自由な決済社会の実現を目指す株式会社Jamm(代表取締役CEO 橋爪捷、以下Jamm)は、18〜59歳の男女20,000名を対象に、「決済動向に関する世代別調査」を実施いたしました。

Jammは2024年6月27日に、A2A決済(※1)ブランド決済サービス「デジタル現金払い!Jamm」を提供開始を発表いたしました。「デジタル現金払い!Jamm」は、オンラインでの商品購入時に、銀行口座から直接料金が支払える新たな決済サービスです。ユーザーは携帯電話と連動した生体認証を利用して決済を完了できるため、安心・便利な決済体験が可能です。

昨今、オンラインでの購買活動が増える一方、クレジットカードの不正利用や使いすぎといった問題が顕在化しています。こうした社会背景を踏まえ、世代別のユーザーの決済同行や、各決済手段に対するイメージをより詳細に紐解くため、本調査を実施いたしました。

本調査結果から、オンラインでの商品購買全般において、あらゆる年代の人が”決済”に問題を抱えているという実態が明らかになりました。さらにZ世代(※2)は上の世代に比べ、オンラインでの商品購買時にクレジットカード以外の決済手段の利用を好む傾向にあることが浮き彫りになりました。

結果サマリー

<オンラインでの商品購買で決済に困った経験>

・オンラインでの商品・サービスの購入時で、10代の7割以上が課題感ありと回答

・年代別で見ると、若年層ほどクレジットカード以外の決済手段を求める傾向

<クレジットカードの利用意向>

・クレジットカードに消極的なユーザーは、使いすぎ(18.1%)、セキュリティ(14.1%)への不安があることが明らかに

調査概要

調査時期:2024年6月21日(金)~6月25日(火)

調査方法:インターネット調査

調査対象:全国、18〜59歳の男女20,000名

調査機関:株式会社マクロミル

■結果詳細

<オンラインでの商品購買で決済に困った経験>

○オンラインでの商品・サービスの購入時で、10代の7割以上が課題感ありと回答

オンラインでの商品・サービスの購入時に、困ったことがあるかを聞いたところ、いずれの世代でも約半数が「困ったことがある」と回答。オンラインでの商品購買全般において、”決済”に問題を抱えているという実態が伺える結果に。

中でも10代では7割以上が「困ったことがある」と回答し、若年層がオンライン決済において課題があるという実態が顕著に。

○若年層ほどクレジットカード以外の決済手段を求める傾向

オンライン決済で困った要因を聞いたところ、若年層では特に「決済方法がクレジットカードのみに限られており困った」と回答する結果となりました。Z世代を含む若年層にとって、クレジットカードのみに限られた店舗での商品・サービス購買において、困難を感じる傾向にあることが明らかになりました。

さらに若年層(Z世代)にオンライン決済で困った要因を聞いたところ、1位「決済がクレジットカードのみに限られていること(29.4%)」、2位「決済金額が高く購入を諦めた(20.7%)」、3位「コンビニ払いで支払いに出向くのが面倒(20.5%)」となりました。Z世代がオンラインでの購買における既存の決済手段に課題を感じている実態が明らかになりました。

<クレジットカードの利用意向>

○クレジットカードに対し、使いすぎ・セキュリティへの不安あり

オンラインでの商品・サービス購入において、クレジットカードを「絶対に使いたくない」「あまり使いたくない」「他に決済手段がない時に使う」と回答した人にその理由を聞いてみたところ、「使いすぎが怖い(18.1%)」、「セキュリティ面に不安がある(14.1%)」という結果が明らかに。

○Z世代はクレジットカード利用が少なく、他の決済手段を使う傾向

またZ世代にオンラインでの商品購買時によく使う決済手段を聞いたところ、クレジットカードの利用意向が25歳以上と比べて少ない結果となりました。Z世代はクレジットカードに代わる決済手段を利用している実態が明らかになりました。

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