ウェブインバウンド・越境EC支援を行う株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義)は、国内EC事業者向けに当社が開発した「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」において、韓国語のカート表示機能・カスタマーサポート機能を開始致しました。

- 韓国語対応カート・カスタマーサポート機能追加:概要
日本語のECサイトにJavaScriptタグをたった1行追加するだけで228の国と地域に向けて海外販売対応が実現する「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」では、海外在住のユーザー向けに「英語」「中国語(簡体字)」「中国語(繁体字)」「日本語」、4言語でのカート表示機能・カスタマーサポート機能を提供しています。
この度、韓国在住ユーザーの消費拡大に伴って、韓国語への対応を開始致しました。
この機能追加により、さらなるショッピング体験の向上を進め「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」を利用している国内EC事業者と、海外に在住しているユーザーをつなぐ越境ECプラットフォームとして、「ウェブインバウンド(*1)」による越境ECを利用したショッピング体験を通じて、より多くの国内EC事業者と海外ユーザーにご利用いただけるように、サービスの利便性の向上に努めてまいります。
【ユーザー向け「WorldShopping」カート表示イメージ】

【ユーザー向け「WorldShopping」決済画面表示イメージ】

【WorldShopping BIZ デモサイト】にて、実際のカート表示イメージをご覧いただけます。
URL:http://demo.worldshopping.biz/index.html
- 韓国の越境EC消費、日本への「ウェブインバウンド®︎」 需要
外国人旅行客が日本国内で行う消費活動を指す言葉に「インバウンド消費」という言葉があります。「インバウンド(inbound)」には「入ってくる、到着する、入庫の、本国行きの」などの意味があります。その言葉に「消費」を組み合わせた造語が「インバウンド消費」です。
自由に国を行き来することが難しくなった状況下において、注目されたのはインターネットを通じた商品の購入、つまり「EC(電子商取引)」です。2019年のデータでは国内ECの市場規模は10兆515億円と発表されました。
その国内EC流通額のうち、いずれのサイトにも検索やSNSを通じておよそ2〜4%の海外アクセスがあるとされています。
リアルインバウンドが好調だった際は、海外からのアクセスをほとんど意識することなく見過ごしてきたかもしれませんが、国内ECサイトへの海外からのアクセスは年々増加しており、販路拡大を考えているEC事業者は、リアルのお店に来店する海外ユーザーへの対応と同様に、海外からのアクセスにも注目し、対応していくことが重要です。
それらの理由から、リアルで訪日した際のインバウンドになぞらえて、このようにドメスティックな日本語のECサイトに訪れている海外在住のユーザーが国を超えて商品を購入するアクションを指す言葉として「ウェブインバウンド®︎」と定義いたしました。
その中でも、韓国在住ユーザーにおける日本ECサイトでの消費は活発化しています。
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