
BEENOSグループで越境ECの導入支援とジャパニーズコンテンツの海外展開をサポートしているBEENOS Solutions株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:本間 哲平)は、「アニメ×越境ECレポート」を取りまとめ、公開しました。越境EC支援サービス「Buyee」で取り扱われるアニメグッズの購買動向を明らかにすることで、日本企業が海外市場に進出する際の参考資料として活用してもらうことを目的としています。
この記事の目次
2026年1-3月に第1期が公開されたアニメ、『多聞くん今どっち!?』が購入件数トップに
2026年1月から3月の期間において第1期シリーズの放送・配信がスタートしたアニメの中では、『多聞くん今どっち!?』が最もBuyeeで関連グッズの購入数が多い結果となりました。続いて2位は『mofusand』、3位は『超かぐや姫!』という結果になっています。それぞれの作品におけるグッズ購買動向は次のとおりです。
第1位:多聞くん今どっち!?
人気グッズについては、「アクリルグッズ」が最も多く購入されています。イラストやフォトなどが使われたカード類、アニメ化記念フェアでの特典品なども多数流通しています。
人気キャラクターに関しては、「福原多聞」が圧倒的な人気を誇っています。ジメ原、ヤミ原、イケ原といった形態別の需要が高い点も特徴的です。
商品価格については、購入金額の中央値が2994円となっています。数百円の商品から数万円の商品まで、幅広い価格帯の商品が購入されています。
購入先の国・地域は、1位が「台湾」、2位が「アメリカ」、3位が「香港」となっています。Buyee全体で利用者が多い地域と一致した結果となりました。
購入者の属性は、男女比が女性52.7%、男性47.3%とほぼ半々で、年代別では20代が61.7%を占めています。
購入推移を見ると、最終回となる第13話が放送された3月28日にピークを迎えています。前後の時期に開催されたコラボイベント関連のグッズ流通も確認されています。

第2位:mofusand
人気グッズでは、「ぬいぐるみ・マスコット」が圧倒的なシェアを占めています。イラストを原作とする作品で、もともとキャラクターグッズの展開が行われていましたが、アニメ化された1-3月の購入件数は前四半期比で約2.7倍に増加しました。
人気キャラクターは、定番の「サメにゃん」に加えて、サンリオや日比谷花壇などとのコラボグッズも多数購入されています。
商品価格の中央値は2399円です。
購入先は、1位が「香港」、2位が「アメリカ」、3位が「ドイツ」となっています。
購入者の属性は、女性65.0%、男性35.0%と女性ファンが過半数を占めています。男女ともに30代が最も多い年代層です。
購入推移では、アニメの祭典「Anime Japan 2026」においてウルトラマンとの限定コラボグッズが先行販売された3月28日にピークが発生しています。海外ファンも限定品を入手するために、迅速に購入行動を起こしていることが読み取れます。

第3位:超かぐや姫!
人気グッズは、アクリルスタンドが圧倒的に購入されています。特大サイズ、ジオラマ、オーロラ、どこスタなど、バリエーションも豊富です。
人気キャラクターでは、主人公の「かぐや」のグッズが最多となっています。主要キャラクターの「月見ヤチヨ」も「かぐや」に迫る勢いを見せています。
商品価格の中央値は3499円で、上位3作品の中では最も高い金額となりました。
購入先は、1位が「台湾」、2位が「韓国」、3位が「香港」です。特に台湾のシェアが圧倒的となっています。
購入者の属性は、女性24.7%、男性75.3%と男性ファンが多数を占めています。年代別では20代が男女ともに最多です。
購入推移については、1週間限定で劇場版アニメが公開された初日の2月20日が突出してピークとなっています。入場者特典が多数購入されており、自国では購入できない日本の限定品を求めるファンの姿が浮き彫りになっています。

2025年年間の購入作品ランキング、1位は『ポケットモンスターシリーズ』
2025年に最も多くグッズが購入されたアニメ作品シリーズは、1位が『ポケットモンスターシリーズ』、2位が『ワンピースシリーズ』、3位が『ドラゴンボールシリーズ』となりました。各作品とも海外での人気の高さに加えて、近年越境ECで人気を集めている「トレーディングカード」も展開している点が特徴的です。
4位にランクインした『鬼滅の刃』は、世界157の国と地域で劇場版映画が上映され、海外興行収入(777億円)が国内(402億円)を大幅に上回り、全世界累計興行収入が国内歴代最高となる1,179億円を突破したことが話題となりました。
11位以下には、ベイブレードシリーズ、チェンソーマン、ハローキティ―シリーズなどが続いており、日本コンテンツの海外における人気の高さが明らかになりました。

※集計対象にはアニメ化された特撮作品シリーズを含んでいます
エリア別傾向、『ポケットモンスターシリーズ』が5エリアで1位を獲得
作品ごとの人気傾向をエリア別に分析したところ、『ポケットモンスターシリーズ』は5エリアで1位を獲得しました。北米とヨーロッパは順位に変動はあるものの、上位5作品が同一という結果になりました。
東アジアでは『鬼滅の刃』と『ちいかわ』の人気の高さが特徴的です。中東では『ベイブレードシリーズ』、中南米では『僕のヒーローアカデミア』がそれぞれ唯一ランクインしている点が注目されます。

本レポートの概要
タイトル:BEENOS Solutions「アニメ×越境ECレポート」
対象データ:一次流通、二次流通を含む越境ECサービス「Buyee」の購買データ
対象期間:2026年1月1日~2026年3月31日および2025年1月1日~2025年12月31日
BEENOS Solutions 取締役 岩本夏鈴氏のコメント
日本のアニメは配信サービスによってコンテンツが先行して普及し、世界中にファンを生み出しています。しかし、グッズ購入については需要に対して各国現地における供給が追い付いていないのが実情です。
このような背景から、BEENOSグループの越境EC支援サービスBuyeeでは「アニメ・コミックグッズ」の流通が2025年に前年比で二桁の伸長を記録しています。越境ECを活用することで、日本国内に在庫を保有しながら海外のファンにもグッズを販売することが可能です。
今回紹介したように、越境ECでは国内のファンと同様にタイムリーな購入が行われています。越境ECは実施方法等によってはリスクやコストを抑えて挑戦できるため、海外市場が未開拓の事業者様には是非新たな市場として検討していただきたいと考えているとのことです。
また、BEENOS Solutionsは今後も海外市場に挑戦する日本企業を支援し続けていくとしています。
BEENOS Solutions株式会社の概要
BEENOS Solutionsは、日本企業の海外展開を再現性ある成功へ導く専門組織です。越境EC導入から販路拡大まで一貫した支援を行い、日本商品の価値を世界に届けています。
社名:BEENOS Solutions株式会社
代表者:代表取締役社長 本間哲平
所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号
設立年月:2019年3月
資本金:100百万円
出典元:BEENOS Solutions株式会社












