女子高生の飲料購買行動調査、「味重視」が54%でSNS映えを上回る結果に|女子高生ラボ調べ

株式会社with tが運営する女子高生向けメディア&シンクタンク「女子高生ラボ」が、現役女子高生100名を対象として「飲料の購買行動に関する実態調査」を実施しました。

「映え」を重視するイメージが強いZ世代ですが、飲料選択においては「圧倒的な味・フレーバー至上主義」と、利用シーンに応じた「機能的な使い分け」という合理的な購買傾向が判明したとのことです。この調査結果は、飲料メーカーや小売企業がマーケティング戦略を検討する際に役立つ、最新の消費者データとなっています。

調査結果の主なポイント

  1. コンビニ一強時代:学校生活や登下校時の購入場所は「コンビニ」が50%で最多となりました。
  2. 脱・ジャケ買い:新しい商品を選ぶ際に「味」を重視する層が54%に達し、パッケージデザインやSNS映えを大幅に上回りました。
  3. シーン別「飲み分け」:勉強時は「コーヒー・紅茶」で集中力アップ、運動時は「エナジードリンク」でエネルギー補給という使い分けが見られました。
  4. 思わず買いの誘惑:定番の「水・お茶」のほか、「アサイー」「ゴンチャ」など、ちょっとした贅沢品への反応も良好です。

購買場所は「コンビニ」が圧倒的、週3回以上購入層は約4割

購入場所調査

飲料の購入場所として、50%の女子高生が「コンビニエンスストア」と答えました。自動販売機(17%)やスーパーマーケット(7%)を大幅に上回る結果となっています。登下校経路上の利便性が、購入場所選択の最大の決め手になっていることがわかります。

購入頻度調査

さらに、週3回以上購入する層が合計38%に及んでおり、コンビニの飲料売り場における女子高生の購買力は見過ごせない規模に達しているとのことです。

意外な結果、「SNS映え」より「味とコスパ」を重視するシビアな選定基準

選定基準調査

新商品のドリンクを選択する際に最も重視するポイントは「味・フレーバー(54%)」という結果になりました。以前は注目されていた「パッケージ買い(11%)」や「SNSでの話題性(5%)」を重視する傾向は落ち着き、「直感的な美味しさ」と「価格の安さ(24%)」という、失敗を避けたい堅実な消費行動が定着していることが明らかになりました。

勉強時は「紅茶」、運動時は「エナドリ」という目的別の機能的セレクション

普段の飲料選択

日常的には「水・お茶(56%)」が圧倒的多数ですが、利用シーンによってその選択は大きく変わることがわかりました。

勉強・集中するとき

勉強時の飲料選択

「コーヒー・紅茶」が26%まで急上昇します。「カフェインでシャキッとしたい」というニーズが反映されていると考えられます。

体育・部活動のとき

運動時の飲料選択

水・お茶に続いて、「エナジードリンク・栄養ドリンク(16%)」が選ばれています。スポーツドリンクを上回る勢いで、瞬間的なエネルギー補給を求める実態が浮き彫りになりました。

「思わず買ってしまった」ドリンクに見る二極化傾向

直近1ヶ月で衝動的に購入した飲料については、二つの大きな傾向が確認できました。

衝動買いした飲料
  • 日常のついで買い:「午後の紅茶」「綾鷹」など、いつもの安心できる定番商品。
  • ご褒美・リフレッシュ:「アサイースムージー」「ゴンチャ」「スタバ」など、1本で気分が上がる付加価値の高い飲料。特に「アサイー」や「専門店系」の回答が目立っており、健康意識とトレンドを組み合わせた商品への関心が非常に高い傾向が見られます。

編集部による考察、飲料メーカー・小売店が狙うべき「次の施策」

本調査の結果から、女子高生は「コンビニを冷蔵庫代わり」として活用しながら、「味への信頼」をベースに購入を決定していることが判明したとのことです。

  • 販売促進のヒント:集中力を向上させる「勉強専用紅茶」や、部活動後の「リカバリー・エナジードリンク」など、使用シーンを明確にした棚割りが効果的です。
  • 商品開発の重要ポイント:「パッケージ映え」よりも「果実感」や「濃厚さ」など、飲んだ瞬間に実感できる味のインパクトを強化することが重要です。
  • 施策展開の切り口:「セブンのプライチ」への反応も良好で、お得感と新規性を融合したサンプリング施策は極めて高い効果が期待できます。

調査概要

調査名:女子高生の飲料購買に関する実態調査

調査期間:2026年3月10日(火)〜3月13日(金)

調査手法:「女子高生ラボ」公式Instagram(ストーリーズ)によるアンケート調査

有効回答数:100

実施主体:株式会社with T『女子高生ラボ』

「女子高生ラボ」について

女子高生ラボ

女子高生の「最旬トレンド」を創出し、ビジネスの「ヒント(ティップス)」を提供するメディア&シンクタンク「女子高生ラボ」は、全国の女子高生約500名が参加する、Z世代のリアルなトレンドとインサイトを収集・発信するプラットフォームです。現役女子高生が企業の商品・サービス・アプリなどを実際に体験し、その感想やフィードバックをもとに、Z世代の"リアルな声"をマーケティング施策に活用することが可能です。

女子高生は、本メディアを通じてSNSを楽しむための最新トレンド情報を入手することができます。企業側は、SNSやコミュニケーション、インサイト研究など多方面に展開することで、若年層マーケティングを包括的に支援するシンクタンクとして活用できます。

出典元:株式会社with t『女子高生ラボ』による調査

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