
オンラインギフトサービスを通じて幸福度の高い社会の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」は、近年増加傾向にある「ソーシャルギフト」の動向を踏まえ、ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査を実施しました。調査対象は全国の15歳から59歳の男女、合計2,250人(ソーシャルギフトを贈った・受け取った経験がある方)となっています。本調査の結果を全16回にわたって順次発表するレポートのうち、今回は第16回目、最終発表となります。

第13回から第15回にかけては、ソーシャルギフト利用者を「贈る頻度」と「貰う頻度」の比較により3つのタイプに分類し、それぞれの特徴を詳細に報告してきました。その結果、利用者全体の66.8%が「バランス型(贈り合い均衡型)」、26.9%が「ギバー型(贈る方が多い)」、6.3%が「テイカー型(貰う方が多い)」という構成が明らかになりました。今回は最終回として、これまでの調査結果をダイジェストでまとめ、3つのタイプの全体像を総括するレポートとなります。
今回のレポートのトピックは、「3つのタイプの利用実態の総まとめ」です。ギバー型は年4回以上贈る人が44.5%で、1万円以上の高額ギフトも積極的に活用していることがわかりました。バランス型は利用者の約7割を占める主流派で、500円から2,000円未満の気軽なプチギフトを中心に贈り合う人が多く見受けられます。テイカー型は企業からのギフト受取経験が58.9%と高く、企業ギフトへの満足度も45.7%で全タイプのなかで最も多いという、それぞれに明確な特徴が見られました。
ギフトモール オンラインギフト総研所長の小川安英氏は「3つのタイプそれぞれに利用パターンに特徴がある。個人間のコミュニケーションツールとしても、企業のマーケティングツールとしても、今後さらに多様な活用が広がっていく」と分析しています。
この記事の目次
ソーシャルギフト利用者の3つのタイプ分類

ソーシャルギフト利用者を贈る頻度と貰う頻度の差で分類したところ、以下のような分布となりました。
- ギバー型(贈る方が多い):26.9% - 贈る頻度が貰う頻度を上回ります
- バランス型(贈り合い均衡型):66.8% - 贈る頻度と貰う頻度が同じです
- テイカー型(貰う方が多い):6.3% - 貰う頻度が贈る頻度を上回ります
利用者の約7割が「バランス型」で、贈り合いのバランスが取れていることがわかりました。
ギバー型の特徴:積極的なギフト活用、高額ギフトも
贈る頻度

ギバー型は年4回以上贈る層が44.5%を占め、積極的にソーシャルギフトを活用していることがわかります。これはバランス型(8.7%)、テイカー型(11.3%)を大きく上回っています。また、月1回以上贈るという高頻度層を見ると、ギバー型は7.1%となっています。バランス型(1.0%)、テイカー型(0.7%)と比較すると、その差は明確です。
金額帯の特徴

ギバー型が贈ったソーシャルギフトの価格帯を見ると、31.7%の人が「1,000円から2,000円未満」のものを贈ったことがあると回答し最多となりました。次いで「3,000円から5,000円未満」が30.2%、「500円から1,000円未満」28.4%と続きます。
ギバー型の11.7%は「10,000円以上」のソーシャルギフトを贈ったことがあると回答しており、1万円を超える高額ギフトもソーシャルギフトとして活用している実態が見て取れます。
一方、ギバー型は500円から2,000円の価格帯の商品も高い割合で利用しており、プチギフトから高額ギフトまで、シーンや相手との関係性に応じて柔軟に使い分けている実態が明らかになりました。
ギフトの選び方

ギフト選びの基準について、ギバー型は「相手の好みを考慮して」が73.9%で最多となりました。一方、「自分が良いと思ったもの」を選んだ人がギバー型全体のうち43.5%と、バランス型34.9%、テイカー型34.5%を8から9ポイント上回っています。相手の好みを考慮するのは多くの人に見られる傾向ですが、併せて、自分の価値観や審美眼も大切にする姿勢がギバー型の特徴と言えるかもしれません。
また、「予算に合わせて」も56.5%と高い割合を示しました(バランス型50.9%、テイカー型41.5%)。価格帯のデータと合わせて考えると、予算を明確に設定した上で、その範囲内で自分が良いと思うものを選ぶというプロセスが推察されます。
バランス型の特徴:贈り合いを楽しむ主流派

バランス型は利用者の約7割(66.8%)を占めるタイプで、ソーシャルギフトの主流派となっています。贈る回数と貰う回数が年平均2.4回で同じという均衡状態です。
500円から2,000円未満が中心価格帯で、気軽に贈り合える価格帯を選択し、プチギフト文化を実践しています。
全ての性年代で60%以上、特に女性全体で68.7%と高い比率を示し、性別・年代を問わず、最も一般的な利用パターンとなっています。
テイカー型の特徴:企業ギフトを多く受け取り、満足度が高い
テイカー型は貰う頻度(年平均4.7回)が贈る頻度(年平均1.4回)を大きく上回るのが特徴です。性年代別に見ると、10代女性が10.7%で最も高く、次いで10代男性、40代女性、50代女性が同率で8.0%となっています。年代別の平均では10代が9.3%でトップ、次いで40代7.1%、50代5.6%、20代5.6%、30代4.7%と続きます。
企業ギフトの受け取り

企業からソーシャルギフトを受け取った目的・理由について、テイカー型は「販売促進・キャンペーン」が27.5%で最多となりました。これはギバー型24.3%、バランス型23.9%と比較してもやや高い水準です。
「成約記念品」を受け取ったことがある人の割合は、テイカー型では10.6%となっており、ギバー型5.3%の約2倍、バランス型5.6%の約1.9倍になっています。また、「景品(イベント・コンペ)」がテイカー型18.3%と、ギバー型13.6%、バランス型10.2%の約1.8倍となっています。
これらのデータから、テイカー型は企業の顧客向け施策でソーシャルギフトを受け取る機会が比較的多いことが分かります。特に成約記念品の割合が高いことから、自動車、不動産、保険・金融などの成約場面や、イベント・コンペでの景品としての活用が推察されます。
企業ギフトへの満足度
企業から受け取ったソーシャルギフトの満足度について、テイカー型は「非常に満足」21.1%、「やや満足」24.6%の合計45.7%が満足と回答しました。
これはギバー型35.6%(非常に満足14.4%+やや満足21.2%)より10.1ポイント、バランス型34.9%(非常に満足15.3%+やや満足19.6%)より10.8ポイント高く、全分類の中で最も高い満足度となりました。
特に「非常に満足」の割合がテイカー型21.1%と、ギバー型14.4%、バランス型15.3%を大きく上回っている点が特徴的です。企業からのギフトに対する評価が特に高く、好意的に受け止めている様子がうかがえます。
3つのタイプの比較まとめ

FAQ形式でのトピックス整理
Q1. ソーシャルギフト利用者で最も多いタイプは何ですか。
A. 「バランス型」が66.8%で最も多く、利用者の約7割を占めています。贈る頻度と貰う頻度が同じで、贈り合いのバランスが取れているのが特徴です。全ての性年代で60%以上、特に女性全体で68.7%と高い比率を示しています。
Q2. 「ギバー型」の特徴は何ですか。
A. 年4回以上贈る層が44.5%を占め、積極的にソーシャルギフトを活用しています。1万円以上の高額ギフトを贈る割合がギバー型全体のうち11.7%とバランス型、テイカー型と比較して高い割合になっています。一方で、500円から2,000円の低価格帯でも高い割合で利用されており、シーンや相手との関係性に応じて柔軟に使い分けています。
Q3. 「テイカー型」はどんな人ですか。
A. 貰う頻度(年平均4.7回)が贈る頻度(年平均1.4回)を大きく上回る層で、10代女性が10.7%と最も高く、年代別では10代が9.3%でトップです。企業からのギフトを受け取った経験が58.9%(全体平均43.7%)と高く、特に販売促進・キャンペーン(27.5%)、景品(18.3%)、成約記念品(10.6%)での受取が多いのが特徴です。企業ギフト満足度も45.7%で全タイプ中最高となっています。
ギフトモールのソーシャルギフト
国内最大級のオンラインギフトサービス「ギフトモール」では、気軽に贈れるプチギフトから本格的なギフトまで、幅広いソーシャルギフトを取り揃えています。
友人へのお返しなどの感謝の気持ちやお礼など、様々なシーンで活用いただけます。相手の住所を知らなくても、LINEやメールで簡単にギフトを贈ることができます。
調査概要
実施時期:2025年6月
実施内容:インターネット上のパネルによる調査
調査主体:株式会社ギフトモール オンラインギフト総研
回答人数:全国15歳から59歳の男女2,250名(ソーシャルギフトを贈った・受け取った経験がある人)
- ギバー型:605人(26.9%)
- バランス型:1,503人(66.8%)
- テイカー型:142人(6.3%)
ギバー型・バランス型・テイカー型の分類は、「贈る頻度」と「貰う頻度」の回答をもとに、贈る方が多い人を「ギバー型」、貰う方が多い人を「テイカー型」、ほぼ同じ人を「バランス型」として分類しています。
小数点以下の四捨五入により合計100%にならない場合があります。
ギフトモール オンラインギフト総研について

ギフトモール オンラインギフト総研は、①新しいギフト文化の兆しの発信 ②今後のギフトのあり方の提起・提言 を主な活動内容として、オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現に貢献するために2021年に発足しました。
同研究所では、自社グループの運営する国内最大級のオンラインギフトサービスにおけるサプライヤーとユーザーそれぞれのデータから把握できる消費トレンドや、定期的に行う独自調査の結果等を踏まえて、オンラインギフト業界の最新の情報の発信を行っています。
株式会社 ギフトモールについて
株式会社ギフトモールは、「MAKE MORE SMILES ~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)に、「The World of Giftization ~テクノロジー・データの力で世界のすべてを体験価値で満たす」をVision(実現したい世界・未来)に掲げ、新たなギフト体験創造に取り組む2014年創業のテクノロジー企業です。日本とシンガポール・タイを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進しています。110万点以上の取扱商品点数、約100万点以上のソーシャルギフト商品、10万点以上のパーソナライズギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」、お祝いイベント特化レストラン予約サービス「Annyお祝い体験」等を運営しています。グループの月間訪問ユーザー数は約3,600万人、グループ全体の年間流通額は約200億円を突破し、ギフト特化型のオンラインプラットフォームとして国内最大級の規模を誇ります。
出典元:株式会社ギフトモール プレスリリース













