SUPER STUDIOが「ecforce AI」に新機能追加、対話だけで業務ツールやレポートを自動生成

株式会社SUPER STUDIO(東京都目黒区、代表取締役社長 CEO 林 紘祐)は、同社が提供するAIコマースプラットフォーム「ecforce」において、コマース事業向けのAIエージェント「ecforce AI」に新たな機能を追加したことを発表しました。今回追加されたのは「コード実行ツール」と「キャンバスツール」で、これらの機能により、プログラミングに関する専門的な知識を持たないユーザーでも、AIとの対話を通じて業務に必要なツールや成果物を即座に作成できるようになります。

新機能追加の背景と課題

コマース事業を運営する企業では、レポートの作成、データの集計、日常的な反復作業を効率化する簡易ツールなど、事業者ごとに多様なニーズが存在します。しかしながら、こうしたツールや成果物を必要に応じて用意するには、従来、プログラミングの専門知識や管理画面での手作業、特定の担当者への依頼が不可欠でした。加えて、作成された内容も数値やテキストのままでは理解しにくく、グラフによる可視化や複数案の比較を行うには、その都度追加の手間が発生していました。

このような状況では、「必要なものが明確にあるにもかかわらず、すぐに形にすることができない」「対応可能な一部の担当者に業務が集中してしまい、施策実行のスピードが低下する」といった課題が生じていました。

コマース事業に特化して開発されたAIエージェント「ecforce AI」は、事業運営に必要な各種データを横断的に活用し、業務サポートから実行までをワンストップで支援してきました。今回、このような課題に対応するため、専門知識がなくても対話だけで業務に応じたツールや成果物をその場で作成できるよう、「コード実行ツール」および「キャンバスツール」が新たに追加されました。

追加された新機能の詳細

コード実行ツールについて

コード実行ツールは、チャットでの指示だけで、ecforce AIが必要な処理を生成・実行し、成果物を返す機能です。具体的には以下のような用途に活用できます。

  • 業務ツールの作成:反復作業を自動化する簡易ツール、その場で動作する計算ツールやシミュレーターの作成
  • レポート・素材の生成:HTML形式でのレポートやダッシュボード、マーケティング素材の生成
  • データの分析・予測:集計・クロス集計の実施、データのクレンジングや名寄せ、需要予測や統計分析の実行
  • ファイル・データの変換、加工:CSV・Excel・PDF・画像・JSONなど各種フォーマットの相互変換、ファイルの結合・分割、画像の一括変換

ユーザーが「直近のデータを集計して」「需要を予測するツールを作って」といった指示を出すだけで、AIエージェントがその場で処理を実行し、成果物を返します。

キャンバスツールについて

キャンバスツールは、チャットでの回答をテキストだけで終わらせるのではなく、レポートや比較ビュー、グラフなどの形式に整えて、キャンバス上に表示する機能です。「キャンバスでまとめて」「並べて比較して」といった指示を出すと、チャット内にキャンバスカードが表示され、開くと画面右側のキャンバスパネルで詳細を確認できる仕組みになっています。分析結果の可視化やデザイン案の比較など、文章だけでは伝わりにくい内容を、視覚的に確認できる形で提供します。

キャンバスツールの主な活用方法は以下の通りです。

  • レポート表示:KPI・グラフ・表を組み合わせた分析レポートを1画面にまとめて整理
  • 比較ビュー:生成した複数のデザイン案や施策案を横並びで表示し、見比べながら評価できます
  • 成果物の確認:「コード実行ツール」で作成したツールやレポートを、その場で開いて確認できます

具体的な活用シーン

「コード実行ツール」と「キャンバスツール」を組み合わせることで、業務に必要なツールや成果物を対話だけでその場で作成し、形にすることが可能になります。専門知識がなくても、レポートや業務ツールの作成、データの分析・予測、複数案の比較・検討まで、必要な業務をその場で進めることができます。

さらに、ecforce AIは、受注・顧客・商品・在庫・広告運用など、ecforceの各機能と連携する多数のMCPツール(AIが機能やデータを呼び出すための連携ツール)を備えています。そのため、必要なデータの取得から、コード実行ツールによる処理、キャンバスでの表示までを、データの書き出しや加工の手間なく一つの対話の中で完結させることができます。

需要予測・在庫シミュレーション

受注データをもとに、今後の受注数や在庫の増減をシミュレーションすることができます。予測結果はグラフとしてキャンバスに表示されるため、発注タイミングや発注量の検討にその場で役立てることが可能です。

ecforce AI:需要予測・在庫シミュレーション(画面右側:キャンバス)

マーケティング素材の作成・比較

訴求軸が異なるLPのファーストビュー案を複数生成し、キャンバス上に横並びで表示することができます。ecforce AIには高品質な画像生成AIモデルが搭載されているため、ファーストビューやバナーといったクリエイティブ案を、実装を見据えた品質で生成することが可能です。複数案を並べて、デザインや打ち出し方の違いを見比べながら方向性を決定できるため、コマース事業の成果を左右するクリエイティブの検討を、品質とスピードの両面から支援します。

ecforce AI:マーケティング素材の作成・比較(画面右側:キャンバス)

このように、専門知識がなくても、事業運営に関わる誰もが、自分の業務に必要なツールや成果物をその場で作成できるようになり、データに基づく意思決定や施策検討もより迅速に行えるようになります。

今後の展開について

SUPER STUDIOは今後も、事業運営に必要な業務を専門知識がなくても対話だけで形にできる領域を広げる機能・ツールの開発を進めていく方針です。今後は「コード実行ツール」や「キャンバスツール」で扱えるデータや連携の幅をさらに拡大するとともに、作成したツールやレポートをチームで共有・活用できる環境づくりも進めていく予定としています。こうした取り組みを通じて、多様な事業者の業務効率化と意思決定の高度化を支援していくとしています。

AIコマースプラットフォーム「ecforce」とは

ecforceは、コマースDXの実現に向けて、AI-Readyなシステム基盤を構築する「AIコマースプラットフォーム」です。AIなどの最先端の技術革新をいち早く取り入れ、コマースDXでビジネス全体を最適化することを目指しています。マーケティングの最適化や販売チャネルの強化はもちろん、AI駆動型のデータ活用、業務改善、実行までコマースビジネスに特化した様々なプロダクトを提供しながら、専門性の高い意思決定や創造的な取り組みに集中できる環境を生み出します。これにより、誰もが事業運営・推進ができる基盤を構築することで、「コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する」というSUPER STUDIOのミッションを実現していきます。

SUPER STUDIOの会社概要

会社名
株式会社SUPER STUDIO

代表者
代表取締役社長 CEO 林 紘祐

所在地
東京都目黒区下目黒2-23-18 目黒山手通ビル 7F/8F

資本金
9,986,420,000円(資本準備金含む)

事業内容
プラットフォーム事業 / コンサルティング事業 / コマース事業

出典元:株式会社SUPER STUDIO

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