BitStarが2026年上半期インフルエンサーパワーランキングを発表、YouTube・Instagram・TikTokの動向を分析

インフルエンサーマーケティングプラットフォームを軸に多様な事業を手がける株式会社BitStar(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員CEO:渡邉拓)は、同社が提供する「BitStar Database」のデータを活用し、2026年上半期(集計期間:2026年1月1日〜6月30日)における動画クリエイター、チャンネル、PR投稿の各ランキングを公開しました。

このランキングは、「BitStar Database」に蓄積された膨大なSNSデータを基盤とし、AI技術による解析(投稿データの分類処理、各種指標の算出、トレンドの抽出など)を駆使してレポート化されたものとなっています。YouTube、Instagram、TikTokといった主要SNSプラットフォームを横断的に分析し、大量の投稿データをAIで処理することで、2026年上半期におけるSNSのトレンドを多面的かつ効率的に可視化しているとのことです。

また、「BitStar Database」は2026年7月時点でSNSアカウント登録数が520万件を突破しました。TikTokの詳細な分析機能、海外地域の分析対応、多言語対応などの機能強化を推進し、より精密な分析基盤へと進化を遂げているということです。

この記事の目次

2026年上半期 インフルエンサーパワーランキングの概要

今回のランキングでは、2026年上半期のSNS動向が以下の8つのカテゴリで整理されています。

  1. YouTube チャンネル総再生回数ランキング(通常動画)
  2. YouTube チャンネル総再生回数ランキング(ショート動画)
  3. YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画)
  4. YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画/MVを除く)
  5. YouTube 新規開設チャンネルランキング
  6. YouTube PR(タイアップ)動画ランキング
  7. Instagram PR(タイアップ)リールランキング
  8. TikTok PR(タイアップ)動画ランキング
YouTubeチャンネル総再生回数ランキング(通常動画)

YouTube チャンネル総再生回数ランキング(通常動画)の傾向

「目的型視聴」のさらなる深化:熱狂、自己投資、感情刺激の3極化へ

首位に輝いたSnow Man(約2.1億回)をはじめ、強固なファンコミュニティを持つ音楽・エンターテインメント系のチャンネルが圧倒的な再生回数を記録しました。一方で、PIVOTやReHacQといったビジネス・教養系のチャンネルが揃ってトップ10に入り、YouTubeが「学びのインフラ」として確立されたことを示す結果となっています。日常の隙間時間がショート動画に流れる中、通常動画では「意図的に時間を投資してでも視聴したい」独自の価値を持つチャンネルにアクセスが集中する傾向が見られるとのことです。

YouTubeチャンネル総再生回数ランキング(ショート動画)

YouTube チャンネル総再生回数ランキング(ショート動画)の傾向

「隙間時間占有」の構造化:無意識視聴、情緒同調、超高速インフラの3極化へ

首位を獲得したサントリー公式チャンネル(約10.9億回)やKaoJapan(約8.6億回)など、生活者の日常動線に自然に溶け込んだ企業公式アカウントが圧倒的な再生数を獲得し、広告配信から「生活同期型メディア」への転換を示しました。若年層から支持を集める「ブルーシー」「混血のカレコレ」などのエンターテインメント・アニメ系チャンネルも驚異的な数字を維持しており、無意識の視聴動線を緻密に設計したチャンネルにトラフィックが集中しているということです。

YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画)

YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画)の傾向

圧倒的な世界観と強固なファンベースが至高の映像体験を生むフェーズへ

国内音楽シーンを牽引するトップアーティストによる高品質なミュージックビデオ・パフォーマンス映像が上位を占めました。6,000万回を超える激しい首位争いを展開したKing GnuやMrs. GREEN APPLE、トップ10内に3曲を送り込んだSnow Manなど、作品のクオリティとアーティストの求心力が数字を支え、通常動画がじっくりと没入する「作品体験の場」として機能していることがうかがえます。

YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画/MVを除く)

YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画/MVを除く)の傾向

ビッグイベント動画と高い企画性が視聴者の時間を獲得するフェーズへ

首位のApple Japan(MacBook Neo)やNintendo Directなど、ユーザー自らが熱狂して集まる「ビッグイベント動画」が圧倒的な存在感を発揮しました。ガンダムチャンネル、レイク、コカ・コーラなど企画性の高いプロモーション動画も上位に入り、個人クリエイターとして唯一ランクインした魔裟斗チャンネルの深いエンゲージメントも目立つ結果となっています。

YouTube 新規開設チャンネルランキング

YouTube 新規開設チャンネルランキングの傾向

既存ファンの即時合流と枠にはまらない自由なプロデュースが超高速グロースを生むフェーズへ

首位のにじさんじライバーによる自主企画ユニット『Cellmates』をはじめ、所属グループや事務所のファンをチャンネル開設と同時に集める「効率的なファンの導線設計」が圧倒的な成長スピードを生み出しました。M!LK山中柔太朗『劇場版 じゅうたろう』のVTuber越境コラボや、Hey! Say! JUMP伊野尾慧『いのちゃんねる』の演出のない日常など、クリエイターが主導権を握る自由なスタイルも深い支持を獲得しているということです。

YouTube PR(タイアップ)動画ランキング

YouTube PR(タイアップ)動画ランキングの傾向

広告配信を掛け合わせた一撃必殺と圧倒的な大量投稿が数字を分ける二極化フェーズへ

GoogleやAlibaba(AliExpress)などの世界的なテクノロジー企業が上位を占める中、Kate Spade、NEXCO東日本、P&Gといった生活密着型のメガブランドがYouTubeプロモーションへ本格的に参入し、2025年の特定ジャンル中心から顔ぶれが大きく塗り替わりました。厳選したタイアップ動画を広告素材として爆発的にブーストさせるか、圧倒的な投稿数でオーガニックの面を広く押さえるか、マーケティング戦略の根本的な選択が問われるフェーズへ突入しているとのことです。

Instagram PR(タイアップ)リールランキング

Instagram PR(タイアップ)リールランキングの傾向

圧倒的な投稿数によるタイムライン占拠と広告を通じたピンポイントの超高効率ブーストが火花を散らすフェーズへ

前年に引き続きP&G(レノア、ファブリーズ、ボールド)が盤石の存在感を示す一方、プロモーション設計の完全な二極化が一段と鮮明になりました。Temu(1,094本)やユニクロ(310本)のようにインフルエンサーを多用してタイムラインを占拠する「大量投稿型」がトレンドを作る一方で、ロフト(わずか2本で約5,600万回)のように厳選したクリエイティブを広告で爆発的に拡散させる「広告ブースト型」が超高効率に数字を牽引しています。各ブランドが独自の強みを最大限に引き出す戦略的な棲み分けが加速している状況となっています。

TikTok PR(タイアップ)動画ランキング

2026年上半期 インフルエンサーパワーランキング 全体総括

2026年上半期のソーシャルメディア市場は、ユーザーの視聴態度に合わせた「コンテンツの役割分担」が完了した半年となりました。通常動画や新規開設チャンネルが、強固なファン基盤を背景にした「目的型・没入視聴」の場として深化する一方、ショート動画は日常の隙間時間をいつの間にか占有する「無意識視聴」のインフラとして定着しているとのことです。

この変化に伴い、企業のPR戦略は、数百から数千本規模でタイムラインを埋め尽くす「大量投稿型」と、厳選したタイアップ動画を広告配信と掛け合わせて数億再生へ引き上げる「広告ブースト型」への二極化が極まりました。偶発的なバズに頼るのではなく、ファン設計とプラットフォーム特性を踏まえたマーケティング運用の掛け算が、成果を左右する条件となっているということです。

「BitStar Database」について

BitStar Database

BitStarが独自に開発する「BitStar Database」は、AI技術とビッグデータ解析を活用し、SNS上のインフルエンサーに関するフォロワー属性、エンゲージメント指標、コメント傾向などを多角的に可視化する、日本有数規模のソーシャルデータベースです。

対応プラットフォームはYouTube、TikTok、Instagram、Xとなっています。企業のマーケティング担当者や広告代理店が、PR戦略の立案からキャスティング、SNS運用までをデータドリブンで実施できるよう支援しているということです。

出典元:株式会社BitStar

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