Buyeeが欧州決済「iDEAL│Wero」を導入、オランダ中心に欧州での日本商品購入を促進

BEENOSグループ傘下で海外向け購入サポート事業を展開するtenso株式会社が、海外のお客様向けに日本商品の代理購入サービス「Buyee(バイイー)」において、欧州決済イニシアチブ(EPI)が推進する次世代決済ネットワーク「iDEAL│Wero(アイディールウィーロ)」を新たな決済手段として導入したことを発表しました。この導入により、オランダを中心とした欧州圏のお客様が、より容易に日本の商品を購入できる環境が整備され、さらなるサービス利用の拡大を目指していくとのことです。

導入の背景と経緯

「iDEAL(アイディール)」は、オランダ国内におけるオンライン決済市場で約70%という高いシェアを占めるA2A決済(銀行口座間決済)サービスとして知られています。オランダの主要な銀行では「iDEAL」が標準的に採用されており、その取引件数は毎年10億回を超える規模となっています。このサービスは、銀行アプリケーションと直接連携した即時決済を基盤としており、指紋認証や顔認証といった生体認証技術により決済を完了できる高度なセキュリティを備えた仕組みが特長です。オランダにおいては、オンラインでの決済手段としてクレジットカードよりも広範に活用されている状況です。

現在「iDEAL」が提供している「iDEAL│Wero」は、欧州共通の新たな決済規格である「Wero(ウィーロ)」への統合を視野に入れたサービスとなっています。「Wero」は、5か国にまたがり主要な銀行16社が主導するデジタル決済ソリューションであり、欧州全域において利用可能な統一された規格の確立を目指している取り組みです。「iDEAL」のA2A決済に加えて、ベルギーやルクセンブルグにおいて利用されているQRコード決済の「Payconiq(ペイコニック)」、ドイツのオンライン決済システムである「giropay(ギロペイ)」、さらにフランスで展開されているP2P(個人間送金)サービスなどとの統合が予定されており、多様な決済手段を単一のソリューションとして提供することが計画されています。

導入による効果と展望

今回の「iDEAL│Wero」導入により、オランダを中心とした利用者は、使い慣れた決済手段でBuyeeのサービスを利用できるようになります。さらに、オランダ以外のWero導入国であるドイツ、フランス、ベルギー、ルクセンブルグのお客様も、段階的にこの決済手段を利用できるようになる見込みです。各国の決済習慣に適合したサービスを提供することにより、購入時における心理的・物理的なハードルを取り除き、越境ECの利用拡大につなげていく方針とのことです。

BEENOSグループでは、今後も各国の文化や習慣に寄り添いながら、越境ECにおける障壁をテクノロジーの力で解決していくとしています。

Buyeeのサービス概要

「Buyee」は、海外のお客様が日本の商品を購入する際の代理購入サービスとして展開されています。日本国内の大手マーケットプレイスと連携しており、世界約120の国と地域から、1件あたり300円の手数料で日本の商品を購入することが可能となっています。決済方法については、PayPalやクレジットカードといった主要な決済手段に加えて、地域の決済習慣に合わせてFPX(マレーシア)や今回導入された「iDEAL│Wero」(オランダ・欧州)を選択することができます。このほかにも、多様な国際配送手段、おまとめ梱包やコンビニ受け取りといったオプションサービス、多言語対応サービスなどが提供されています。

tenso株式会社の会社概要

社名:tenso株式会社

代表者:代表取締役社長 直井 聖太

本店所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号

設立年月:2008年7月

資本金:100百万円

出典元:tenso株式会社

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