新生活のマットレス購入調査、10〜30代の7割が3万円以下で購入「寝心地」を重視する傾向が明らかに

4月は新生活を迎える人が多く、生活環境を整えるためのさまざまな準備が行われる季節です。中でも毎日の睡眠の質に大きく影響する「マットレス」は、長期間使用するものであることから、慎重に選択したいアイテムのひとつとされています。

マットレス紹介サイト「マットレスおたく」の運営を手がけるムーンムーン株式会社は、この春にマットレスを新しく購入した10代から30代の男女188名に対して、「寝具にかけるお金と選び方の実態調査」を実施しました。

調査の結果、購入価格帯で最も多かったのは「10,000〜30,000円」で35.1%を占め、全体の7割以上が3万円以下の価格帯で購入していることが明らかになりました。物価高の影響により6割以上の人が予算を抑える工夫をしている一方で、選択基準では「安さ」よりも「寝心地」を最優先する傾向が見られ、現代の若年層における"コスパと質のバランス"を重視する姿勢が浮き彫りになりました。

調査の背景について

継続する物価高の影響によって、生活に欠かせない商品の値上げが続いています。新社会人や新大学生、引っ越しを伴う新生活を始める層にとって、家具や家電の購入にかかる費用は大きな負担となっています。

このような状況の中で、「毎日使用するものには適切な投資をしたいが、無駄な出費は極力抑えたい」という堅実な消費マインドが強まっています。同調査では、新生活をきっかけにマットレスを購入した層に焦点を当て、限られた予算の中でどのような基準で寝具を選択し、どのような点に満足、または後悔しているのか、そのリアルな本音を明らかにすることを目的としています。

調査結果のサマリー

  • 購入価格帯は「10,000〜30,000円」が最も多く35.1%、7割以上が3万円以下の予算内で購入していることが判明しました
  • 重視したポイントの1位は「寝心地・体圧分散」で39.4%、安さ(19.1%)の2倍以上の支持を集めました
  • 物価高の影響により「予算を削減した・抑えた」という回答が6割超(63.3%)で、節約意識が明確に表れています
  • 満足度は82.9%と高い水準を記録しました。一方、後悔の理由のトップは「店舗で試してから購入すればよかった」(16.3%)でした
  • 10%の人は「長く使用するものだから」と予算を増やして購入しています。予算を抑える層との二極化傾向も見られます

詳細な調査データ

Q1:新しく購入したマットレスの価格帯について

  • 10,000〜30,000円:35.1%
  • 5,000〜10,000円:24.5%
  • 30,000〜50,000円:16.0%
  • 5,000円未満:12.2%
  • 50,000〜100,000円:10.1%
  • 100,000円以上:2.1%

最も多い価格帯は3万円以下という結果になりました。全体の約72%が3万円未満で購入しており、さらに約88%が5万円未満で選んでいることから、10代から30代にとって「マットレスは3万円前後」が新生活における主流価格帯であることがわかります。

Q2:マットレスを選ぶ際に最も重視したポイントについて

  • 寝心地・体圧分散:39.4%
  • 価格の安さ:19.1%
  • ブランド・メーカーの信頼性:13.3%
  • 口コミ・レビュー評価:10.1%
  • 腰痛・肩こり対策:7.4%
  • その他:10.7%(部屋のサイズ:6.4%、通気性:1.6%、デザイン:1.1% など)

「安さ」よりも「寝心地」を重視する人が約2倍という結果になりました。物価高の中でも、睡眠という健康に直接関わる要素については「ただ安いだけ」では選ばない傾向が読み取れます。

Q3:新しいマットレスへの満足度について

  • やや満足している:57.4%
  • とても満足している:25.5%
  • どちらともいえない:13.3%
  • やや不満がある:3.2%
  • とても不満がある:0.5%

合計で82.9%が満足と回答しています。低価格帯が主流であるにもかかわらず、自分の体や生活スタイルに適した製品をきちんと選べている人が多いことが伺えます。

Q4:マットレス選びで後悔していることについて

  • 特に後悔はない:37.3%
  • 店舗で実際に試してから買えばよかった:16.3%
  • 腰痛・肩こり対策を重視すればよかった:14.2%
  • もっと口コミやレビューを調べればよかった:8.2%
  • 通気性の良いものを選べばよかった:6.4%
  • その他:17.6%(高いものにすればよかった:6.0%、サイズ選び:5.6%、耐久性:3.9% など)

約4割の人は特に後悔していませんが、不満を持つ層の多くは「ネット購入によるミスマッチ」を指摘しています。「実際に横になって確認したい」というリアルな体験へのニーズが明確になりました。

Q5:物価高の影響によるマットレス購入予算への影響について

  • やや予算を抑えた:48.9%
  • 物価高の影響はなく、欲しいものを買った:26.6%
  • 大幅に予算を削った:14.4%
  • 「長く使うもの」だからと奮発した:10.1%

6割以上の人が物価高を意識して予算を調整していることが分かります。一方で1割の「奮発派」も存在しており、睡眠環境への投資価値に対する考え方が二極化していることが読み取れます。

調査結果から見えてきたこと

今回の調査結果から、2026年春の新生活を迎える層は、物価高という厳しい経済環境の中で、非常に「戦略的な買い物」を実践していることが判明しました。約7割が3万円以下という予算枠を守りながらも、重視するポイントでは「価格」を上回って「寝心地」が1位となっており、限られた予算の中で最大限の質を追求する"賢い消費者像"が明らかになっています

ただし、その一方で「店舗で試してから購入すればよかった」という後悔の声が一定数存在することは、オンライン購入が一般的になる中で、自分に適した硬さや素材を判断する難しさを示しています。満足度が8割を超えるという高い数値は、若年層がSNSや口コミを活用して情報収集を行っている成果と考えられますが、今後は「失敗しないためのリアルな体験」がより一層重視される可能性があります。

マットレスおたく運営者からのコメント

運営者である竹田 浩一氏は次のようにコメントしています。

「新生活を機会に、3万円以下の価格帯で寝心地にこだわったマットレスを選択する傾向は、非常に理にかなった現代的な選択といえます。最近では、低価格帯であっても体圧分散に優れた高反発素材のマットレスが増えており、限られた予算内でも質の高い睡眠環境を整えることが可能になっています。

ただし、マットレスは個人の体格や寝姿勢によって適合性が明確に分かれるアイテムです。予算を抑えながらも後悔を防ぐためには、返金保証制度があるブランドを選んだり、ショールームで実際に試したりといった工夫をしてみてください。物価高で何かと我慢を強いられる新生活ですが、心身の健康を支えるマットレス選びには、ぜひ今回の『先輩たちの声』を参考に、納得できる一品を見つけていただきたいです。」

調査の概要

調査期間:2026年4月9日から2026年4月14日

調査対象:全国の新生活にあたりマットレスを購入した男女188名

調査方法:インターネット調査

実施機関:マットレスおたく(ムーンムーン株式会社)

出典元:ムーンムーン株式会社

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