
国内でも最大級のクラウドファンディングプラットフォームを展開する株式会社CAMPFIRE(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:中島真)と、一般社団法人全国道の駅連絡会(代表理事会長:影治信良)は、日本全国に点在する道の駅を活用した地域活性化に向けた協働プロジェクトをスタートさせたことを発表しました。この取り組みに合わせて、2026年4月22日の『道の駅の日』記念事業の一環として、クラウドファンディングに関する特集ページが公開されています。
この記事の目次
連携に至った経緯と背景
現在、道の駅は国土交通省の推進によって段階的な発展を遂げている最中です。従来の休憩施設や情報発信の場としての役割を担う「第1ステージ」から、道の駅そのものを目的地化する「第2ステージ」を経て、現在は自らが地域づくりに積極的に関与し、地方創生を推進する「第3ステージ」への転換期を迎えているとのことです。
この新たなステージにおいて、CAMPFIREがこれまで地域に密着しながら蓄積してきた「共感を集めるノウハウ」と、道の駅が地域で培ってきた「現場の熱意と信頼性」を組み合わせることで、地域の生産者や職人の方々と協力しながら新しい価値を生み出していくという狙いがあるようです。
全国に1,231箇所(2025年12月時点での登録数)展開されている道の駅のネットワークとCAMPFIREのプラットフォームを融合させることで、これまでの「直売所」という従来の枠組みを超越し、道の駅自身が地域における挑戦を後押しする「地域産業の育成拠点」へと変革していくことが目標とされています。
本プロジェクトが目指すもの
クラウドファンディングという仕組みは、作り手の「想い」や「背景にあるストーリー」をインターネット上で発信することで、その内容に共感した全国各地の支援者から資金や応援を集めることができるシステムです。本企画では、この手法を全国各地の道の駅に導入することによって、地域産業の持続可能な成長をサポートすることを目的としています。
今回のプロジェクトでは、地域の特性を深く理解している道の駅が目利き役となって、まだ世間に広く知られていない地元の優れた商品や職人の持つ高い技術、受け継がれてきた伝統食などを発掘していくとのことです。これらを単なる完成品として販売するのではなく、応援したくなるような「挑戦の記録」として光を当て、発売前の段階から全国のファンと一緒に育てていく形を取るとしています。
今後の展開として、勉強会やイベントの開催を通じて、クラウドファンディングに馴染みがない生産者の方々や自治体の関係者に対して啓発活動を行い、本取り組みを全国的に広げていく予定です。
初号プロジェクトの紹介
第一弾のプロジェクトとして、全国の酒蔵とスイーツを製造する事業者が参加し、「まち」の価値を共に創り上げる新しい試みが開始されています。
福井県に位置する道の駅「南えちぜん山海里」では、今庄4酒蔵の伝統技術を次世代に継承していくための限定酒セットを企画しています。希少価値の高い地酒が届く支援コースに加えて、道の駅の現地で地元の味覚を楽しんだり試飲を体験できる「体験型のリターン」も準備されているということです。
佐賀県の道の駅「鹿島」では、伝統的な白壁の町並みを保護するため、地域に眠っている銘酒をプロデュースしています。地元が持つ歴史的価値を次世代へ継承していくための支援を募っており、リターンには限定酒のほか、地域ならではの自然体験も用意されています。
長野県に位置する道の駅「信州大芝高原」では、100年もの長きにわたって続いてきた伝統食「お多福豆」を次世代へ継承していくための支援を募集しています。リターンには特製スイーツなどが準備されており、近日中に募集がスタートする予定です。
全国道の駅連絡会とCAMPFIREからのコメント
一般社団法人全国道の駅連絡会より
業務執行理事の川嶋直樹氏は次のようにコメントしています。
全国各地には酒、菓子、肉、温泉など、多種多様な有力資源が存在しています。このような「隠れた銘品」つまり「地元力」を有効活用し、地元に深く根ざした道の駅が「旗振り役」の立場となってクラウドファンディングの企画支援や販売促進の連携を実施することで、地元事業者が持つ熱意や夢の実現を後押ししていきます。本プロジェクトは、クラウドファンディングを活用して道の駅の活性化と共に地域価値の共創を実現する、まさに『まちぐるみ』での取り組みを推進するものです。
株式会社CAMPFIREより
代表取締役の中島真氏は次のようにコメントしています。
本連携によって、道の駅は地域の挑戦を支援する地域産業の育成拠点へと進化していきます。各地域にまだ広く知られていない名品や職人が持つ優れた技術をCAMPFIREを通じて全国へ届けることで、その土地ならではの魅力を発信し、市町村そのものの認知度向上に貢献していきます。既存の道の駅ファンの方々に加えて、全国の支援者と共に地域の価値を高める「地域共創」の取り組みを全国規模で展開していきます。
『道の駅の日』について
全国的に広く認知されている「道の駅」にも記念日を設けることを求める声が多く寄せられていたことから、第1回登録として1993年4月22日に全国103箇所の道の駅が初めて登録されたことを記念して、2020年に制定されました。また、比較的気候が安定しており、観光などの交流活動が盛んになる時期であることも考慮して、毎年4月22日から28日までを『道の駅週間』として定めているとのことです。
一般社団法人全国道の駅連絡会について
「道の駅」に関する情報の交換や「道の駅」相互の連携などを通じて、「道の駅」の質の確保や向上を図り、各地域の地域振興および利用者サービスの向上に貢献することを目的としている団体です。
法人名称:一般社団法人全国道の駅連絡会
代表者:代表理事会長 影治信良
所在地:東京都江東区木場2-15-12
設立日:2019年5月13日
事業内容:道の駅の「公益」「経営」「収益」の機能強化に関する取り組みに対する面的な支援およびブランド力の向上
株式会社CAMPFIREについて
「想いを起点に、あらゆる価値をめぐらせる」というミッションを掲げており、国内最大級のクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を運営しています。個人やクリエイター、企業、NPO、学校、地方自治体など、幅広い方々に活用されています。
会社名:株式会社CAMPFIRE
代表者:代表取締役 中島真
所在地:東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟201
設立日:2011年1月14日
資本金:73億4,935万円(資本剰余金含む)※2026年1月末時点
事業内容:クラウドファンディング事業の企画・開発・運営
出典元:株式会社CAMPFIRE













