株式会社GROWTH VERSE（本社：東京都豊島区、代表取締役CEO：渡部 知博、代表取締役CTO：南野 充則）が、マーケティングAI SaaS「AIMSTAR（エイムスター）」の新機能として「LINEリッチメニューシナリオ」の提供を開始しました。
この新機能は、ダイレクトマーケティング業界において重要性が増している顧客接点チャネルとしてのLINEを利用したもので、特にリッチメニューが顧客との接点を強化する手段として注目されています。
背景
近年、ダイレクトマーケティングの分野では、メールマーケティングに加え、LINEも顧客との接点を持つための重要なプラットフォームとなりました。リッチメニューは、顧客がLINEを開いたときに最初に目にするインターフェースであり、このため非常に重要な役割を果たしています。
従来からAIMSTARでは、LINEを用いた個別のメッセージ配信によるOne to Oneコミュニケーションが行われていましたが、新たに追加された「LINEリッチメニューシナリオ」機能によって、顧客セグメントごとに合わせたリッチメニューの表示が可能になりました。
具体的には、新規顧客には「初回限定クーポン」を、また、既存の会員には会員ステータスに応じた特典や限定クーポンの案内が表示可能です。このように、パーソナライズされた情報提供を行うことで、顧客体験の向上とキャンペーンの効果を高め、顧客ロイヤリティの向上が期待されています。
LINEリッチメニューシナリオの主要機能
本アップデートによって、以下の機能が新たに利用可能となりました。
- LINEリッチメニューの作成機能
テンプレートを用いたリッチメニューの作成が容易になり、各ブランドやキャンペーンに適したリッチメニューをデザインすることができ、これにより顧客体験をさらに強化することが可能です。
- 公開期間の設定
キャンペーンや季節に応じたイベントスケジュールに合わせて、リッチメニューの公開期間を事前に設定することができます。これにより、運用の際の手動操作を不要にし、運用負担の軽減に寄与します。
- セグメントごとのカスタマイズ配信
顧客の購買履歴や行動履歴、属性データを活用し、特定の顧客に最適化されたリッチメニューを配信することが可能です。これにより、ターゲティングの精度が向上し、より効果的なパーソナライズを実現します。
- 複数シナリオの優先度設定
複数のシナリオを設定し、それぞれに優先順位を付けることで、競合するシナリオ間でのリッチメニューの表示を自動で調整します。顧客の状況や条件に応じて最適な情報が自動的に提供される仕組みを整えました。
これらの機能が追加されたことで、LINE公式アカウントを通じて、顧客の興味や行動に基づいたパーソナライズされたリッチメニューの提供が可能になり、顧客接点の質を高めるだけでなく、より効率的で効果的な運用が実現され、事業成果への貢献が期待されます。
AIMSTARについて
「テクノロジー × プロフェッショナルで企業の潜在成長力を最大化する」というプロダクトパーパスを持ち、顧客のLTV最大化を実現するマーケティングAI SaaSです。
多くのBtoC事業者に導入され、日本の代表的な大手企業様にも利用されています。
出典元：株式会社GROWTH VERSE プレスリリース
