
アンドブースター株式会社(東京都、代表取締役:柳瀬 敦氏)は、シンガポールに拠点を置くNasdaq上場企業グループBeLiveとの業務提携を発表しました。この提携により、日本国内における縦型ショート動画プラットフォーム(独自アプリやWebサイト)の構築から運用までを支援する事業が本格的にスタートします。
今回の業務提携では、アンドブースター社が日本市場で蓄積してきた縦型ショート動画やSNS活用における企画立案、コンテンツ制作、運用に関する専門知識と、BeLive社がグローバル規模で提供してきた縦型ショート動画配信の技術開発力、配信インフラ、スワイプ型ユーザーインターフェース、動画SDKなどを融合させることで、SNSプラットフォームに依存しない企業主導のショート動画体験を短期間かつ低予算で実現可能にする体制が構築されます。
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2026年に向けて、縦型ショート動画の配信先が拡大傾向に
縦型ショート動画は、スワイプ操作による連続視聴の利便性と、いいねやシェアといったソーシャル機能により、TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsなどのソーシャルメディアプラットフォームを通じて急速に普及してきました。
2026年以降は、このコンテンツフォーマットがSNSの枠組みを超え、企業が提供するサービス体験の中核(自社アプリやWebサイト内)に統合されていく動きが加速すると予測されています。欧米を中心とした海外市場では、ショート動画体験を自社サービス内で設計し、ユーザーの滞在時間延長や回遊促進、購買行動や会員登録につなげる取り組みが既に進行しており、今後はグローバルなトレンドとして更なる拡大が見込まれています。
BeLiveとアンドブースターの連携により開発から運用まで一貫サポート
BeLive社が提供する縦型ショート動画配信基盤、スワイプ型UI、動画SDKと、アンドブースター社が持つ日本市場向けの企画設計能力、SNS連携、UGC(ユーザー生成コンテンツ)活用、運用支援のノウハウを統合することで、開発フェーズから運用フェーズまでワンストップで支援する体制が整えられます。これにより、短期間かつ低予算での事業立ち上げが実現され、導入後も継続可能な運用体制まで見据えた推進が可能となります。
また、MVP(最小実行可能製品)からスタートして段階的に機能を拡張していくアプローチに加えて、既存アプリケーションへの機能追加やWebサイトへの組み込みにも柔軟に対応するとしています。
SNS投稿動画を自社資産として活用、AI技術で量産体制を確立
縦型ショート動画プラットフォームの構築は特別な取り組みではなく、企業が既に実施しているSNS運用や動画投稿活動の延長線上で実現することができます。これまでソーシャルメディア上で制作・発信してきた縦型ショート動画(ReelsやShortsなど)を、自社が運営するアプリやWebサイト上で再利用し、資産として蓄積することで、既存の投資をより効率的に活用することが可能になります。
さらに、既存のアプリケーションに縦型ショート動画機能を追加したり、Webサイトにスワイプ操作による動画視聴体験を組み込むなど、身近な拡張施策として導入できる点が大きな特徴です。
加えて、BeLive社が保有するAIコンテンツ生成技術の知見とアンドブースター社の運用設計力を組み合わせることで、コンテンツ制作や調達にかかる負担を軽減しながら、継続的に動画コンテンツを増やしていける仕組みの構築が支援されます。
縦型ショート動画プラットフォームの開発事例イメージ
本事業は、新規事業の立ち上げや既存アプリサービスの機能拡充策として活用が想定されており、SNSで活用が進んでいるコンテンツフォーマットや、SNSの枠を超えて需要拡大が期待されるテーマを中心に支援が行われます。
例えば、注目を集めている縦型ショートドラマ(マイクロドラマ)はその代表例です。シリーズ構成との相性が良く、サブスクリプション、課金(PPVなど)、広告(動画広告やタイアップ広告など)といった複数の収益モデルを検討しやすい領域となっています。また、美容UGC、レシピ動画、観光情報、教育コンテンツ、採用情報なども、目的に応じて整理・編成することで、テーマに特化したショート動画サービスとしての需要が生まれる可能性があります。
具体的な開発事例イメージとしては以下のようなものが挙げられます。
- 縦型ショートドラマ(マイクロドラマ)配信プラットフォーム(シリーズ視聴や回遊設計、サブスクリプション・課金・広告などの収益モデル設計)
- テーマに特化した動画プラットフォーム(美容UGC、レシピ、観光、学習コンテンツなど)
- 化粧品・美容UGC特化型(レビュー動画とEC連携)
- レシピ・食品関連(購買行動や定期購入との連動)
- 観光地・自治体向け(送客促進や地域PR)
- 教育・EdTech分野(マイクロラーニング)
- 採用・HR領域(業務のリアルな様子や職種理解促進)
- フィットネス・ヘルスケア(習慣形成や継続視聴促進)
- 不動産・住まい関連(物件紹介や暮らしの提案による回遊促進)
- 企業の既存コンテンツ再編集プラットフォーム(広報、IR、社内研修などを縦型フォーマットに最適化)
今後の事業展開について
アンドブースター社は、2026年以降の動画マーケティングにおいて、コンテンツを「制作する」だけでなく、「どの場所で、どのような体験として提供するか」まで含めた設計が重要になると考えています。今後も縦型ショート動画を中心として、SNSマーケティングからアプリケーション開発(プラットフォーム構築)、運用管理、企画制作まで一貫した支援を提供し、企業の新たなチャレンジを後押ししていく方針です。同社の社名である「アンドブースター(Andboostr)」には、企業のビジネスを加速(ブースト)する存在でありたいという思いが込められています。
会社概要
アンドブースター株式会社
設立年月:2023年8月
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
代表者:栁瀬 敦氏(代表取締役)
事業内容:マーケティング支援、海外テクノロジーツールの販売・導入支援など。特にSNS運用や、SNSで人気のあるコンテンツフォーマット(縦型ショート動画、ウェブストーリー、ライブ配信など)の活用支援に強みを持っています。
BeLive Technology(シンガポール)
インタラクティブ動画、ライブ配信、縦型ショート動画領域におけるグローバルテクノロジープロバイダーです。
出典元:アンドブースター株式会社













