
C Channel株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川亮)は、2025年6月より、ショート動画プラットフォーム「TikTok」上でのEC機能「TikTok Shop」の運用支援サービスを開始することを発表しました。同社は、中国での豊富な運用実績を活かし、約1000名のTikTokクリエイターと連携したコンテンツ企画から運用、販売促進までを包括的に支援していくとのことです。
C Channelはこれまで、SNSマーケティングにおいて認知理解を促進する領域から、人の心を動かす動画やインフルエンサーを活用して次世代のマーケティングに挑戦してきました。ショッピングとマーケティングがエンターテインメント化する時代を見据え、企業のTikTok Shop活用を全面的にサポートするサービスを展開するとしています。

この記事の目次
TikTok Shop運用支援サービス開始の背景
C Channel株式会社は、これまでSNSマーケティングにおいて、認知理解を促進する領域から人の心を動かす動画やインフルエンサーを活用した次世代のマーケティングに取り組んできました。現在では、ショッピングとマーケティングの両方がエンターテインメントとして消費される時代が到来しており、そのニーズに応えるサービスとして「TikTok Shop」の運用支援を開始することになったとのことです。
同社のグループ会社であるC Channel上海では、すでに中国国内でのTikTok Shop(抖音小店)運営において豊富な実績を築いています。この中国市場で培った知見とノウハウをもとに、日本国内でも本格的な展開を始めるとしています。さらに、SNS運用支援の専門知識と、同社が運営するインフルエンサープラットフォーム「Lemon Square」に登録する約1000名のTikTokクリエイターを活用することで、企業のTikTok Shop活用をコンテンツ企画から運用、販売促進まで一貫して支援していく予定です。
また、C Channelは今後、TikTokのライブ配信機能を活用したライブコマース支援も開始する予定とのことです。視聴から購入までをリアルタイムでつなげることにより、ブランドと生活者の間のエンゲージメントを最大化することを目指しているようです。
中国での運用事例(松山油脂株式会社 × C Channel)

2023年12月、C Channelはボディケアブランド「松山油脂」の製品を中国のショート動画プラットフォーム上の越境ECプラットフォーム「抖音電商全球購買(Douyin EC Global)」で販売する「松山油脂海外旗艦店」を開設しました。C Channelが販売元となり、中国現地法人「C Channel上海」と連携して運営を行っています。
この事例では、ショート動画制作・配信や中国のインフルエンサーを活用したPRなど、コンテンツマーケティングを中心とした運用を実施しています。中国市場でのブランド認知拡大と越境EC市場におけるシェア拡大を目指し、現地の消費者に向けた効果的なプロモーションを展開したとのことです。
松山油脂の事例に関する詳細は、C Channelの公式サイトでも紹介されています。
C Channelが提供するTikTok Shop支援サービスの特徴
- 中国での成功実績をベースに、日本市場向けに最適化した運用ノウハウの提供
- 約1,000名以上のTikTokクリエイターによる拡散・販促サポート
- コンテンツ企画・制作・配信・販売支援までワンストップで提供
- 自社のインフルエンサーを活用したライブコマース支援(TikTok LIVE)の順次展開
C Channelは今後も、SNSを起点とした新たな購買体験の創出と、インフルエンサーの影響力を最大限に活用したマーケティング支援を通じて、企業の売上向上とファン獲得を支援していく方針だと発表しています。デジタルマーケティングの進化とともに、より効果的なSNSコマース戦略の構築をサポートしていくとのことです。
TikTok Shopは国内でも急速に普及しつつあるEC機能であり、特に若年層を中心に新たな購買行動の場として注目されています。C Channelが持つ中国市場でのノウハウと、日本国内での豊富なSNSマーケティング経験を組み合わせることで、日本企業のTikTok Shop活用を包括的に支援することが可能となるようです。
これまでのSNSマーケティングとEC活動が別々に行われていた従来の方法から、統合的にブランド価値を高めながら販売促進を行う新しいアプローチへとシフトする企業が増えつつあります。C Channelの支援サービスは、そうした企業のニーズに応えるものとなっているとのことです。
特にライブコマースは中国市場ですでに大きな成功を収めており、日本市場においても今後の成長が期待されています。C Channelはこの分野でも先駆的な支援を提供することで、クライアント企業の新たな販路開拓と売上拡大をバックアップしていくとしています。
C Channel株式会社について
C Channel株式会社は、美容・ライフスタイル領域に特化したSNSマーケティング支援を行っています。InstagramやTikTokなど複数のSNSに対応し、インフルエンサー活用から広告運用、オフライン施策まで一貫したサポートを提供しています。
同社が運営する自社プラットフォーム「Lemon Square」には約3万人のクリエイターが登録しており、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出やレビュー施策に強みを持っています。特に化粧品・日用品業界での実績が豊富で、年間250社以上のプロモーションを支援しているとのことです。
"口コミで売上を動かす"という理念を軸に、生活者と企業をつなぐSNSマーケティングを追求しているC Channelは、今回のTikTok Shop支援サービスを通じて、さらに幅広い企業のデジタルマーケティング強化に貢献していくことが期待されます。
SNSとECの融合がさらに進む市場環境において、C Channelの専門知識と実績は、多くの企業にとって貴重なパートナーとなることが期待されています。2025年6月のサービス開始に向けて、今後も準備を進めていくとのことです。
出典元:C Channel株式会社 プレスリリース