株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:瀧本 恒、以下、電通デジタル)は、Braze株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:水谷 篤尚、以下、Braze)が提供するカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を駆使し、企業と顧客間のモバイルコミュニケーションをリアルタイムに最適化するサービスを本日より開始しました。

最近、プライバシー保護が重要視される中で、Cookieに依存しない1stパーティデータを利用した顧客体験(CX)の提供が一層求められています。急速に進化するテクノロジーによって顧客の嗜好は変化し続け、企業はこの変化に迅速に対応し、顧客に最適な体験を提供する必要があります。そのためには、従来のWebサイトやメールに加え、よりパーソナライズされた体験を提供できるLINEや他のモバイルアプリの活用が不可欠です。しかし、多くの企業が直面するのは、複数のチャネルにわたるデータ管理やシステム構築の課題であり、これに伴いリアルタイムでの顧客毎のアプローチが困難を伴っています。

Brazeは、データウェアハウスや顧客データ統合プラットフォーム(CDP)など、他のソリューションと連携して、顧客の属性や行動、嗜好に基づき、リアルタイムでパーソナライズされたコミュニケーションを実現するカスタマーエンゲージメントプラットフォームです。今回、新たにLINEへの配信機能が加わることにより、モバイル中心のCX最適化がさらに推進されることとなりました。

こうした背景を踏まえ、電通デジタルは、より高度なCXの実現を目指し、プランニングから導入までを一貫して支援できるBrazeを活用した5つのサービスラインアップを整備しました。

【サービスラインナップ】

■統合CX戦略コンサルティング(期間3カ月~)
LINEなどのモバイルアプリを考慮した包括的なCX戦略の策定と、Brazeを活用したマーケティング施策のプランニングを行います。顧客の購買・利用行動をマッピングし、最適な体験をデザインするためのカスタマージャーニーを作成します。

■マーケティングアーキテクチャ診断・To Beデザインサービス(期間2カ月~)
現行のマーケティング施策やアーキテクチャの診断を実施し、ボトルネックを可視化します。さらに、配信基盤の統合と周辺アーキテクチャの見直しによる改善策を提案します。

■Braze Starter Pack(期間2カ月~)
現在のマーケティングオートメーション(MA)環境を分析し、短期間でのBraze環境構築を支援します。

■Braze PoC(実証実験)サービス(期間3カ月~)
Braze Starter Packで迅速に構築したBraze環境を基盤に、施策やオペレーション、データ連携に関するPoCを行い、評価レポートを提供します。

■顧客接点最適化サービス(期間6カ月~)
Brazeを駆使して、LINEを含むモバイルアプリやWebサイトの顧客接点の改善施策を立案し、リニューアルを含む大規模な改修をサポートします。

電通デジタルは今後もBrazeとのパートナーシップを強化し、企業の事業成長を促進し、マーケティングトランスフォーメーションの推進に貢献して参ります。

出典元: 電通デジタル

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