シルバーエッグ・テクノロジーは、AI技術を用いたリアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」のオプション機能「バッチレコメンド/POS連携」を株式会社ラコステ ジャパンの公式オンラインショップに導入しました。シルバーエッグ・テクノロジー株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長&CEO:トーマス・フォーリー、証券コード 3961、以下 シルバーエッグ)は、同社が開発・提供するAI技術を用いたリアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」のオプション機能「バッチレコメンド/POS連携」を株式会社ラコステ ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役:李 孝、以下 ラコステ)の公式オンラインショップに導入しました。

■コロナ禍で表面化したリピーター客獲得の問題をOMOで解決
長引くコロナ禍の影響により、アパレル業界を中心とした店舗型ビジネスでは、高い収益を生み出すリピーター顧客の獲得と維持が課題となっています。繰り返される行動制限は、一時的な来客数の落ち込みに留まらず、リピーター顧客の来店頻度が継続的に減少するリスクを生じさせています。また、店舗スタッフの入れ替わりで、リピーター顧客に対し満足のゆく接客が継続できないという問題も表面化しています。
シルバーエッグは、店舗ビジネスで発生するこれらの問題を緩和し、顧客のリピート率向上・ブランドへのロイヤリティ向上を実現するため、店舗会員のPOSデータをAIで分析し、高精度の商品レコメンドで店舗・ECへの再来店を促すソリューションを提供しています。今回、株式会社ラコステ ジャパンの運営するアパレルブランド 「ラコステ」「エーグル」にこのソリューションを導入し、高い再来店・購買効果が得られることを確認しました。
■店舗顧客のEC利用率が、大幅にアップ! データ連携で実現する顧客維持施策
ラコステは2019年に「アイジェント・レコメンダー」および「レコガゾウ」を導入し、ECで利用をしていましたが、今回、店舗会員のPOSデータを連携させ、ユーザーごとに異なるおすすめ商品をメールで配信するOMOレコメンドソリューションを構築しました。本ソリューションを利用し、製品購入後のサンクスメールなどで会員の購入した商品にマッチする別商品や、好みの傾向に沿った商品を紹介したところ、店舗会員がオンラインショップで「2回目購入」を行う率が飛躍的に向上するという成果を得られました。
■導入簡単、店舗とEC双方の集客に効果のあるOMOレコメンドを今後も推進
ラコステが採用した「POS連携オプション」のレコメンドは、ECに導入した「アイジェント・レコメンダー」に店舗会員のデータを連携させるだけで実現可能なため、開発工数が少なく、導入が簡単です。また、メールや会員アプリを通じ、多様なレコメンドメッセージを発信できるため、店舗顧客のEC利用活性化のみならず、店舗への再訪を促す効果も期待できます。
シルバーエッグは今後もレコメンドサービスでECだけでなく、店舗ビジネスの課題解決にも積極的に支援してまいります。
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