AnyMind Group株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「同社」)が、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」において、新たに成果報酬型キャンペーンの効果を視覚化する機能を強化したことを発表しました。これに伴い、「AnyTag Performance ダッシュボード」の提供が開始され、インフルエンサーを通じて実施されるキャンペーンの効果を多角的に分析し、ブランド企業のROAS(広告投資対効果)やLTV(顧客生涯価値)の向上を支援します。

■導入の背景と目的
最近のSNS施策においては、ROASの測定精度が高く求められるようになっています。それに伴い、一般的なタイアップ施策では購入に対する費用対効果が明瞭でないという課題が浮上し、成果報酬型キャンペーンへの関心が急速に高まっています。この成果報酬型キャンペーンでは、購入が発生したタイミングでの費用対効果をシンプルかつ明確に測定可能であり、リピート購入や顧客の持続的な購入率を分析することで、ROASやLTVを正確に把握し、効果的な戦略の策定及び実行が可能となります。
「AnyTag Performance ダッシュボード」は、こうしたニーズに応えるため、データの可視化を強化しました。この新機能によって、インフルエンサーやキャンペーンの分析を基にした購入数、売上、継続率を考慮した施策を実現できるため、ブランド企業はより効率的で費用対効果の高いキャンペーンを実施することができるようになります。
■ダッシュボードの詳細
・マーケティングパフォーマンスの一元管理
このダッシュボードにより、各投稿から得られる売上総額や消費者のリピート率を一元的に管理できます。データに基づき、リピート購入を促すインフルエンサーを選定することで、リピート購入を意識したキャンペーン設計が可能になります。
・AnyTagに連携された83万人のインフルエンサーネットワークの活用
インスタグラムやTikTok、YouTubeなどの各種SNSプラットフォームにおいて、トップインフルエンサーからナノインフルエンサーまで幅広いネットワークを駆使した施策を実行できます。過去のキャンペーンで培った経験とノウハウをもとに、効果的な運用が支援されます。
*2024年9月末時点のデータに基づいています。
*この機能は現在、日本国内のみで利用可能です。
▼AnyTag Performanceダッシュボードのイメージ
(ブランドやキャンペーンに応じて、UI・ UXは柔軟に変更可能)

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期間、媒体形式、キャンペーン、インフルエンサーの条件でのソート機能
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売上や継続率に基づくランキング形式の可視化

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売上と継続率の関係を視覚的に分析できる散布図の自動生成

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起用したインフルエンサーごとに購入件数、売上総額、継続率、離脱率、平均購入金額などの状況が一覧表示可能です。
■今後の展望
同社は、生成AI技術を活用したインフルエンサーと商品精査のマッチング機能、さらにはクロスプラットフォームな分析など多様な機能の拡充を計画しています。これにより、ブランド企業へのさらなる高い付加価値を提供し、効果的な提案及び実行を重視する方針です。
■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、シンガポールで2016年に設立され、アジア圏を中心に15ヵ国・地域で展開しているテクノロジー企業です。同社はECやマーケティング、生産管理、物流など様々な分野において、11のプラットフォーム及びソリューションを提供しています。そのサービスモデルは「BPaaS」(Business Process as a Service)を採用し、DXの推進や業務効率化、省人化に寄与し、クライアントの成長を支援しています。(証券コード:5027)。
出典元: AnyMind Group