
シンガポールを拠点とする業界最大手のSEO/LLMO(AI検索分析)ツールを提供する「Ahrefs(エイチレフス)」が、AI検索における企業ブランドの露出状況を測定・分析可能なツール「ブランドレーダー」について、多数の機能強化を実施したことを発表しました。
今回の大型アップデートでは、ChatGPTおよびPerplexityへのクエリファンアウト機能対応、カスタムプロンプトの利用制限緩和と価格体系の見直し、APIへの新機能追加などが実装されており、SEO担当者やマーケティング担当者がAI時代におけるブランドの可視性をより詳細かつ簡便に分析できる仕組みが構築されています。
この記事の目次
ChatGPTとPerplexityでAIの内部検索動作を可視化するクエリファンアウト機能
ユーザーがAIに対して質問を行う際、AIはその回答を作成するために、内部で複数の検索クエリを実施しています。ブランドレーダーに搭載されている「クエリファンアウト」機能は、このAIが裏側で実行している検索クエリを可視化する仕組みとなっています。

具体例として、「SEO対策ツールのおすすめは?」というプロンプトをユーザーが入力した場合、AIが実際に検索を実行した派生クエリ(例:「SEO対策ツール おすすめ」「Best SEO tools comparison SEO software features」など)を一覧形式で確認することが可能です。
本アップデートにより、ChatGPTおよびPerplexityに対応したことで、自社ブランドや競合ブランドがどのような検索クエリで言及・引用されているかの把握が可能となり、AI検索での露出を強化するためのコンテンツ戦略を立案できるようになります。
カスタムプロンプトの追跡機能がより利用しやすく進化
単体プランの提供で手頃な価格設定を実現
「特定のプロンプトで自社ブランドを推薦してもらいたい」というニーズに対応する専用の月額パッケージの提供が開始されました。ターゲットとするプロンプトを設定するだけで、AI検索における露出状況を即座に自動計測することができます。

プロジェクト作成の手順が不要に
従来、カスタムプロンプトの追跡機能は、プロジェクトに紐付けられたレポートでのみ使用可能でした。今回の機能強化により、保存済みレポートであればすべてのレポートでカスタムプロンプトを追跡できるようになりました。プロジェクトを事前に作成するという煩雑な手順が不要となり、すぐに追跡を開始することができます。
ブランドレーダーAPIがカスタムレポート・プロンプトに対応
ブランドレーダーのすべてのAPIエンドポイントに、カスタムレポートおよびプロンプトのサポートが追加されました。カスタムプロンプトデータのみを取得するリクエストについては無料で利用できます。カスタムレポートおよびプロンプトを管理するためのエンドポイントも近日中に公開される予定です。
その他の機能強化について
今回のアップデートでは、上記以外にも以下のような機能追加が行われました。
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タグ機能の実装により、プロンプトをテーマごとにタグでグループ化し、レポートをフィルタリングできるようになりました。タグはプロンプト単位で適用され、すべてのAI可視性レポートで利用することができます。
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ブランドレーダーのレポート画面に「API」ボタンが追加されました。現在表示しているレポートに対応するAPIクエリを自動生成し、cURLまたはURL形式でコピーすることができます。
Ahrefsについて

Ahrefs Pte. Ltd.(エイチレフス)は、世界最高レベルの規模を持つ独自クローラーとデータ技術を活用し、正確性と鮮度の高いデータを収集・解析することで、世界を牽引するSEO分析機能を中心に、AI検索分析、AIコンテンツ作成、ウェブトラフィック分析、SNS投稿など、マーケティング機能を包括的に網羅したオールインワン・マーケティングツール「Ahrefs(エイチレフス)」の開発・提供を行っています。世界180カ国以上のユーザーに利用されており、競合分析からコンテンツ戦略の立案まで、データに基づいた効果的なマーケティング戦略の策定・実行を支援しています。
出典元: Ahrefs Pte. Ltd.












