東レACS、アパレル向けデータ管理システム「XIFORM」Ver.11をリリース AI-OCRとベトナム語翻訳機能を追加

東レACS株式会社は、アパレル業界向けのデータ管理システム「XIFORMⓇ(サイフォーム®)」を提供しています。同システムは、縫製仕様書や加工指図書、発注書などの各種帳票に記載されている情報を一元管理し、社内外での共有と活用を可能にするアパレル業界特化型のデータ管理システムです。

XIFORMⓇは、豊富な入力補助機能や作図機能を搭載しており、データ入力に慣れていない担当者でも容易に使いこなすことができます。従来のアパレル業務で発生していた重複作業や修正漏れ、転記ミスといった課題を解消し、業務改善とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、さらには生産性の向上を実現します。

このたび、XIFORMⓇのバージョンアップ機能が公開されましたので、その主要な機能についてご紹介します。

アパレル向けデータ管理システム XIFORMⓇ Ver.11の新機能

帳票入力ソフト XIFORM MAGIC®の機能強化

AI-OCR機能の搭載

今回のバージョンアップにより、AI-OCR技術を活用して、手書きの帳票やPDF形式の帳票をXIFORMⓇに直接取り込むことが可能になりました。

AI-OCR機能

XIFORMⓇに取り込んだデータは、編集や再利用が可能となります。この機能では「Smart Read」というサービスが使用されており、利用には顧客側での契約が必要となります。紙やPDF形式で管理されていた過去の帳票情報をデジタルデータとして活用できるようになることで、業務効率が大幅に向上します。

AI翻訳機能の拡充

AI翻訳機能において、新たに「ベトナム語」が対応言語として追加されました。これにより、アジア圏での生産体制を持つアパレル企業のニーズにより一層対応できるようになりました。

AI翻訳機能

この翻訳機能は、表内の文章だけでなく、図形内に記載されているコメントも翻訳対象となります。さらに、各企業が社内で使用している独自の用語や専門用語を事前に登録することができるため、より高精度な翻訳を実現します。この機能では「DeepLⓇ」のサービスが使用されており、利用には顧客側での契約が必要です。

帳票作成ソフト Layout Makerの新機能

AI翻訳機能への対応

帳票作成ソフトであるLayout Makerにも、レイアウト作成時にAI翻訳機能が追加されました。この機能により、帳票のレイアウトを作成する段階から多言語対応を意識した設計が可能となります。

Layout Maker AI翻訳機能

東レACSの製品ラインナップ

東レACS株式会社では、アパレル業界向けに複数の製品が展開されています。

アパレルCADシステム CREACOMPO®Ⅱ

アパレル業界向けのCADシステムとして、CREACOMPO®Ⅱが提供されています。デザインからパターン作成、グレーディング、マーキングまで、アパレル製品の企画から生産準備までを一貫してサポートするシステムです。

アパレル向けデータ管理システム XIFORMⓇ

今回紹介されたXIFORMⓇは、アパレル業界の様々な帳票情報を一元管理し、業務の効率化とDX推進を支援するデータ管理システムです。縫製仕様書や加工指図書、発注書などの作成から管理、共有までをトータルでサポートします。

アパレル業界のDX推進をサポート

東レACS株式会社のXIFORMⓇは、アパレル業界特有の課題である複雑な帳票管理や多言語対応、サプライチェーン全体での情報共有といった問題に対して、効果的なソリューションを提供しています。

AI-OCR機能の追加により、これまでデジタル化が困難だった手書き帳票やPDF資料もシステムに取り込めるようになり、過去の資産を有効活用できるようになりました。また、ベトナム語を含む多言語対応のAI翻訳機能により、海外工場との円滑なコミュニケーションが実現します。

これらの機能により、アパレル企業は業務の重複や転記ミス、修正漏れといった人的エラーを削減し、より効率的で正確な業務フローを構築することが可能になります。入力補助機能や作図機能の充実により、システム操作に不慣れな担当者でもスムーズに業務を進められる点も、大きなメリットとなっています。

東レACS株式会社は、今後もアパレル業界のデジタル化と生産性向上を支援する製品の開発と機能強化を継続していく方針です。

出典元:東レACS株式会社

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