バッグの企画・製造および自社ブランド「Rainbowgirl」を展開する株式会社きつつき工房(本社:東京都中央区、代表取締役:青嶋晋平氏)が、2026年1月23日より、EC事業者向けに特化した「ファクタリング事前与信サービス」の提供を開始しました。
同サービスは、可決率100%・平均手数料4.75%を達成しており、従来の審査では評価されにくかった「レビュー」や「保有在庫」といったECならではの資産を適切に評価することで、EC事業者のファクタリング契約条件を大幅に改善するものとなっています(2026年1月27日時点)。
2026年1月23日 受付開始しました
同社は自社でのEC運営を通じて培ってきたノウハウを活かし、従来の審査では評価が難しかった「ECプラットフォームの売上データ」を資産として可視化しています。さらに、提携しているファクタリング会社への条件交渉を代行することにより、手数料の大幅な削減と迅速な資金調達を実現しているとのことです。
この記事の目次
実際の成功事例:資金調達コストを3分の1以下に削減
バッグを販売するEC事業者の実例では、このサービスの活用により、調達コストを従来の3分の1以下に抑えることに成功しているということです。
2026年1月23日受付したお客様の実例
なお、審査結果により条件は異なる可能性があり、こちらの事例は2社間ファクタリングによるものとなっています。
現在の実績(2026年1月27日時点)
受付件数は8件、手数料は平均4.75%(最小3%〜)、可決率は100%となっています。サービス開始直後にもかかわらず、すべての相談案件で成約・手数料低減を実現しているとのことです。
EC特化型「事前与信」の仕組みについて

このサービスは、EC事業者がファクタリングを利用する際に、きつつき工房が第三者機関として「事前与信」を実施し、最適な条件を引き出すためのサポートを行うものです。
30分のオンライン面談で完了する事前診断

EC実務に精通した担当者が、売上・在庫・広告費・レビューなどの多角的なデータをヒアリングします。面談はオンラインで行われ、約30分で完了するとのことです。
独自の「将来債権確認済証」の発行

請求書の代替として、ECの売上データを「検品」し、信頼性の高い資産データとして取りまとめます。これにより、請求書がない場合でも将来債権を証明することが可能になります。
匿名性を保った条件交渉を実施

事業者を特定できない形で提携会社へ打診を行います。これにより、利用者はリスクを最小限に抑えながら、最良の条件を比較検討することができます。
EC事業者が直面している「資金調達の壁」とは
EC事業では広告費や仕入代金などの「先出し」が多く、特に成長期においてはキャッシュフローが圧迫される傾向にあります。従来の金融機関からの融資だけではカバーすることが難しい場面も多く、ファクタリングでの資金調達に注目が集まっていますが、EC事業者特有の事情により、実際にはこれも容易ではないのが現状です。
EC事業者のファクタリング利用を困難にする4つの理由
請求書が存在しない
プラットフォーム経由の入金となるため「請求書」が存在せず、審査において不利になってしまいます。
評価のミスマッチが発生
在庫やショップレビューといったEC特有の資産が適切に評価されません。
高額な手数料負担
一般的な相場である5〜20%の手数料は、利益率が10%程度のEC事業者にとって致命的な負担となります。
悪質業者のリスク
法整備が不十分な分野であるため、不当な取り立てを行う業者も存在しています。
きつつき工房が提供する解決策
請求書不要で将来債権の正当性を証明
ECプラットフォームで発行される資料をもとに売上データを数値化し、独自の評価スコアと将来債権の証明データを作成します。これにより、請求書がなくても将来債権を資産として正当に証明できるようになります。
EC資産を正当に評価
従来のファクタリング会社では評価することが難しかった、ショップの「アクセス数」「レビュー点数」「在庫状況」「原価率」など、EC事業者だからこそ見えるEC資産を「評価スコア」に加算することができます。
手数料の圧倒的低減を実現
信頼スコアの向上により、業界平均を大きく下回る低料率を実現しています。2026年1月27日時点で、同サービスを利用したユーザーのファクタリング手数料の平均は4.75%となっており、業界平均を大きく下回っています。
厳選された優良パートナー企業との提携
反社チェック、面談、利用実績に基づいて同社が厳選したファクタリング会社のみと提携しているため、違法業者と契約してしまうリスクはありません。また、事前与信の段階でファクタリング会社に共有する情報は事業者を特定できない範囲に留めるため、不必要な情報流出を防ぐことができます。
株式会社きつつき工房 代表取締役・青嶋晋平氏のコメント
きつつき工房はバッグのOEMメーカーであり、自社ブランド「Rainbowgirl」を運営する現役のEC事業者でもあります。現在でこそモノづくり企業として活躍の場を得ている同社ですが、2020年から始まったコロナ禍では甚大な打撃を受け、苦しい経営状態に陥った経験があります。
外出が極端に減少したことでバッグの売上は激減し、OEMの受注は急減、自社ブランド製品の売上も低迷しました。2020年末に発出されたGoToトラベルで旅行需要の高まりを予想して大量のスーツケースを仕入れましたが、コロナ感染の勢いは収まらずわずか数ヶ月で実質停止となり、大量の不良在庫と追加投資した倉庫の家賃だけが残る結果となりました。
上海のロックダウンでは大幅に納期が遅延し、ようやくOEMの受注も元に戻ってきたと感じた最中、製品の納品が大幅に遅れたことで一部の注文がキャンセルになってしまいました。
次々と押し寄せる危機的な出来事により、「倒産」の2文字は現実的に目前まで迫っていましたが、そんな時に間一髪で助けてくれたのが「ファクタリング」による資金調達でした。
「あの時の自分と同じように資金繰りに窮しているEC事業者がいるなら支えたい」「ファクタリングという資金調達方法をEC事業者が安全に使えるようにしたい」という想いから、このサービスを立ち上げたと青嶋氏は語っています。ECの将来債権の価値を正しく評価し、健全な資金循環をサポートすることで、EC業界全体の活性化に寄与していきたいとしています。
会社概要
社名:株式会社きつつき工房
所在地:東京都中央区
代表者:代表取締役 青嶋晋平
事業内容:バッグ・鞄のOEM、自社ブランド運営、EC支援事業
出典元:株式会社きつつき工房 プレスリリース













