株式会社ベクトル（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO：西江肇司、東証プライム：6058）の子会社である株式会社ライブコマースが、株式会社Seedsと共同で、元タカラジェンヌが企画・出演するTikTok Shopの運営をスタートしたことが発表されました。このプロジェクトでは、舞台裏の「差し入れ文化」をライブコマースに取り入れた新しい形の販売方法が展開されるとのことです。
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舞台裏の"差し入れ文化"をライブコマースに取り入れたTikTok Shopを開設
宝塚のような舞台芸術では、ファンからの「差し入れ」という形での贈り物文化が深く根付いています。これはファンの「推し活」とも言える文化で、ファンから贈られた差し入れや贈り物を受け取ったタカラジェンヌは、その感動を舞台表現でお返ししてきました。彼女たちは心のこもった贈り物の魅力を十分に理解しているとされています。
このような背景から、元タカラジェンヌたちが自ら商品をセレクトするギフト特化型TikTok Shop「Giftina（ギフティナ）」がオープンしました。第一弾として、元タカラジェンヌでGiftinaのアンバサダーでもある和海しょうさんがプロデュースする入浴剤ブランド「Étoile Bain（エトワール バン）」の販売がスタートしているとのことです。
このプロジェクトには、同じく元タカラジェンヌである天路そらさんや空乃みゆさんの参加も決定しており、今後さらに多くの元タカラジェンヌが参加予定とされています。それぞれが自身のおすすめするギフトアイテムの販売を展開していく予定だということです。
アンバサダーによるショート動画もスタート
本プロジェクトに参加する元タカラジェンヌたちは、アンバサダーとして自身のTikTokアカウントを通じて、商品紹介やギフト活用アイデアをショート動画形式で発信していくとのことです。彼女たちがこれまで舞台で見せてきた輝きとは異なる、新たな魅力と世界観をTikTokを通じて多くの方々に届けていくことになるようです。
TikTok Shop & 出演者アカウント情報
今後は、宝塚歌劇団の各組ごとにもアカウントを開設する予定だとされています。最新情報については「Giftina（ギフティナ）」TikTok Shop公式ページで随時お知らせされるとのことです。
プロジェクト体制
このプロジェクトは、元タカラジェンヌたちのセカンドキャリア支援の一環として位置づけられており、TikTokを通じて本人が出演する商品紹介や販売を行う新たな形のライブコマース事業です。媒体運営および商品企画・開発に強みを持つ株式会社Seedsと協業し、今後さまざまなショップの開設・運営を計画しているようです。
・企画・プロデュース：株式会社Seeds × 株式会社ライブコマース
・キャスティングパートナー：STLogue株式会社
・TikTok Shop運営：株式会社ライブコマース
TikTok Shopとギフト・推し活の高い親和性
TikTok Shopの特徴は、ショート動画やライブ配信を通じて「商品との出会いから購入までが完結する」"感情購買型プラットフォーム"である点にあるとのことです。このプラットフォームはギフト需要やファンの「推し活」との親和性が非常に高いことが特徴とされています。その主な理由としては以下の4点が挙げられています。
① SNS内で購入が完結
「推し活」では「推しの動画・ライブを視聴して、欲しいグッズをすぐに購入する」という行動パターンが多く見られます。TikTokではアプリ内で購入手続きが完結するため、衝動買いや共感による購入につながりやすい環境が整っているとされています。
② ライブコマースでの感情共有
ライブ配信を通じて、推しやクリエイターとリアルタイムに交流しながら購入することができます。これにより「応援=購入」という構図が成立しやすくなっているとのことです。
③ 限定アイテム・数量限定
「推し活」を行うファン層は「今しか買えない」「ライブ中限定」といった特別感のある商品に強く反応する傾向があるようです。TikTokが提供するリアルタイム販売やカウントダウン機能はこうしたニーズと非常に相性が良いと説明されています。
④ ギフティング文化との親和性
TikTokライブにはギフト機能やコメント文化が根付いています。そのため、ライブ配信中に「リアル商品で推しを応援する」という行動に自然につながりやすい環境となっているとのことです。
株式会社ライブコマースでは、今後もこうしたギフト需要や「推し活」需要に向けた取り組みを強化していく方針だと発表されています。
出典元：株式会社ライブコマース プレスリリース
