Genworkとダイイチが協力、AIモデルによるユニフォーム着用画像をECサイトで提供開始

アパレル業界向けに特化したモデル撮影効率化ツール「Photorel」を手掛ける株式会社Genwork(東京都港区、代表取締役:中谷健太郎)は、企業向けのユニフォーム企画・製造販売を行う株式会社ダイイチ(神奈川県横浜市、代表取締役:花本こず枝)と協力し、実用化PoCの成果として、ECサイト(e-UNIFORM)においてAIモデルによる着用画像の提供を開始しました。

実用化PoCの内容

このプロジェクトは、画像生成AI技術を利用し、EC運営業務の効率化および高度化の実現を目指して、2024年6月より両社間で実用化検証を進めてきました。ダイイチのECサイト(e-UNIFORM)にてAIモデルを用いた着用画像の配信を目指し、次のような取り組みが行われました。

① 株式会社ダイイチが保有するモデル着用画像データをGenworkの試着アルゴリズムによって学習させ、独自のファインチューニングにより自動試着精度を向上させました。

② ブランドイメージに沿ったAIキャラクターモデルや背景素材の制作を行いました。

③ レタッチデザイナーを起用し、よりリアルで魅力的な商品画像へのブラッシュアップ作業を行う体制を構築しました。

これらの取り組みを通じて、従来のリアルなモデル画像に引けを取らない生成AIが作成した着用画像を提供できるようになりました。今後も両社は画像生成AIのさらなる活用を推進し、その普及に努めていく方針です。

配信される画像

出典元: 株式会社Genwork プレスリリース

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