
創作品モールあるるを運営する株式会社システムリサーチ(愛知県名古屋市)が、全国の15歳〜35歳の女性200名を対象とした「ぬい活の利用実態」に関する調査結果を発表しました。この調査によると、「ぬい活」は若い世代を中心に生活文化として定着しつつあり、約4割の若年女性がぬい活に接点を持っていることが明らかになっています。
昨今、全国的に話題となっている「ぬい活」は、流行語大賞にノミネートされたことをきっかけに、さらに注目を集めています。ぬいぐるみを"撮る・連れ歩く・飾る"といった楽しみ方が広がり、若い世代の間で新たな生活文化として根付いているとのことです。
今回の調査結果から、2026年にかけてぬい活文化のさらなる"定着と市場拡大"が進むことが予測されています。
この記事の目次
調査結果
ぬい活経験・興味層は約4割
調査によると、ぬい活を「現在している」「過去にしていた」「興味がある」と回答した人の合計は約42%に達したとのことです。これは流行語大賞ノミネートが単なる話題先行ではなく、実際に生活者の中でぬい活文化が浸透している証拠といえる結果です。
楽しみ方のトップは「写真を撮る」

ぬい活の楽しみ方について複数回答で調査したところ、最も多かったのは「写真を撮る」で64.3%に上ったそうです。次いで「一緒にお出かけする」(44.0%)、「部屋に飾る・収納を工夫する」(38.1%)、「衣装や小物でコーデ」(32.1%)と続いています。
この結果から、"撮る"、"連れていく"、"飾る"といった日常に寄り添う楽しみ方が主流であることが明らかになっています。特にSNSを中心に「ぬい撮り」文化が定着しつつあり、"写真を撮って共有する楽しみ"がぬい活文化を押し上げる要因になっていると同社は分析しています。
衣装・小物など"着せ替え系"の需要が3割超、今後さらに伸びる可能性も

調査では、ぬいぐるみ本体だけでなく、衣装や小物などの"着せ替え系アイテム"についても30%超の回答者が「購入している」または「興味がある」と回答していることがわかったそうです。
この背景には、「ぬい撮り」をいかに可愛く・世界観に合わせて"映えさせる"かを重視するユーザーが増加していることがあるとのこと。今後は、ぬいぐるみのための衣装・アクセサリー・ミニチュアといった周辺アイテムの多様化が市場を広げる原動力になると予測されています。
アイテム選びで最重視されるのは「デザインの可愛さ」——世界観づくりが購買行動の鍵に

ぬい活関連のアイテムを選ぶ際に最も重視される点について調査したところ、「デザインの可愛さ」が63.1%と最も高い結果となったことがわかりました。次いで「ぬいの雰囲気に合うこと」(38.1%)、「持ち運びやすさ・保護性」(23.8%)という順になっています。
衣装や小物を選ぶ過程では、一緒にお出かけしたり、部屋に飾ったりする"日常のシーンを想像して、より気分が上がるものを選びたい"という意識が強く反映されていることが調査からうかがえます。
ぬい活は一過性のブームではなく生活文化として定着へ
今回の調査結果からは、ぬい活が単なる一過性のブームではなく、若年層の生活文化として確実に根付きつつある段階にあることが示されたとのことです。
特に注目すべき点として、以下の3つの動向が2026年に向けた市場拡大を後押しすると考えられています。
- 写真を撮る文化の広がり
- 衣装・小物など周辺アイテムの多様化
- 世界観や"かわいさ"を大切にした選び方の傾向
これらの要素が複合的に作用することで、ぬい活市場はさらに拡大していく見込みだということです。
調査概要
本調査は以下の概要で実施されました。
- 調査対象: 15歳~35歳の女性
- 調査期間: 2025年11月28日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法:各質問項目の回答割合を算出
- 有効回答数: 200名
創作品モールあるるについて

「あるる」は商品やサービスの魅力だけではなく、『誰から買うか』を大切にしており、ショップの歴史、生産者の想い、職人の人となりを伝えるコンテンツが豊富に用意されています。その想いを知った上で気に入った商品に出会うことができる場を提供しているとのことです。今後も「人(店舗)と人(お客さま)」が集い、繋がる場所を目指して努めていくとしています。
株式会社システムリサーチ 会社概要

社名:株式会社システムリサーチ
本社所在地:〒453-0861愛知県名古屋市中村区岩塚本通二丁目12番
代表取締役社長:平山 宏
調査結果の詳細は創作品モールあるるの公式サイトにて公開されています。
出典元:株式会社システムリサーチ プレスリリース












