梅乃宿酒造のファンとの共創商品「晴れの日ライムミント」がリニューアル発売 - コミュニティプラットフォームを活用した成功事例

コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」を提供するコミューン株式会社は、梅乃宿酒造株式会社が運営するファンコミュニティ「梅乃宿KURABU」において、ファンとの共創により開発された商品「晴れの日ライムミント」が2025年6月20日(金)からリニューアル発売されることが発表されました。

この商品は2025年1月に限定発売された際に大きな反響を呼び、Communeを活用したファンマーケティングの顕著な成功事例となっているとのことです。

導入背景と共創の成果

梅乃宿酒造株式会社は、企業パーパスである「新しい酒文化を創造する」の実現に向けて、D2C事業の一環として「お客様との共創」を模索していたといいます。この理念を実現する場として、同社はファンコミュニティ「梅乃宿KURABU」を立ち上げ、その中で商品開発プロジェクト「ワクワク開発ラボ」を始動させたとのことです。

コミュニティ内での投票や座談会を通じてファンとの対話を重ねた結果、初の共創商品として「晴れの日ライムミント」が開発され、2025年1月に梅乃宿酒造公式オンラインショップにて数量限定で販売されました。

梅乃宿酒造 共創商品開発プロセス

この商品は、お客様の「こんなお酒が飲みたい」という想いを形にするため、試作段階での意見交換やアンケート、投票など、多様な共創プロセスをファンコミュニティ「梅乃宿KURABU」を通して経て商品化されたとのことです。共創商品の開発を通じて、コミュニティに参加するファンのロイヤリティが向上しただけでなく、多くの好評の声が寄せられたことから、今回よりおいしさが伝わるようラベルを一新し、リニューアル販売することになったと発表されています。

共創商品開発の取り組みについては、以前のプレスリリース「梅乃宿酒造のファンコミュニティ「梅乃宿KURABU」にて、お客様を巻き込んだ新商品の開発を実施」でも紹介されていました。

商品情報

【晴れの日ライムミント】

晴れの日ライムミント商品画像

≪商品名≫
晴れの日ライムミント

≪原材料名≫
ライム、レモン、ミント、スピリッツ、日本酒、高果糖液糖(国内製造)

≪アルコール度数≫
8%

≪税込価格≫
¥2,000

≪容量≫
720mL

≪品目≫
リキュール

≪販売≫
梅乃宿酒造公式オンラインショップ、梅乃宿酒造直営店、ECモール(楽天、Amazon、Yahoo!)

「梅乃宿KURABU」概要

梅乃宿KURABUロゴ

「梅乃宿KURABU」は、梅乃宿酒造を応援するファンの皆様のためのオンラインコミュニティです。無料会員登録いただくと、梅乃宿酒造の最新情報や開発秘話のほか、会員限定の特別イベントに関する案内も受け取ることができるとのことです。

このコミュニティは、コミュニティサクセスプラットフォームCommune内で運用されています。

Communeとは、コミューン株式会社が提供するコミュニティサクセスプラットフォームであり、コミュニティを通して課題解決・利用度向上・ファン増加を促進し、企業の継続的な売上向上を実現するものだと説明されています。

ファンとの共創がもたらす価値

今回の「晴れの日ライムミント」の事例は、企業がファンコミュニティを活用して商品開発を行うことの有効性を示しています。従来の一方向的なマーケティングとは異なり、顧客の声を直接取り入れることで、より市場ニーズに合致した商品開発が可能となるようです。

梅乃宿酒造のケースでは、ファンの声を反映させることで、実際に購入したいと思ってもらえる商品を生み出すことに成功したとのことです。このプロセスでは、単に意見を聞くだけでなく、試作品の評価や改良点の指摘など、多段階の関与を促すことで、より深い顧客理解と製品への愛着を生み出しているといいます。

また、こうした共創活動は参加するファンにとっても、自分たちの意見が実際の商品に反映される喜びや、企業との距離が近づくことによる親近感を生み出し、ブランドロイヤリティの向上につながるとされています。特に酒造業界のような伝統産業においても、こうした新しいアプローチが革新をもたらす好例となっているようです。

コミュニティを活用したマーケティングの可能性

Communeのようなコミュニティプラットフォームを活用することで、企業は単なる販売促進を超えた、より深い顧客とのつながりを構築することが可能になるとされています。特に現代のデジタル環境では、物理的な距離を超えて全国のファンと継続的な関係を築くことができるとのことです。

このようなコミュニティベースのマーケティングアプローチは、以下のような利点をもたらすと紹介されています:

  • リアルタイムの市場フィードバックを得られる
  • 顧客の潜在的なニーズや願望を深く理解できる
  • 製品開発コストの効率化が図れる
  • マーケティング活動自体がコンテンツとなり、口コミ効果を生む
  • 顧客エンゲージメントの持続的な向上が期待できる

梅乃宿酒造の「晴れの日ライムミント」の成功は、これらの利点が実際のビジネス成果につながることを示す良い事例と言えるでしょう。初回の限定販売での反響の大きさが、今回のリニューアル発売につながったという流れは、コミュニティマーケティングの効果を如実に表しているとのことです。

Commune(コミューン)について

Communeは、コミューン株式会社が提供するコミュニティサクセスプラットフォームです。あらゆる組織と人のコミュニケーションをスムーズにするコミュニティづくりを、立ち上げから活性化までトータルでサポートしているとのことです。

企業は、このプラットフォームを活用することで、顧客との対話の場を構築し、製品開発やマーケティング活動に顧客の声を反映させることができるようです。また、顧客側も企業の意思決定プロセスに参加することで、より深いブランド体験を得ることができると説明されています。

今回の梅乃宿酒造の事例は、Communeを活用したファンマーケティングの成功モデルとして、他の企業にとっても参考になる取り組みと言えるでしょう。特に消費者の嗜好が多様化し、個別化が進む現代において、こうしたコミュニティベースのアプローチはますます重要性を増していくことが予想されます。

会社概要

会社名:コミューン株式会社
代表者:高田優哉(代表取締役CEO)
設立:2018年5月
事業内容:コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」の開発・提供
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田4‐31‐18 目黒テクノビル2F

出典元:コミューン株式会社 プレスリリース

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