
hotice株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:趙 無極)が、全国の生活者を対象とした「Instagram利用実態調査」を実施したことを発表しました。
今回の調査では、2026年現在における日本人の視聴習慣、利用するタイミング、フォローする傾向などが多角的に分析されています。その結果として、Instagramは単なる写真を共有するアプリケーションの枠を超えて、全世代の約7割が週1回以上アクセスする「ビジュアル・インフラ」として定着している実態が明らかになりました。
調査概要
調査主体:hotice株式会社
調査協力:合同会社RASA JAPAN
調査手法:インターネット調査
調査実施日:2026年1月20日
調査対象:日本国内在住の一般ユーザー
有効回答数:534名
この記事の目次
日本人のInstagram利用頻度について

まず、日本人が日々の生活においてどの程度Instagramを利用しているのか、その浸透度について全体および属性別の結果が公開されています。
約7割が週1回以上アクセスする状況
今回の調査における回答者534人の結果によると、Instagramは多くの日本人にとって日常的な情報接点になっていることが判明しました。
最も多い回答は「ほぼ毎日」で41.95%(224人)となりました。これに「週に4〜5日」の8.24%(44人)、「週に2〜3日」の10.86%(58人)、「週に1日程度」の7.87%(42人)を合わせると、日本人の約69%が少なくとも週に1回はInstagramを開いている計算となります。
一方で、利用していない層も一定数存在しています。「利用していない」と回答した人は20.04%(107人)でした。それ以外の低頻度層については、「それ以下の頻度」が6.37%(34人)、「月に1回程度」が2.25%(12人)、「2〜3ヶ月に1回程度」が1.31%(7人)、「月に2〜3回」が1.12%(6人)という結果になっています。
この結果から、Instagramは日本人のライフスタイルにおいて、非常に高い頻度で接触される重要なプラットフォームとなっていることがわかります。
10代・20代の約6割が毎日利用している実態
年代別に確認すると、日本の若年層におけるInstagramの定着ぶりが顕著に現れています。
10代では「ほぼ毎日」利用している人が61.82%(34人)、20代でも59.41%(60人)に達しており、日本の若者にとってInstagramは生活に欠かせないインフラになっていることがわかります。30代や40代においても約40%が毎日利用しており、幅広い現役世代に浸透していることが確認できます。
一方で、年代が上がるにつれて「利用していない」という回答が増える傾向が見られます。60代では31.03%(18人)、70歳以上では33.93%(19人)が利用していないと回答しています。しかしながら、70歳以上であっても28.57%(16人)が毎日利用しているという結果は注目すべき点で、日本のシニア層の間でもビジュアルを中心としたコミュニケーションが徐々に広がっている様子が見て取れます。
女性の過半数が毎日利用する習慣を持つ
性別で比較すると、日本人女性のInstagram利用率が非常に高いことが明確になりました。
日本人女性のうち「ほぼ毎日」利用すると回答した人は52.53%(104人)と、半数を超える結果となっています。これに対し、日本人男性の毎日利用率は35.71%(120人)にとどまっており、女性の方がより日常的にInstagramをチェックする習慣が根付いていると言えます。
また、「利用していない」と回答した割合も、日本人女性は13.64%(27人)であるのに対し、日本人男性は23.81%(80人)に達しています。
このことから、Instagramは日本人の男女を問わず普及しているものの、女性の方がより高い頻度で、かつ生活に密着した形で活用している実態が明らかになりました。
Instagramを1日にどれくらい利用しているのか

Instagramを利用している日本人が、実際に1日のうちどの程度の時間を視聴や投稿に費やしているのか、その利用の深さについての調査結果が公表されています。
30分未満の短時間利用が約7割を占める
Instagramを利用している日本人427人の回答を分析すると、短時間で効率的に情報をチェックするスタイルが主流であることがわかりました。
最も多かったのは「10分以上〜30分未満」で37.47%(160人)となりました。次いで「10分未満」が29.04%(124人)となっており、これら30分未満のライトな利用層が全体の約67%を占めています。日常のふとした瞬間に最新の投稿やストーリーズを「サクッと確認する」という、日本人の活用傾向が顕著に表れています。
一方で、「30分以上〜60分未満」は19.20%(82人)、「1時間以上〜2時間未満」は9.13%(39人)でした。2時間以上の長時間利用層は全体の約5%にとどまっており、隙間時間を活用したスマートな付き合い方が定着している様子が見て取れます。
10代・20代は「じっくり視聴」も浸透している
年代別に比較すると、日本の若い世代ほどアプリ内での滞在時間が長い実態が明らかになりました。
10代では「30分以上〜60分未満」の層が約3割存在し、全世代平均を大きく上回っています。また、20代においても1時間以上利用する層が一定数見られ、ビジュアルコンテンツを深く消費する傾向があります。日本の若年層にとって、Instagramは単なる通知チェックの場ではなく、興味のあるトピックを能動的に探索する場所としての役割を強く持っています。
対照的に、50代以上の層では利用時間のコンパクト化がさらに進んでいます。70歳以上では「10分未満」がボリュームゾーンとなり、必要な情報をピンポイントで得て短時間で利用を終える、効率重視のスタイルが一般的となっています。
女性は探索型、男性は確認型の利用スタイル
性別で見ると、日本人の男女でInstagramへの向き合い方に明確な差が見られました。
日本人女性は、男性と比較して「30分以上」利用する層の割合が高いのが特徴となっています。特に「30分以上〜60分未満」の割合は女性の方が大きく、投稿のチェックだけでなく、リール動画や発見タブを通じた「未知のコンテンツとの接触」に時間を費やしている姿が推察されます。
一方、日本人男性は「10分未満」の割合が女性より高く、目的の情報を得たらすぐにアプリを閉じる、短時間かつ完結型の利用が目立ちます。女性は「回遊して楽しむ」、男性は「情報を特定して確認する」という、日本人特有の性別による活用シーンの違いが反映された結果となりました。
Instagramを利用することが多いタイミングについて

ここでは、日本人の1日の生活動線において、Instagramがどのように組み込まれているのか、具体的な利用シーンについての調査結果が示されています。
昼休みと就寝前の利用が突出している
Instagramを利用している日本人427人の回答によると、特定の時間帯に偏るのではなく、生活の節目ごとにアプリを開く習慣が見て取れました。
最も多かったのは「昼休み・日中の休憩時間」で36.77%(157人)でした。次いで「就寝前」が30.91%(132人)となっており、日中のリフレッシュタイムと、1日の終わりのリラックスタイムに利用が集中する傾向にあります。
また、「休日・休暇中」も25.53%(109人)と高く、仕事や学業のない時間にじっくりと投稿を楽しむ姿が見て取れます。一方で、「通勤・通学などの移動中」や「帰宅直後〜夕食前」がいずれも24.12%(103人)となっており、移動や帰宅といった「場所の移動」に伴うタイミングでも頻繁にチェックされています。
10代は就寝前、40代は昼休みに集中する傾向
年代別に利用タイミングを比較すると、日本の世代ごとのライフスタイルが色濃く反映された結果となりました。
10代では「就寝前」の利用率が全世代で最も高く、夜間のプライベートな時間にコンテンツを消費するスタイルが定着しています。一方、40代や50代の働き盛りな日本人世代においては、「昼休み・日中の休憩時間」が最多となり、限られた隙間時間を活用して最新情報をキャッチアップしている実態が明らかになりました。
また、60代以上の層では「休日・休暇中」や「特に決まっていない」の回答割合が他の世代より高く、特定のルーティンに縛られず、自分の好きなタイミングで自由にアプリを活用している様子が見て取れます。
性別による隙間時間の使い方の違い
性別で見ると、日本人の男女でInstagramに触れるタイミングに明確な違いが見て取れます。
日本人女性は「就寝前」のほか、「家事や身支度の合間」という回答が男性よりも高い傾向にあります。これは、多忙な家事や育児の合間に、自分だけの時間を確保する手段としてInstagramが機能していることを示唆しています。
一方で、日本人男性は「通勤・通学などの移動中」の利用が女性に比べて目立ちます。移動という手持ち無沙汰な時間を埋めるために、能動的にInstagramを開くスタイルは男性特有の傾向と言えそうです。
女性は「生活の合間」、男性は「移動や休憩などの区切り」で活用するという、日本人特有の生活リズムに合わせた使い分けが見られました。
Instagramをどのような目的で利用することが多いのか

ここでは、日本人がInstagramを開く際に何を求めているのか、その具体的な利用動機についての分析結果が公開されています。
暇つぶしと趣味の充実がメイン
Instagramを利用している日本人427人の回答を分析すると、特定の目的だけでなく、情緒的な充足や情報収集が混在していることがわかりました。
最も多かったのは「暇つぶし・隙間時間の埋め合わせ」で49.41%(211人)に達し、約半数の日本人が生活の余白を埋める手段として活用しています。次いで「趣味・エンタメ・リラックス」が44.26%(189人)となっており、自身の好きなものに触れて癒やしを得るための場として定着しています。
また、「トレンドや流行のチェック」が33.49%(143人)、「商品・サービスの検索・検討」が25.76%(110人)と続いており、最新情報のキャッチアップや購買の意思決定を支える実用的なツールとしての側面も強く表れています。
若年層はトレンド、30代は実用性を重視する
年代別に目的を比較すると、ライフステージによって期待する価値が変化していることが見て取れます。
10代や20代では「トレンドや流行のチェック」の割合が全世代平均を大きく上回り、常に新しい情報を求める感度の高さが反映されています。一方で、30代になると「商品・サービスの検索・検討」の数値が上昇し、生活をより良くするための具体的な比較検討の場として活用されています。
さらに、40代以降では「勉強・学習・スキルアップ」の目的で利用する層も一定数見られ、専門的なノウハウや生活の知恵を視覚的に効率よく習得しようとする、日本の中堅・高年層らしい堅実な使い方が見て取れます。
女性は感性、男性は情報収集を優先する
性別による比較では、Instagramというメディアに求める価値に、日本人の男女で傾向の違いが表れました。
日本人女性は「好きなタレント・インフルエンサーのチェック」や「トレンドの把握」の割合が男性よりも高く、憧れや共感を軸にした利用スタイルが主流です。一方、日本人男性は「仕事・業務の情報収集」や「ニュース」といった実利・社会的な情報を求める割合が女性を上回る傾向にあります。
共通して「暇つぶし」が最多であるものの、女性は「感性を刺激する・繋がる」ことを重視し、男性は「必要な情報を効率よく集める」ことを重視するという、日本人特有の活用スタイルの違いが明らかになりました。
Instagramでどのようなアカウントをフォローしているのか

ここでは、日本のInstagramユーザーがどのようなアカウントをフォローし、継続的に情報を得ているのか、その傾向についての調査結果が示されています。
有名人とインフルエンサーがフォローの中心
Instagramを利用している日本人427人の回答によると、フォロー対象として「個人の発信者」が強い影響力を持っていることがわかりました。
最も多かったのは「有名人・タレント」で42.39%(181人)でした。次いで「インフルエンサー」が37.94%(162人)、「友人・知人」が33.49%(143人)と続いています。公式な有名人の動向を追うだけでなく、SNS発のクリエイターや、自身の身近なコミュニティともバランス良く繋がっている実態が見て取れます。
また、「企業・ブランド公式アカウント」をフォローしている層も26.00%(111人)存在しており、4人に1人が企業発信の情報を受け入れていることがわかります。その他、「趣味・専門分野の発信者」が18.03%(77人)、「特定のジャンルは決めず、流れてきた投稿を見ることが多い」が14.29%(61人)となりました。
若年層はインフルエンサーへの信頼が厚い
年代別にフォロー傾向を比較すると、日本の世代間で「誰をフォローするか」の基準に違いが見られました。
10代や20代の若年層では「インフルエンサー」をフォローする割合が約50%に達しており、他のどの世代よりも高い数値を示しています。一方、40代や50代の日本人ユーザーにおいては「有名人・タレント」がボリュームゾーンとなり、テレビなどで馴染みのある人物をフォローする傾向があります。
また、70歳以上の層では「ニュース・メディア系アカウント」や「趣味・専門分野の発信者」をフォローする割合が他の世代に比べて高く、Instagramを情報収集や趣味の探求のための実用的なツールとして活用している姿が明らかになりました。
女性は有名人、男性はニュースを重視する
性別で見ると、フォローするアカウントの種類において、日本人の男女で異なる関心事が表れました。
日本人女性は「有名人・タレント」をフォローする割合が49.71%(85人)と約半数に達し、憧れの人物のライフスタイルを日常的に取り入れている様子が見て取れます。また、「友人・知人」のフォロー率も男性より高く、密なコミュニケーションを重視する傾向があります。
対照的に、日本人男性は女性に比べて「ニュース・メディア系アカウント」をフォローする割合が高いのが特徴です。また、「あてはまるものはない」という回答も10.55%(27人)と、女性の3.51%(6人)に比べて高くなっており、特定のアカウントに固執せず、受動的に流れてくるコンテンツを楽しむ層が一定数存在することが示唆されました。
出典元:hotice株式会社












