株式会社D-Chain、鑑定済みトレカの所有権をオンラインで売買できる新サービス「PACKS」をリリース

株式会社D-Chain(本社:東京都中野区、代表取締役:堺悠斗)は、2025年4月27日、鑑定済みのトレーディングカード(以下「トレカ」)を現物をやり取りすることなく世界中のユーザーとスピーディかつ安全に売買できる新サービス「PACKS(パックス)」を正式にリリースしたことを発表しました。このサービスにより、国際的なトレカ取引における物流や関税の問題を解決し、真贋が保証された安全な取引環境を提供するとしています。

同社によると、PACKSサービスでは、専門家が鑑定・保管したトレカの「所有権」のみをインターネット上で売買できる革新的な仕組みを採用しており、グローバルで急拡大するRWA(Real World Assets)市場において新たな取引スタンダードの確立を目指しているとのことです。

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現物カードを送らず、世界中のユーザーとカードを売買できる革新的な仕組み

PACKSは、実物のトレカを専門家が丁寧に鑑定・倉庫へ保管し、その保管されたカードの「所有権」を発行することで、インターネット上で自由に売買できる場を提供する新しいサービスです。

このサービスの最大の特徴は、ユーザーが実物のカードを送受信する必要がなく、カードの「所有権」のみを売買できる点にあります。これにより、ユーザー同士がどれだけ遠く離れていても、関税や高額な国際送料が発生することなく、リアルタイムで安心してカード取引が可能になるとしています。

さらに、購入後すぐに次の出品・販売ができるため、従来のように「カードが届くまで次の取引に進めない」といった待ち時間もないとのことです。海外ユーザーとの取引が日常化している現代において、圧倒的な利便性とスピードを兼ね備えた、新しい国際取引のかたちを提供するとしています。

また、同社によれば、所有権を保有しているユーザーは、必要に応じてその権利を行使し、いつでも実物のカードを自宅に配送してもらうこともできます。「所有権での取引」と「現物として手元に置くこと」の両方を自由に切り替えられるという柔軟性は、コレクション用途にも投資用途にも対応可能で、今後のトレカ取引における新たなスタンダードとなることが期待されています。

ユーザーへの負担が、業界一少ない取引設計を実現

1.【一番安い手数料で取引可能に】

PACKSでは、ユーザーが最大限負担をかけずに取引できるよう、手数料を0にしたり、他社よりも大幅に下げるなどの施策を実施しているとのことです。

2.【配送や関税のコストをかけずに国際取引が可能に】

近年、米国をはじめとした貿易政策の変化により、国境をまたぐモノの取引にはこれまで以上に高い関税や配送コストがかかるようになると予測されています。特にトレカのような趣味性の高いアイテムは、個人間での国際取引が増える一方で、そうした「見えないコスト」がユーザーの大きな負担となっていました。

PACKSはこうした背景を受け、現物を動かさずに取引を成立させる仕組みを提供することで、輸送や関税の心配がない、次世代の取引スタイルを実現していると説明しています。

3.【鑑定済みカードのみを取引、偽物リスクのない安心な環境を実現】

PACKSでは、ユーザーから預かった全てのトレカに対して、専門家による厳密な鑑定と真贋チェックを行ったうえで厳重に保管し、そのカードの「所有権」がプラットフォーム上で発行・取引される仕組みを採用しているとのことです。

この仕組みにより、偽物カードが市場に紛れ込む心配が一切なく、本物のカードの所有権だけが安全に売買できる環境が実現しているとしています。従来の個人間売買で懸念されていた「実物が届くまで真贋が不安」といったリスクは完全に排除され、初心者から経験者まで、すべてのユーザーが安心して取引に参加できる環境が整っているとのことです。

さらに、PACKSでは真贋精度を高めるために、信頼性の高い第三者機関とも連携し、カード市場における健全で、世界中で一番信頼性の高い取引基盤の構築を進めていると説明しています。

グローバルで急拡大するRWA市場におけるPACKSの役割

PACKSが参入するのは、成長する「ネット上での実物資産の所有権取引」市場

近年注目されているWeb3における「RWA(Real World Assets:実物資産のトークン化)」市場において、世界では現在、不動産やアート作品、時計やバッグなどの「実物資産」をインターネット上で簡単に売買できるようにする動きが急速に広がっています。

特に、トレーディングカードのような"実物価値"をもつ資産のオンチェーン取引化が進んでおり、2023年末に約84億ドルだったRWA市場の規模は、2025年2月時点で約170億ドルに拡大し、2030年には2兆ドル規模に達するという予測も出ています。このような市場の急成長は、今後の経済に大きな影響を与えるものとして注目されています。

同社によると、PACKSはこの流れの中で、日本発の「トレカ」という身近で高いコレクション価値を持つ資産を、グローバルに安全・即時・自由に取引できるマーケットプレイスとして展開。誰でも簡単に参加できる、新たな『金融資産の国際市場』の入口として今後の拡大を目指しているとのことです。

創業者メッセージ「PACKSが目指す世界」

「価値あるカードを、もっと自由に、安心して取引できる世界をつくりたい」その想いからPACKSは誕生したと、同社は述べています。

国をまたぐ取引が身近になる一方で、配送や関税、偽物といった"アナログな壁"は、今もなお多くのユーザーの負担となっています。PACKSは、実物カードの"所有権"をデジタルで売買できる仕組みによって、こうした障壁を根本から解決することを目指しているとのことです。

物流や税のコストに縛られない、次世代のグローバル取引インフラとして世界マーケットに新たなスタンダードを提供していくことが、同社のビジョンとなっていると説明しています。

運営会社情報

法人名:株式会社D-Chain
設立:2023年8月
代表取締役:堺悠斗
資本金:1百万円
事業概要:Web3事業、RWAマーケットプレイスの開発・運営など
所在地:東京都中野区弥生町2丁目41-17

出典元: 株式会社D-Chain

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