
化粧品OEMを手掛ける株式会社ベイコスメティックス(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役:加藤聡太)は、国内化粧品ブランド100社を対象とした調査レポート『化粧品開発におけるOEMパートナーの現状と課題 2025』を実施したことを発表しました。この調査により、多くの化粧品メーカーの担当者がOEMとの取り組みにおいて様々な課題を抱えている実態が明らかになっています。
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約7割の企業が新たなOEMパートナーとの取引を必要と感じている
同社の調査によると、回答した企業の69%が「新しいOEMパートナーとの取引を始める必要がある」と回答していることが分かりました。一方で、既存のOEM会社との取引に満足しており、新たな取引先は必要ないと感じている企業はわずか17%にとどまっています。この結果から、多くの化粧品ブランドが現在のOEMパートナーに対して何らかの不満を抱えていることが示唆されています。

OEM会社への不満点は担当者の対応力に集中している
新規のOEM会社との取引を検討している背景には、既存OEM会社に対する具体的な不満が存在しています。主な不満点として挙げられたのは、「対応の柔軟性がない」「コミュニケーションが遅い、少ない」「提案がない」などであり、担当者のサポート対応力に関する課題が集中していることが明らかになりました。
調査結果によれば、これらの担当者の対応力不足によって生じる開発遅延などが原因となり、化粧品業界全体で年間40.5億円もの機会損失が発生していると推計されています。この数字は、適切なOEMパートナー選びが化粧品ブランドの事業成功において極めて重要な要素であることを示しています。
開発に伴う不満点を解決し、攻めのサポートを充実させたベイコスメティックスの化粧品OEM
株式会社ベイコスメティックスは、同社がメーカーとして化粧品開発をした際に実際に感じた不満点を解決し、化粧品事業の成功に必要なサポートを充実させたOEM会社として設立されました。同社は以下の特徴を持つサービスを提供しています。
瞬速レスポンス × 濃密コミュニケーション — 業界No.1の並走力
専任チームによる即時レスポンスを実現しています。進行状況はリアルタイムで共有され、判断待ちのタイムロスが発生しません。これにより、試作から量産までのリードタイムを業界平均よりも3ヶ月短縮することに成功しているとのことです。
360°オール支援 — 企画・販促・物流までワンストップで網羅
ベイコスメティックスのサポートは処方開発だけにとどまりません。以下のような包括的な支援を提供しています。
- 企画提案:市場インサイトから新商品や施策を立案
- ロジスティックス:販売・在庫管理システムと連携し、最適な物流体制を構築
- 販売戦略:独自のフレームワーク+最新トレンドで勝ち筋を提案
- オフラインチャネル開拓:独自ネットワークで最適流通を選定
処方設計から"バズる"ストーリー作り、販路・物流、在庫管理まで一本化されているため、企画と販促が同じエンジンで回り、"魅せて売る"導線がスムーズに完成するとのことです。
企画提案力×分析力×AI
数万人規模の市場データとAI解析技術を活用して「買いたい理由」を可視化しています。刺さるコンセプト設計により、ローンチ前から"売れる必然性"を創出することが可能となっているそうです。
調査概要
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査方法:オンラインアンケート(匿名回答)
- 調査期間:2025年6月14日〜6月19日
- 調査対象:国内化粧品ブランド100社の開発/マーケティング責任者
- 有効回答数:100
ベイコスメティックスについて

株式会社ベイコスメティックスは、元々マーケティング会社として活動していました。事業の一環として自社ブランド「カプセルセラム」を開発した際に、化粧品OEM業界における様々な課題を実感したといいます。「納期が遅い」「サポートが不十分」「品質にばらつきがある」といった問題が業界の当たり前として存在していることに違和感を覚え、これらの課題を解消すべく、新しい形のOEM会社として設立されました。
ベイコスメティックスは、業界に存在する多くの課題を解決するために、革新的なアプローチで業界に挑戦しています。従来のOEM会社とは異なり、化粧品ブランドのビジネス成功に向けた包括的なサポートを提供することで、クライアントの事業成長を支援しているとのことです。
化粧品業界での経験から得た知見と、マーケティングのバックグラウンドを活かし、単なる製造パートナーを超えた価値提供を目指しています。迅速なレスポンス、緊密なコミュニケーション、市場分析に基づく提案力を強みとして、クライアントの化粧品ブランド構築をトータルでサポートしています。
今回の調査結果からも明らかなように、化粧品業界においては適切なOEMパートナーの選定が事業成功の鍵を握っています。ベイコスメティックスは、これまでの業界の常識にとらわれない新しいOEMのあり方を提案し、化粧品ブランドの成長と業界全体の発展に貢献することを目指しているそうです。
調査によって浮き彫りになった課題に対応するため、同社では今後もクライアントのニーズに応える革新的なサービスの開発・提供を続けていく方針です。化粧品ブランドを立ち上げたい、あるいは既存ブランドの製品ラインを拡充したいと考えている企業にとって、同社のサービスは新たな選択肢となるでしょう。
今後の化粧品OEM業界は、単なる製造受託にとどまらず、ブランド構築から販売戦略までを包括的にサポートするパートナーシップの重要性がますます高まっていくことが予想されます。ベイコスメティックスのような新しい価値提供を目指すOEM企業の登場により、業界全体のサービス品質向上が促進されることが期待されます。
出典元: 株式会社ベイコスメティックス プレスリリース