
売れるネット広告社グループ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長 CEO:加藤公一レオ、東証グロース市場:証券コード 9235)の連結子会社である売れるネット広告社株式会社は、アパレルEC企業の収益最大化を支援するAI画像合成サービス『売れるAIアパレル試着』について、実際の独自アプリを利用した際のデモ映像を公開しました。
この記事の目次
『売れるAIアパレル試着』とは?
本サービスは、国内2.9兆円に拡大するアパレルEC市場(※矢野経済研究所調べ)における"モデル撮影文化"を根底から覆す、まさに業界革命とも言える新サービスです。
このアプリは、同社が開発した複数の最新生成AIモデルを活用する独自のシステムで、アパレルEC運営企業に代わり、ECサイト向けのモデル着用画像を自動生成するものです。
従来、ECサイトにモデルが着用しているイメージを掲載するには、モデル手配や撮影、画像編集に多大な時間とコストがかかり、一定以上の規模を持つ大手EC企業でなければ導入が困難でした。そのため、小規模EC事業者は平置き画像や仕入れ元の提供画像で代用せざるを得ず、視覚訴求の面で不利な立場に置かれてきました。
しかし、『売れるAIアパレル試着』では、商品1点からでもAIで着用画像の合成が可能となっています。
簡単な操作で、モデルの着用画像をスピーディかつ高品質に生成できるようになるとのことです。
専用アプリに搭載された主な機能
① マネキンやスタッフの着衣から、AIモデルの着用イメージに変換するスワッピング機能
② 平置き画像から、AIモデルの着用イメージを生成する合成機能
③ 生成AIによる背景イメージの自動合成機能
④ プロンプトによる画像微調整・最適化機能

全国の中小アパレルECに"武器"を解放
これにより、これまで一部の大手EC企業にしか実現できなかった「モデル着用画像による販売力強化」が、全国数十万社にのぼる中小アパレルEC企業にも一気に普及する可能性が広がりました。
アパレルECにおける"売れる画像戦略"の常識が、大きく塗り替えられる転換点を迎えたといえます。
AIの壁を乗り越える"丸投げ型"画像生成SaaS
また、一般的なAI画像生成には、モデル選択・プロンプト設計・試行錯誤など、一定のスキルと知識が必要とされ、必ずしも誰でも成果が出るとは限りませんでした。
しかし『売れるAIアパレル試着』は、成果物ベースでの納品を基本とした"丸投げ型"サービスのため、利用企業がAI操作に慣れている必要は一切なく、画像生成プロセスをそのまま外注する感覚で導入できるとのことです。
今後の展望と収益インパクト
売れるネット広告社グループでは今後も、「売れるAIアパレル試着」の機能拡充および販売パートナー拡大を積極的に推進していくとのことです。
すでに複数のD2C・アパレル企業との商談が進んでおり、本サービスが業界標準となる未来を見据えた展開を視野に入れているようです。
同社によると、本件が連結業績に与える影響は現時点では軽微と考えているものの、中長期的に業績の向上に資するものと考えているとのことです。なお、正式リリースを受け、すでに複数の大手アパレル企業との商談・提携交渉も進行中であり、今後の状況により公表すべき事項が生じた場合には速やかに発表されるとしています。
会社概要

社名:売れるネット広告社グループ株式会社(東証グロース市場:証券コード9235)
代表者:代表取締役社長CEO 加藤公一レオ
設立日:2010年1月20日
出典元:売れるネット広告社グループ株式会社 プレスリリース