
急成長を遂げるベンチャー企業、株式会社TYLが、「ペット関連商品の購入満足度に関する意識調査」を実施しました。
調査の意義
1月は、クリスマスやお正月に伴う支出が続くため、特に暖房費の影響もあり、家計を見直す重要な時期です。ペットを飼っている家庭でも、愛情を持って育てているペットたちに快適な生活を提供しながらも、賢い消費を心掛けたいと考える方も多いでしょう。
TYLは、首都圏で4つの動物病院を運営し、訪問診療サービスも行っています。全国の動物病院を支援し、ペットの健康を守るための環境を整えています。そういった事業に関連する取り組みとして、ペット関連商品の購入満足度を調査が実施されました。
調査結果の概要
- 購入満足度は、3,000円未満のアイテムで高い傾向があり、ペットショップやトリミングサロンの選択肢、口コミを重視していることが顕著に現れました。
- 支出は昨年より増加傾向にあったものの、約40%の飼い主が期待外れな購入を経験したとの結果が出ました。
- 2024年の購入計画は日用品が中心で、特にフード、トイレ用品、衛生用品が人気という結果になりました。
- ペット商品選びにおいては、7割以上の飼い主が品質を重視しつつも、「コストパフォーマンス」も意識する傾向が見られます。
<ペットの飼育状況に関する調査結果>
20代から60代のペットオーナー616名に「飼っているペットの種類」を尋ねた結果、犬51.6%、猫41.6%、鳥8.0%、カメ7.8%、ウサギ7.6%、熱帯魚5.8%、ハムスター3.4%、その他8.3%との回答が得られました。
トピックス1
- 購入して良かった商品として多くの飼い主が日常的に使用する3,000円未満のアイテムを挙げ、ペットショップやトリミングサロンからの推薦と口コミ・レビューが重視されています。
ペットオーナー616名に対し、「2024年に購入して良かったと思う商品」について尋ねたところ、「特になし」を除くと、最も多くの回答が「フード・おやつ」(36.4%)、次いで「トイレ用品」(10.2%)、「おもちゃ」(7.5%)という結果になりました。
さらに購入して良かったものを挙げた479名に、商品の価格帯を聞くと、最も多かったのは「1,000円〜3,000円未満」(33.8%)、次いで「3,000円〜5,000円未満」(24.4%)、3位は「1,000円未満」(18.2%)でした。

さらに、購入して良かったものを挙げた479名に商品の購入理由を尋ねたところ、最も多かったのは「ペットショップやトリミングサロンの推薦」(29.2%)、次いで「オンラインの口コミ・レビュー」(28.0%)、「友人や知人の推奨」(26.5%)という結果が得られ、身近な人々やオンライン情報の影響力を示しました。

トピックス2
- 昨年と比較して支出が増加しているものの、約4割の人々が「期待外れ」と感じた買い物について述べています。
ペットを飼っている616名に「2023年と比較して、ペットのための買い物が増えましたか?」と尋ねた結果、「はい」と回答した方は284人(46.1%)、「いいえ」は242人(39.3%)、およそ14.6%が「わからない」と答えました。

さらに、「2024年に購入して『がっかりした』または『期待外れだった』ものはありますか?」という質問に対して、「はい」と回答した人数は246人(39.9%)、逆に「いいえ」は370人(60.1%)という結果が得られました。

全体的には、昨年に比べて資金の増加を感じる飼い主が多い一方、4割弱が期待外れな購入を体験しているという実情が浮かび上がりました。
トピックス3
- 2024年の購入計画は日用品が中心であり、フード、トイレ用品、衛生用品が特に人気です。
同じくペット飼育者616名に「今年、買う予定のペット用品はありますか?」と尋ねたところ、最も多い回答が「フード・おやつ」(54.9%)、次いで「トイレ用品」(29.9%)、3位は「衛生用品」(20.6%)という結果になりました。これは、多くの飼い主が日用品に重点を置いた購入計画を持っていることを示しています。

トピックス4
- ペット用品の選び方に変化が見られ、品質重視の飼い主が7割を超え、「コストパフォーマンス」も重要視されています。
飼い主616名に「ペット用品を購入する際に重視する項目は何ですか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「品質」で74.5%、次いで「価格」を重視する人は53.9%に達しました。これは、愛するペットと共に快適な日々を送るために、高品質の商品に対する需要が高まる一方で、価格も無視できない要素であることを示しています。

出典元: 株式会社TYL プレスリリース