シルバーエッグ・テクノロジー、千趣会「ベルメゾンネット」にAIレコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を導入

2025年9月19日 2025年9月19日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社（本社：大阪府吹田市、代表取締役社長＆CEO：トーマス・フォーリー、証券コード 3961）は、株式会社千趣会（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：鈴木聡）が運営する通販サイト「ベルメゾンネット」に、リアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を導入したことを発表しました。この導入により、ベルメゾンネットが目指す「お客様に寄り添う」ECサイトの実現と、顧客とのエンゲージメント強化に貢献しているとのことです。

この記事の目次

1 専門ツールの価値を認識。お客様に寄り添うための戦略的選択
2 「伴走型サポート」がもたらした安定性。AIとコンサルタントの連携がロイヤル顧客との繋がりを維持
3 「アイジェント・レコメンダー」について
4 シルバーエッグ・テクノロジー株式会社について
- 4.1 会社概要

専門ツールの価値を認識。お客様に寄り添うための戦略的選択

株式会社千趣会は1955年の創業以来、商品やサービスを通してお客様の生活を豊かにする提案をし、お客様との関係構築に努めてきました。現在は、ECサイト「ベルメゾンネット」を主力事業として展開し、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添うEC戦略を積極的に推進しています。

同社は以前にも「アイジェント・レコメンダー」を利用していましたが、一時期、多機能性を謳う「統合型マーケティングツール」へ切り替えを行いました。しかしながら、その結果として内部システムの複雑さによる連携の問題や、カスタマイズに多額の費用が発生するなどの課題が浮上したとされています。

こうした経験を踏まえ、専門ツールである「アイジェント・レコメンダー」が持つ継続的な機能改善、高度なカスタマイズ性、そしてシルバーエッグのコンサルタントによる手厚いサポートの価値を再評価。最終的に「アイジェント・レコメンダー」を再度導入する決断に至ったとのことです。

「伴走型サポート」がもたらした安定性。AIとコンサルタントの連携がロイヤル顧客との繋がりを維持

「アイジェント・レコメンダー」導入後、ベルメゾンネットが大規模なシステム改修を実施する状況においても、同サービスはお客様との重要なエンゲージメントを支え続けたといいます。改修によりサイトへのアクセスが制限される環境下でも、ロイヤル顧客に対してAIが個々のニーズを的確に捉えた商品提案を継続した結果、レコメンド経由の受注額は高水準を維持することができたそうです。

この成功の背景には、単なるツール提供にとどまらないシルバーエッグの「伴走型サポート」が大きく貢献しているとのこと。日常的にシルバーエッグのコンサルタントと密接に連携し、データ分析と改善を重ねてレコメンド精度を追求してきたことが、顧客一人ひとりに寄り添い、事業の安定化に繋がっているようです。

シルバーエッグ社は今後も、千趣会が目指す「お客様一人ひとりに寄り添い、新たな"発見"を提供する」購買体験の実現に向けて、AI技術とコンサルティングの両面からサポートを継続していく方針を示しています。

「アイジェント・レコメンダー」について

「アイジェント・レコメンダー」は、シルバーエッグ・テクノロジー株式会社が独自に開発したAIアルゴリズムを搭載した、リアルタイム・レコメンドサービスです。予測精度と処理速度の両面を確保した機械学習エンジンにより、サイトのアクセスや購買状況、各ユーザーの動線を「リアルタイム」に把握・分析し、一人ひとりの嗜好に合わせたおすすめ商品を瞬時に表示することが可能です。

顧客企業は利用シーンに応じて最適な技術を容易に選択・導入でき、ABテストによる効果検証も実施できます。また、多機能な管理画面やレポーティングサービスを通じて費用対効果の検証を行い、売上向上に向けた対策などを専任コンサルタントが継続的にサポートする体制が整っています。

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社について

シルバーエッグ・テクノロジーは、AI（人工知能）技術を活用して高度なパーソナライゼーションを実現するデジタルマーケティング・ソリューションを開発・提供しています。業界最高レベルのレコメンドエンジンである「アイジェントX」をはじめとする高性能な製品群と、顧客のビジネス成果を継続的に向上させるコンサルティングノウハウにより、パーソナライゼーションの未来創造に取り組んでいます。