
株式会社コムニコが実施した「SNSキャンペーンに関する意識調査」の結果が公表されました。この調査は2025年10月に実施され、企業・ブランドのSNSキャンペーンへの参加経験がある600名を対象に行われています。
調査結果によると、SNSキャンペーンへの参加をきっかけに「商品購入意欲が高まった」と回答した人が40%以上に達し、さらにその中で「実際に商品を購入したことがある」と答えた人が70%以上にのぼることが明らかになっています。同社は、その調査結果の一部を紹介しています。
この記事の目次
調査概要
X編
調査対象、有効回答:全国18~69歳の男女 600名
調査対象者:「X」を利用しており、かつ企業・ブランドのSNSキャンペーン参加経験がある人
調査手法:インターネットリサーチ
調査実施期間:2025年10月8日 ~ 2025年10月15日

Instagram編
調査対象、有効回答:全国18~69歳の男女 600名
調査対象者:「Instagram」を利用しており、かつ企業・ブランドのSNSキャンペーン参加経験がある人
調査手法:インターネットリサーチ
調査実施期間:2025年10月18日 ~ 2025年10月28日

新しいブランドを知るきっかけ、XとInstagramユーザー共に8割近くが「SNS投稿」
「新しいブランドを知るきっかけとして当てはまるものをすべて教えてください」という複数回答可能な質問に対して、X利用者とInstagram利用者の両方で、「SNS投稿」が他の回答を大きく引き離して1位となっています。
X編

Instagram編

総務省の情報通信白書によると、Xの国内利用率は50.3%、Instagramの国内利用率は60.9%と、どちらも半数以上の普及率を示しています。このことから、現代において「SNS投稿」が新しいブランド認知において非常に大きな影響力を持っていることが示唆されています。
XとInstagramユーザー共に4割以上が「SNSキャンペーンに参加することで商品を買った/買いたくなった」
SNSキャンペーン参加後の気持ちや行動の変化について尋ねた質問では、両プラットフォームともに顕著な効果が確認されています。
X編
「Xキャンペーンに参加することで、あなたの気持ちや行動にどんな変化がありましたか?」(複数回答可)

Instagram編
「Instagramキャンペーンに参加することで、あなたの気持ちや行動にどんな変化がありましたか?」(複数回答可)

XとInstagramの両プラットフォームにおいて「買った/買いたくなった」と回答した人が40%以上を占め、さらに「さらに好きになった」という回答を加えると70%以上に達しています。この結果から、SNSキャンペーンが商品・サービスへの購入意欲向上や好意度アップに効果的であることが明らかになっています。
キャンペーンで訴求された商品への関心度「高」の人は7割以上が「購入したことがある」
前述の質問で「買った/買いたくなった」「さらに好きになった」と回答した人たちに対して、実際の購入行動について調査した結果も興味深いものでした。
「キャンペーンで訴求されている商品・サービスを【買った/買いたくなった】【さらに好きになった】と答えた方に質問です。実際に商品を購入しましたか?」(1つのみ回答可)
X編

Instagram編

XとInstagramの両方において、キャンペーンで訴求された商品に好意的な反応を示した人のうち、実に70%以上が「購入したことがある」と回答しています。この高い転換率は、SNSキャンペーンが実際の購買行動を促進する効果的なマーケティング施策であることを示しています。
キャンペーンで訴求された商品を「購入したことがある」人が最も買っているのは「食品」
「購入したことがある」と回答した人たちが具体的にどのような商品カテゴリーを購入したのかについても調査が行われました。
「【購入したことがある】と答えた方に質問です。購入したことがあるのはどのような商品・サービスですか?」(複数回答可)
X編

Instagram編

両プラットフォームで共通して1位は「食品・飲料」、2位は「美容・コスメ」という結果になっています。3位については、Xでは「日用品」、Instagramでは「ファッション」となっています。この結果から、日常生活での使用頻度が高く、消費サイクルが短い商品カテゴリーがSNSキャンペーンを通じた購買に結びつきやすい傾向があることが示唆されています。
出典元: 株式会社コムニコ プレスリリース












