成AIまたはAIエージェントの全社的な導入は35.6%に留まり、「一部の部署で進んでいる」が48.2%と最も多い結果でした。さらに勤務先での利用状況も「たまに利用している」が過半数(53.9%)を占めており、導入・活用の度合いは部署や個人によって差がある段階といえます。

調査概要

調査名:AI(生成AI/AIエージェント)の利用実態に関する調査

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査期間:2026年5月1日〜5月11日

有効回答:『日常業務で、SaaS(ソフトウェアサービス)を利用していますか』という質問に対し「はい」と回答した、管理部門・専門部門に所属する20〜59歳のビジネスパーソン1,087名

調査企画:株式会社KiteRa

補足:構成比は小数点第2位を四捨五入

※本調査でいう「ビジネスパーソン」とは、正社員として勤務する「従業員(役職者含む)」、会社経営者・役員の方を指します。

※本調査でいう「企業の管理部門・専門部門」とは、『人事・労務/総務/法務・コンプライアンス/経営企画/内部監査・リスク管理/経理・財務/情報システム・IT/カスタマーサポート/マーケティング・広報/研究・開発』部門を指します。

出典元:株式会社KiteRa

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