SNKRDUNKが中古スニーカー向けクリーニングオプションサービスを8月8日から提供開始、リユースの日記念イベントも実施

「SNKRDUNK(スニーカーダンク)」(以下、スニダン)を運営する株式会社SODA(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:内山 雄太、以下SODA)は、リユースの日である8月8日より、中古スニーカーの購入時に選択できる「クリーニングオプション」サービスの提供を開始することを発表しています。このサービスは、スニダンアプリを利用するお客様には段階的に利用可能になるとのことです。

サービス開始の背景

日本のスニーカー市場は着実に成長を続けており、2024年には39億米ドルに達し、2033年には55億米ドルまで拡大すると予測されています。いわゆる"スニーカーブーム"は今後も継続する見込みです。スニーカー市場の拡大に伴い、中古スニーカーの流通量も増加していますが、「汚れ」が原因で本来価値のあるスニーカーが処分されるケースも少なくありません。

世界では年間約239億足の靴が生産され、そのうち95%以上に相当する2000万トンの靴が使用後に埋め立てられるか焼却処分されているという現状があります。

さらに、スニダンがユーザー向けに実施したアンケート調査によると、中古スニーカーの購入に際して、商品状態やニオイ・汚れなどに抵抗を感じる方が多いことが明らかになっています。

調査では、中古スニーカーに抵抗があると回答したユーザーのうち、約6割がクリーニングオプションによって購買意欲が高まると回答しています。また、出品側からも「汚れた状態で販売するのは気が引ける」という声が寄せられているようです。

クリーニングオプションサービスの概要

今回提供開始される「クリーニングオプション」は、中古スニーカー購入時に購入者が選択できるサービスです。このオプションを選ぶことで、鑑定・検品と併せて、スニーカーの素材に合わせた丁寧な汚れ落としやオゾン脱臭、除菌処理が施された状態で商品が届けられます。

このサービスにより、これまでニオイや汚れといった商品状態を理由に出品・購入を躊躇していたスニーカーをリユースする仕組みが整うことになります。

利用方法は以下の手順となります。

  1. 商品ページで「クリーニングオプション対応」商品であることを確認する
  2. 購入画面で「クリーニングオプション」にチェックを入れる
  3. 鑑定通過後にクリーニングおよびオゾン脱臭と除菌を実施
  4. 商品をお届け

このサービスは「ニオイや汚れが気になって履けない」「汚れているので捨てるしかない」といったスニーカーを廃棄することなく、新たな価値として循環させることを目指しています。

SODAの今後の展望

SODAは、スニダンが単なる売買の場に留まらず、"熱狂"が循環し、さらに大きな"熱狂"へと加速していくプラットフォームとなることを目指していると述べています。同社は今後も新たなサービスや機能の開発に挑戦していく姿勢を示しています。

スニーカーダンクについて

「スニーカーダンク(スニダン)」は、月間600万人以上が利用する国内最大級のスニーカー&トレカフリマアプリです。スニーカー、アパレル、トレーディングカードを中心に取り扱っており、全ての取引商品に対して鑑定を行うことで偽造品の流通を防ぎ、安心・安全な取引環境を提供しています。

今回の「クリーニングオプション」サービスの導入は、中古スニーカー市場の活性化と、スニーカーの価値を長く保つことによる環境負荷軽減の両面で大きな意義を持つと考えられます。ユーザーにとっては中古スニーカーの購入ハードルが下がり、より多くのスニーカーが循環することで、サステナブルなファッション消費の促進にもつながるでしょう。

「クリーニングオプション」サービスは8月8日から提供開始され、中古スニーカー市場に新たな価値を提供していくことが期待されます。

出典元:株式会社SODA プレスリリース

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