
国内最大級の子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、「いこーよファミリーラボ」において、「子育て世帯が12月にやりたい季節行事やイベント」に関する調査・分析結果を発表しました。この調査によると、「クリスマス」「イルミネーション」「雪遊び」の3つが、12月に子育て世帯が特に体験したい季節行事・イベントとして高い関心を集めていることがわかっています。

本調査は、子育て世帯の「冬休み・冬レジャー関連16調査」のひとつとして実施されたもので、この他にも「人気イルミネーション調査」「スキー&雪遊びランキング」「おせち料理ランキング」「義実家帰省のあるある」「帰省実態調査」などの調査結果も公開されています。
この記事の目次
調査のハイライト
今回の調査では、以下のような結果が明らかになっています。
- 1位:クリスマス/家の中でも外でもワクワクを育む工夫
- 2位:イルミネーション/家族写真・体験型スポットが人気
- 3位:雪遊び/近場での"ミニ雪体験"が急伸
- 「お正月のインテリア・料理」、「冬至」、「大掃除」も人気
- 「年賀状づくり」は11位と、デジタル化の影響か優先順位が下がっているようです

1位:クリスマス - 家の中でも外でも楽しむ家族の時間
クリスマスは、子育て世帯が最も体験したい12月のイベントとして1位に選ばれています。家族みんなで「参加型」のクリスマスを楽しむ傾向が強く見られ、サンタのコスチュームを着せて写真を撮ったり、手作りケーキを子どもたちと作ったり、クリスマスイベントにお出かけしたりと、様々な形で家族の思い出作りを重視する声が多く寄せられているとのことです。


ママパパの体験談として、以下のような声が紹介されています。
「サンタのコスチュームを着せて、クリスマスツリーの前で写真を撮りました。いつもと違う格好で楽しそうに踊ってました。飾り付けの時に歌を歌いながらやると楽しい時間になりました」(3歳と1歳の女の子のママパパ)
「クリスマスは手作りケーキを子供たちと作ったり、色んなクリスマスイベントにお出かけすると喜びます。スポンジや生クリームはもうできあがってる市販のを使えば作る工程が簡単で済みます」(10歳の男の子、9歳の女の子、5歳の男の子のママパパ)
2位:イルミネーション - 家族写真の撮影や体験型スポットが人気
2位の「イルミネーション」は、家族での思い出作りや特別な体験として高い人気を集めています。2025-26年の冬には、子育て世帯の8割以上がイルミネーションを訪れる予定とのことで、特に「クリスマスらしさ」を感じる場所や、遊園地・テーマパークのイルミネーション、そして寒さを気にしない「屋内型イルミネーション」に注目が集まっているようです。


ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「遊園地のイルミは遊びながら見れるのでいいですね」(6歳と4歳の女の子、0歳の男の子のママパパ)
「やながせでは、気球に乗りながら巨大ツリーのイルミネーションを見れて感動していました。かなり冷えるので、防寒対策をバッチリにする。といいと思います」(8歳の男の子、5歳の女の子のママパパ)
3位:雪遊び - 近場での"ミニ雪体験"が急伸
3位には「雪遊び」がランクインしています。今冬、雪遊びやスキーに「行きたい」と回答した家族は約7割(65.3%)に上り、赤ちゃんから小学生まで幅広い年齢の子どもたちが楽しめる「雪遊びエリア」での活動が特に人気を集めているようです。いきなりスキーは難しいと感じる家庭も、まずは手軽な雪遊びからスタートし、徐々にステップアップしていくという声も見られます。


ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「あそびマーレのそりあそび。室内で着替えもしないで気軽に雪遊びができる。こういう場所がもっとほしい」(12歳の男の子、4歳の女の子のママパパ)
「やっぱりキッズパークがあるところ。スノボの休憩にそり遊びができて良い。砂遊び用のシャベルひとつでもあれば、雪を掘って永遠遊べる。おしりが冷たくなるので、ウェアの下には転倒防御スパッツのような厚いものを履かせると良い」(16歳の女の子、13歳の男の子、11歳の女の子、7歳の女の子のママパパ)
4位:いちご狩り - 子供と旬を楽しむ体験
4位には「いちご狩り」がランクインしました。食べるだけでなく、試す・探す・比べるといった要素も含めて、子どもたちが主体的に楽しめる体験として人気を集めているとのことです。

ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「毎年1回はいちご狩りに行っていて、大好きないちごがいっぱいあるのを見るだけでテンション上がってます。食べ比べしたり、大きいものを探したりしてます」(5歳の女の子のママパパ)
「いちご狩りに連れて行ったらはりきって姉妹で競争しながらたらふく食べていた。かわいい格好をさせて映え写真を撮ってあとで子どもたちにみせます」(5歳の女の子、2歳の女の子のママパパ)
5位:お正月準備やインテリア - 家族での準備も大切な時間
5位には「お正月準備やインテリア」がランクインしています。日本の伝統行事として、家族で一緒におせち料理を作ったり、お正月のインテリアを準備したりする活動が人気です。子どもと一緒に準備する過程を大切にし、日本の文化や習慣を自然に伝える機会として活用している家庭が多く見られるようです。


ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「おせちに入れる煮物のこんにゃく結びをお願いしたところ、なぜ結ぶのかなどおせちに興味を持ったようで、一緒におせち料理について調べて理解を深めたらいいなと思う」(9歳の女の子のママパパ)
「おせちや干支などについて、絵本を読んだり、色々話したりした。学校でも教わるので、知った知識を披露するのが楽しそうでした」(12歳の男の子、10歳の男の子、8歳の女の子のママパパ)
6位:冬至 - 五感で味わう季節文化
6位には「冬至」がランクインしています。ゆず湯やカボチャ料理など、季節を五感で感じられる体験として人気があるとのこと。自宅で手軽にできる点や、季節の伝統を子どもと体験できることが評価されているようです。

ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「おばあちゃんの家で取れたゆずを柚子湯にしました!自分で選んだゆずを柚子湯にしたので愛着が沸いたみたいでお風呂でも遊んで楽しそうでした」(4歳の女の子のママパパ)
「冬至カボチャ料理は、種をとりチンして柔らかくなった物で一緒に料理を作り、楽しみました。子供と一緒に作りやすいカボチャメニューをいくつか選び、夕食にした。カボチャグラタン、カボチャサラダ、カボチャの煮物」(8歳の男の子、5歳の男の子のママパパ)
7位:大掃除 - 子どもに合わせたコミュニケーション
7位には「大掃除」がランクインしています。一般的には家事や義務のイメージがある大掃除ですが、子育て世帯では子どもの年齢や関心に合わせて、ゲーム感覚で取り組んだり、自分の担当を責任持って行うなど、家族で協力する活動として捉えられているようです。

ママパパからは以下のような体験談が寄せられています。
「持ち場を決めて大掃除をお願いするとすごく張り切ってやってくれた 自分のおもちゃの掃除をさせてら喜んで掃除していた」(6歳の女の子のママパパ)
「家族で大掃除をする際、リストを作りました。誰がどこをやるかそれを見て頑張りました。お手伝いとして、おこづかい表と照らし合わせやった分だけおこづかいを渡しましたりしています」(9歳の女の子のママパパ)
まとめ:おでかけも季節の準備も、子どもと共に楽しむ12月
今回の調査から、子育て家庭にとって冬は「季節の行事を親子で楽しむことで、特別な思い出をつくる時期」であることが明らかになっています。クリスマス、イルミネーション、雪遊びなどはいずれも"冬ならではの体験"であり、子どもたちにとって非日常を楽しめる特別な行事となっているようです。
子どもの意欲やペースを見ながら、おでかけも、おせちづくりや大掃除などの季節の準備も楽しみながら挑戦している様子が見られ、保護者のリアルな声からは、日常の延長の中で、子どもと楽しむ様子が多く見られ、親子のコミュニケーションを深める機会となっていることがわかります。
調査概要
- 調査方法:インターネットアンケート
- 調査地域:全国
- 対象者:「いこーよ」会員
- 調査期間:2025年11月
- サンプル数:452
なお、この調査は「いこーよファミリーラボ」による「冬休み・冬レジャー関連16調査」の一環として実施されたものです。他にも「クリスマスの過ごし方調査」「サンタクロースを信じる子供何割?」「クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントの違い」など、多様なテーマで調査が行われているとのことです。
出典元:いこーよファミリーラボ(アクトインディ株式会社)プレスリリース












