ELKが山梨でアウトドア統合拠点モデルを公開、店舗とウェブの全面統合で装備・体験・滞在をシームレスに接続

有限会社アウティングプロダクツエルク(山梨県甲府市、代表取締役 柳澤隆広、以下ELK)が、実店舗とウェブサイトを完全統合し、装備販売・体験サービス・滞在施設を一体化したアウトドア統合拠点のモデルを発表しました。

同社の新たな取り組みは、従来から展開してきたアウトドア用品や登山用品の販売を中心とする個人向けサービス(B to C)を土台としながら、体験プログラム・交流の場・滞在施設・社会的活用に至るまでを統合的に設計する体制を明示するものとなっています。

個人向けサービスを基盤とした統合型モデルの構築

ELKは40年を超える歴史の中で、山梨におけるアウトドア文化と登山文化を支え続けてきました。

同社が提供するサービスの具体的な内容は以下の通りとなっています。

  • アウトドア用品および登山用品の販売(年間の延べ来店客数は約15,000人)
  • レンタルサービス(年間約120件の実績)
  • 修理およびメンテナンスサービス(年間約250件の実績)
  • 屋内外で開催するイベントおよび登山ツアー(年間約70回)
  • 予約制のシューズフィッティングサービス(ESS)
  • 登山サブスクリプションサービスおよびアウトドアコミュニティの運営


こうした多様な取り組みを通じて、同社は個人顧客との長期的な信頼関係を構築してきたとのことです。今回実施されるリニューアルは、このB to Cの基盤をさらに強固なものにしつつ、そこで培われた知見や運営に関するノウハウを社会的な活用領域へと拡張していくことを目指しています。

サービス定義の再構築

同社は根本的な問いを投げかけています。「商品を販売すること」だけで、山との本質的な関係性を育むことができるのだろうか、という問いです。

この問いに対する答えとして、同社は以下の5つの要素を定義しています。

  • 装備(Equipment)
  • 体験(Experience)
  • 滞在(Stay)
  • 交流(Community)
  • 社会活用(Social)

これらの要素を個別に分断するのではなく、互いに接続し合うアウトドアサービスの統合基盤として設計することが重要だと同社は考えています。単独のサービスとして提供するのではなく、相互に連携する基盤として構築する点が大きな特徴となっています。

ELKは「購入する場所」という位置づけから「関係性を育む場所」へと進化を遂げていきます。

実店舗リニューアルの意義

実店舗は、装備を選ぶだけの場所ではなく「関係性が始まるリアルな拠点」として再設計されます。

具体的なリニューアル内容は以下の通りです。

  • ブランド体験ゾーンの構成
  • クライミング装備の品揃え強化
  • 書籍閲覧スペースおよびイベント空間の新設
  • ESSの導入

施工作業については、スタッフが主体となってDIY形式で実施されます。個人の顧客が安心して自然の中へ足を運び、継続的に訪れることができる場づくりが強化されました。

ウェブ統合の実現

統合されたウェブサイトでは、以下の機能が一体化されています。

  • 装備購入への接続
  • 宿泊施設および体験プログラムの予約導線統合
  • イベントの継続的な設計
  • 法人および自治体向けの相談窓口

これらを統合することで、個人参加から法人のプロジェクトまでを横断的にサポートする基盤が構築されました。

社会活用領域への展開

これまでのB to C事業の運営を通じて蓄積してきた装備の選定や管理、安全設計、企画運用、参加継続の設計などのノウハウを活用し、同社は以下のような領域にも取り組んでいます。

  • 企業向けのアウトドアイベント設計
  • 自治体との協働による自然資源活用事業
  • 教育機関と連携したプログラム開発

2020年以降、環境省に関連する事業や昇仙峡に関連する事業をはじめとして、山梨県内外における多数のプロジェクトに参画しており、これまでに累計30件を超えるプロジェクトを実施してきた実績があります。

今後の方向性

ELKは今後においても、これまで通り個人顧客との関係構築を大切にしながら、山梨におけるアウトドア統合拠点としての機能をより一層強化していく方針です。人と自然をつなぐ相互接続型のアウトドア統合基盤を継続的に運用・発展させ、地域と都市と自然を持続的につなぐモデルの確立と社会実装を推進していくとしています。

出典元:有限会社アウティングプロダクツエルク

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