
AI、XR、ブロックチェーン事業やファンプラットフォーム「PEEEPS」を展開する株式会社1SEC(本社:東京目黒区、代表取締役:中村寿成)が、株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井浩、以下「丸井グループ」)との資本業務提携契約を締結したことが発表されました。
1SECは、web3の開発やマーケティングノウハウに加え、ブロックチェーン技術を活かしたファンプラットフォームを提供し、蓄積してきたデータベースやコミュニティ運営の経験を活かします。対する丸井グループは、小売やフィンテック、未来投資のビジネスを統合し、両社は新たなファンエンゲージメントモデルを共同で構築し、「インパクト」というテーマの下で「一人ひとりの『好き』を応援する」取り組みを推進する方針です。
■取り組みの背景
1SECは、「手掛けるテクノロジーで世界一、個人や企業をエンパワーメントさせる」というミッションを掲げ、2019年から誰でも利用可能なサブスクリプションサイト「PEEEPS」を提供しています。2020年4月からはデジタルファッションレーベル『1BLOCK』を中心にフィジタルソリューション「ONEDRIP」(特許申請中)を展開し、ブロックチェーンを活用したマーケティングサービスの研究開発にも取り組んでいます。
2024年7月には、「PEEEPS」において得たゼロパーティーデータとAIを組み合わせて生成したデータベースを利用し、クリエイターキャスティングサービス“HYPE CAST AI”をリリースし、総フォロワー数が6000万人を超える登録クリエイターを抱える予定です。
丸井グループは、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」というビジョンを掲げ、「『好き』が駆動する経済」といった新たな経済圏の創出を目指しています。フィンテック事業では「好きを応援する」という独自のカード戦略を採用し、小売事業ではアニメやエンタメイベントの拡大にも努めています。
両社は顧客基盤やデータ、事業ノウハウを組み合わせることで、リアルとデジタルを融合したファン体験を提供し、相互のビジネス成長に寄与することを目指しています。今回の提携を通じて、さらに良い社会の形成を進めていく考えです。
■今後の取り組み
丸井グループが展開する700万人以上の会員を持つ「エポスカード」を活用し、「好き」を応援する施策として新しいデザインの券面の制作を行い、またweb3を利用した新たなコミュニティ構築についても協議を進める予定です。具体的な内容については今後、随時発表される見込みです。

■「株式会社1SEC」について
本社は米国ロサンゼルスと東京にあり、AI、XR、ブロックチェーン事業やファンプラットフォーム「PEEEPS(ピープス)」などを展開し、個人エンパワーメントを目的としたサービスを提供しています。
■「PEEEPS」について

1. 誰でも簡単にサブスクサイトを運営できる
入稿や問い合わせのみならず、イベントやグッズの制作委託も一貫してサポートします。
2. ノーコードでデザインや機能をカスタマイズ
専任の担当者が用途や好みに合わせて、デザインや機能をカスタマイズし、あなただけのコミュニティ、オンラインサロン、ファンクラブを设立できます。開設直後から基本機能を全て無償で利用可能です。
● 動画、画像、ブログ、お知らせの公開
● ライブ配信(ギフト機能あり)
● イベントチケットの先行/優先販売
● 会員限定SNS
● 会員限定ECショップ(非限定も可能)
● 会員向けデジタル会員証(NFT)など
3. ブロックチェーン技術によるコミュニティ熱量の可視化
ファンダム経済を構築することで、ファンの活動を可視化し、貢献に応じたインセンティブを提供します。PEEEPerが生み出した熱量に応じたインセンティブの付与も行う予定です。
※PEEEPerはPEEEPSの運営者を指します。

出典元:株式会社1SEC