
株式会社くすりの窓口が開発・販売を手がけるAI受付機が、イオンリテール株式会社が運営するイオン薬局の全店舗に導入されることが明らかになりました。2026年3月4日から順次導入が開始される予定です。
同社では2025年8月から15店舗においてテスト設置を実施しており、他社サービスとの比較検証を行った結果、くすりの窓口のAI受付機の優位性が確認されたことから、全店舗への本格導入が決定されました。
AI受付機の機能について
AI受付機
このAI受付機には、4つの受付業務に関する機能が搭載されています。人を介することなく、処方箋の受付から紙のお薬手帳の回収、受付票の発券、さらに調剤完了時の呼び出しまでを自動で行うことができます。
特に注目すべき新機能として、処方箋受付時に独自開発されたAI OCR技術によるレセコン自動反映機能が搭載されています。この機能を活用することで、薬剤師が手作業で行っていたレセコンへの処方箋情報入力作業が不要となります。
このAI受付機の導入により、薬剤師はピッキングや調剤業務、服薬指導といった専門性の高い業務により集中して取り組むことが可能になります。
また、患者側にとっても大きなメリットがあります。受付業務の効率化により、お薬を受け取るまでの待ち時間が短縮されることが期待されています。
イオンリテール株式会社について
今回AI受付機を全店舗に導入するイオンリテール株式会社の概要は以下の通りです。
| 商号 | イオンリテール株式会社 |
| 本社所在地 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
| 代表者取締役社長 | 古澤 康之 |
| 資本金 | 1億円 |
今後の展望について
今回の導入について、くすりの窓口グループの連結業績に与える影響は軽微とされています。ただし、今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかに情報開示が行われる予定です。
AI受付機の今後の展開については、現在テスト設置を検討している調剤薬局運営企業、またはすでにテスト設置を実施している企業に対して、本格導入を進めていけるよう営業活動やサポート体制を強化していく方針が示されています。
株式会社くすりの窓口について
今回AI受付機を開発・販売している株式会社くすりの窓口の会社概要は以下の通りです。
商号は株式会社くすりの窓口で、東京都豊島区池袋2-43-1に所在しています。代表取締役社長は堤幸治氏が務めており、2004年9月1日に設立されました。資本金は4,085万6,500円となっています。
同社では調剤薬局業界のDX推進に貢献するソリューションの開発に取り組んでおり、今回のAI受付機もその一環として展開されています。薬剤師の業務効率化と患者の利便性向上の両立を目指したサービス開発を続けています。
今回のイオン薬局全店舗への導入は、AI受付機の有効性が大手薬局チェーンにおいて認められた大きな実績となります。今後、他の調剤薬局チェーンへの展開も加速していくことが予想されます。
調剤薬局業界では人手不足や業務効率化が課題となっており、AI技術を活用した受付業務の自動化は、業界全体の課題解決に向けた重要な取り組みとして注目されています。薬剤師がより専門的な業務に専念できる環境づくりは、医療の質の向上にもつながると期待されています。
出典元:PR TIMES












