Ahrefs、AI時代のマーケティング支援を強化 対話型AIエージェント「Agent A」など最新機能を日本市場へ展開

SEOおよびAI検索データの分析において世界的に高い評価を得ているAhrefs Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Dmitry Gerasimenko氏)が、重要市場と位置づける日本におけるプレゼンスをより一層高めることを発表しました。同社は、最新のAI機能の開発と提供に力を入れており、日本のマーケティング担当者に対してさらに充実した支援体制を構築していく方針を示しています。

2026年4月には、CMO(最高マーケティング責任者)であるティム・ソウロ氏が再び日本を訪問しました。この訪日に合わせて、4月22日(水)に東京都内で「第3回 Ahrefs 日本ユーザーミートアップ」が開催されました。このイベントでは、LLMO(大規模言語モデル最適化)をメインテーマとして、ティム氏による特別講演のほか、Ahrefsアンバサダーを含む既存ユーザーをゲストに迎えたセッション、ライブQ&A、ネットワーキングタイムなどが実施され、100名を超える参加者が集まり大変盛況な一日となりました。

再来日の背景:日本はトップ3市場、AI時代の最前線として注目

ティム氏は日本市場に対する同社の姿勢について、「日本は当社にとってトップ3に入る主要な市場の一つであり、現地に根ざしてユーザーコミュニティにしっかりとコミットしていきたいという強い思いがあります。さらに、日本はテクノロジーの最先端を行く国でもあります。AI技術の浸透という視点から見ても、トレンドをいち早く採り入れる感度の高さは世界的に見ても特筆すべきレベルです。そのような国のマーケターの皆様とこそ、今まさに対話を重ねたいと考えています」とコメントしています。

日本のデジタルマーケティングの未来を展望し、Ahrefs が提供できる新たな価値について熱弁を振るうティム・ソウロ氏

日本のデジタルマーケティングの未来を展望し、Ahrefs が提供できる新たな価値について熱弁を振るうティム・ソウロ氏

CMOのティム・ソウロ氏は、前回の初来日となった昨年5月から約1年というタイミングで再度日本を訪れました。日本のビジネス慣習について理解を深める中で、実際に現地に足を運んでユーザーと直接顔を合わせることの重要性を感じたことも、再訪の理由の一つであると述べています。

日本市場においては、国内の大手エンタープライズユーザーの増加に加え、Ahrefs日本チームが推進してきた日本語UIの充実化やアカデミー、Xを活用したコミュニティ運営なども着実に成果を上げています。

AI検索の台頭と、日本のマーケターが直面する課題

ChatGPTやGoogleの「AIによる概要(AI Overview)」など、情報収集の入口が急速に多様化している現在、「キーワード検索で上位に表示されさえすれば良い」という従来の考え方は終わりを迎えつつあります。

日本マーケティング統括の河原田氏は、「SEOだけを行っていれば十分という時代はすでに終わっています。これほど急速に状況が変わる中では、マーケティングの本質、すなわちユーザーに本当に価値のある情報を届けることに立ち返ることが重要です。そしてAEO(回答エンジン最適化)・LLMOの視点を常に持ちながら行動していく必要があると感じています」と述べています。

ティム氏も同様の見解を示しており、AI検索の変化は日本語圏・英語圏を問わず共通の課題をもたらしていると指摘しています。「AIが検索を実行する際は、人間のように上位2~3ページだけを確認するのではなく、20ページ以上を参照することもあります。その多くは自社サイトではなく、自社や関連する人物について他者が書いたコンテンツです。つまりAEOにおいて重要になるのは、自社サイトの最適化だけでなく、インターネット上でどれだけ他のサイトに言及されているか、という点なのです」と説明しています。

Agent Aとブランドレーダー:AI時代のマーケティングを変える2つの新機能

Ahrefsは2026年に入り、相次いで重要な機能を発表しています。2月にはClaude(Anthropic)との公式コネクタ統合を実現し、初春には独自開発の対話型AIエージェント「Agent A」をリリースしました。

SEO の常識を塗り替える。Ahrefs の膨大なデータと熟練の SEO スキルを統合した、対話型AIエージェント「Agent A」

SEO の常識を塗り替える。Ahrefs の膨大なデータと熟練の SEO スキルを統合した、対話型AIエージェント「Agent A」

新たにリリースされた対話型AIエージェント「Agent A」は、汎用AIとは異なり、「APIを介さない直接的なAhrefsデータへのアクセス」「Ahrefs社員が持つSEO・AEO専門知識をSkillsとして事前学習」「ノーコードでのAIアプリ生成」という3つの要素を統合している点が最大の特徴となっています。SEO・AEO・マーケティングの実務を根本から変える可能性を持つ機能として、特に大きな注目を集めています。

もう一つの注目すべき機能が、以前から好評を得ているブランドレーダーです。AI検索においてゼロクリック化が進む中、キーワード順位を追うこと以上に、「ブランドがAIにどれだけ言及されているか」を把握することがより重要になっています。ブランドレーダーはAhrefsが保有するウェブ全体のクロールデータを強みとしており、Google上で人気の高いトピックから、ブランドがAIに言及されているかどうかをバイアスのかかっていない状態で確認することが可能です。

CMOティム・ソウロ氏からのメッセージ

「日本コミュニティの皆様へ、まず心からの感謝をお伝えしたいと思います。Ahrefsをご利用いただいているすべてのユーザーの方々、コミュニティを支えてくださっている皆様の継続的なご支援に、本当に感謝しています。Ahrefsは世界水準のマーケティングツールである、と自信を持ってお届けできるよう、これからも画期的なツールとデータを提供し続けることに全力を尽くしていきます」とティム氏はメッセージを寄せています。

河原田隆徳氏(日本マーケティング統括)からのメッセージ

「Ahrefsは常に時代の先端を行くツールです。AI時代のマーケティングには欠かせないツール・サービス、そしてエージェントを展開し、日本のユーザー様を支援していきます。Ahrefsもユーザーの皆様との対話を通じて、共にビジネスを成長させていくことができればと思いますので、今後もご期待ください」と河原田氏はコメントしています。

会社概要

独自クローラーと高精度なデータ技術で、データドリブンなマーケティング戦略を支援する Ahrefs(エイチレフス)

独自クローラーと高精度なデータ技術で、データドリブンなマーケティング戦略を支援する Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefs Pte. Ltd.(エイチレフス)は、独自開発の大規模ウェブクローラーとデータ技術により、正確かつ鮮度の高いマーケティングデータを収集・解析しています。SEO分析を中核に、AI検索分析、AIコンテンツ作成、ウェブトラフィック分析、SNS投稿管理などを網羅したオールインワン・マーケティングツール「Ahrefs(エイチレフス)」を開発・提供しています。さらに近年は、Ahrefsの膨大なデータと熟練のSEOスキルを統合し、SEOの常識を塗り替える対話型AIエージェント「Agent A(エージェントエー)」も提供しています。世界180カ国を超えるユーザーに利用されており、競合分析からコンテンツ戦略まで、データに基づく効果的なマーケティング施策の立案と実行を支援しています。

会社名:Ahrefs Pte. Ltd.
本社所在地:7 Straits View, #08-02, Singapore 018936
代表者:Dmitry Gerasimenko

出典元:Ahrefs Pte. Ltd.

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