
イー・ガーディアン株式会社は、X(旧Twitter)上で2025年に最も多くつぶやかれたフレーズをランキング化した「SNS流行語大賞 2025」を発表しました。今年の大賞は累計450万回以上つぶやかれた『ミャクミャク』で、カテゴリ別ではゲーム部門『モンスターハンター』、漫画・アニメ部門『機動戦士ガンダム』、ドラマ・映画部門『鬼滅の刃』、食べ物・モノ部門『Nintendo Switch 2』がそれぞれトップになりました。
総合ネットセキュリティ企業であるイー・ガーディアン株式会社(東京都港区 代表取締役社長:高谷 康久)が、2025年1月1日から10月31日までの期間にX(旧Twitter)上でつぶやかれたフレーズを分析した「SNS流行語大賞 2025」を発表しました。同社は投稿監視や本人確認、広告審査、ソーシャルリスニング、サイバーセキュリティなど、インターネット世界の安心・安全を実現するためのサービスをワンストップで提供しており、近年ではAI技術を活用したITソリューション開発にも力を入れているとのことです。
7回目の発表となる今回の「SNS流行語大賞」では、大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』が大賞に選ばれました。ミャクミャクは2022年に初登場した際、その独特な姿が話題となり、同年のランキングでも7位に入っていたそうです。2025年の万博開催期間中は、ミャクミャクのグッズ購入報告や街中での目撃情報など多くの投稿があり、日本中で愛されるキャラクターとなった様子がXの投稿からも読み取れるとのことです。
話題量のピークは万博が閉幕した10月で約109.7万件を記録し、ミャクミャクとの別れを惜しむ「ミャクミャクロス」といった投稿が多く見られたということです。開幕時期の4月にも80.5万件以上の投稿があり、開催期間全体を通して平均話題量が約58.6万件と、継続的かつ安定的な人気を維持していたことがデータからも明らかになっています。
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『ミャクミャク』話題量 月次推移(2025年1月1日~2025年10月31日:リポスト込み)

2位の『備蓄米』は、米不足や価格高騰に伴う備蓄米放出をきっかけに投稿数が増加したとのことです。メディア報道の影響もあり、備蓄米を購入できた喜びや食べた感想、スーパーなどでの購入者の殺到する様子などが数多く投稿されたようです。「令和のコメ騒動」と呼ばれるほどの社会現象となりましたが、備蓄米放出の終了に伴いSNS上での話題も減少していったということです。
3位にランクインした『エッホエッホ』は、メンフクロウのヒナが草むらを走る愛らしい写真に、古くから使われてきた擬音『エッホエッホ』を組み合わせた投稿から爆発的に広がったミームだそうです。「〇〇って伝えなきゃ、エッホエッホ」という構文が定着し、若年層だけでなく企業のPRやイベント告知、さらには子供たちの間でも広がるなど、SNSを超えて幅広い層に浸透するワードとなったと報告されています。
4位の『メロい』と5位の『横転』は、推し(応援している人物やコンテンツ)への熱い想いやあまりの驚きでひっくり返るといった強い感情を簡潔に表現する言葉として、主に若年層の間で広がったとのことです。特に推しのコンテンツやズッコケている場面の画像や動画と一緒に投稿することで、感情を視覚的かつ誇張して伝えるSNSならではの使い方が定着し、年間を通じて継続的に使用されたと分析されています。
イー・ガーディアン SNS分析担当のコメント
同社のSNS分析担当者は「今年のSNS流行語大賞はいかがでしたか?『ミャクミャク』や『備蓄米』は全国的な話題性の高さがSNSにも表れており、非常に多くの投稿がありました。一方で『エッホエッホ』や『横転』などの言葉は日常会話ではあまり聞かれないものの、SNS上では頻繁に使用されており、よりSNSらしいワードがランクインする傾向が見られました。TOP30全体を見ると、『かわいいだけじゃだめですか』『ビジュイイじゃん』といった楽曲の一部を切り取ったフレーズが多くランクインしていることも今年の特徴と言えるでしょう。」とコメントしています。
さらに「特に印象深いのは3位の『エッホエッホ』です。一般ユーザーの何気ない投稿から話題となり、300万回以上もつぶやかれる大ヒットワードに成長しました。メディアや人気コンテンツが発祥でなくても流行語が生まれるというのは、SNSならではの魅力だと感じます。来年の流行語はみなさんの投稿から生まれるかもしれませんね!」と述べています。
なお、「SNS流行語大賞2025」の11位~30位については、イー・ガーディアンの公式ブログで紹介されているとのことです。
カテゴリ別話題量ランキング
続いて「ゲーム」「漫画・アニメ」「ドラマ・映画」「食べ物・モノ」の各部門で最も多く言及されたトピックのランキングが発表されました。
【ゲーム部門】

ゲーム部門では、2月に発売された『モンスターハンターワイルズ』が1位に輝き、『都市伝説解体センター』が2位となりました。3位の『マリオカート ワールド』、4位の『カービィのエアライダー』、5位の『ちいかわぽけっと』はいずれも人気キャラクターを起用した作品で、発売前から期待の高さを反映してSNS上で大きな話題となっていたようです。
【漫画・アニメ部門】

漫画・アニメ部門では、人気シリーズの最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が1,000万件以上の大差をつけて堂々の1位となったと発表されています。4位にランクインした『SAKAMOTO DAYS』は実写映画化の発表が話題を呼び、特に主人公・坂本太郎役のキャスト発表前には様々な予想が飛び交い、発表後は驚きの声や予想の答え合わせなど関連投稿が急増したとのことです。2026年の公開に向けて今後さらに注目が高まると予想されています。
【ドラマ・映画部門】

ドラマ・映画部門では、日本映画として初めて世界興行収入1,000億円を超えた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が1位に選ばれました。5位の『8番出口』は世界的大ヒットゲームを実写映画化した作品で、ゲームの不気味な雰囲気を忠実に再現した映像や、実際の駅を舞台にした体験型脱出ゲーム企画も大きな話題となったそうです。昨年はテレビドラマ作品が上位を占めていたのに対し、今年は映画作品が圧倒的な存在感を示す結果となったと報告されています。
【食べ物・モノ部門】

食べ物・モノ部門の1位は『Nintendo Switch 2』でした。発売前から高い注目を集めていましたが、特に抽選販売の当落結果がSNS上で多数共有されたことが爆発的な拡散につながったと考えられると分析されています。3位の『ラブブ』は海外の著名アーティストの影響で人気が急上昇したキャラクターだそうです。コレクションアイテムとしてだけでなく、そのかわいらしいデザインからキーホルダーをバッグに付けたコーディネート画像の投稿も多く見られたとのことです。
【イー・ガーディアングループ 概要】
1998年に設立されたイー・ガーディアンは、2016年に東証一部上場、2022年には東証プライム市場へ移行したことが紹介されています。ネットパトロール、カスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断などネットセキュリティに関わる幅広いサービスを一貫して提供する総合ネットセキュリティ企業です。サービス提供拠点は、提携先を含めてグループ全体で国内8都市・海外3都市の計19拠点と業界最大級の体制を確立しているとのことです。近年はFintech・IoT分野への参入やAI・ITを活用したDX推進、セキュリティ関連サービスの拡充など、時代のニーズに応じたサービス開発に取り組み、インターネットの安心・安全を守っていることが報告されています。
イー・ガーディアン株式会社 会社概要
代表者 :代表取締役社長 高谷 康久
所在地 :東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
設立 :1998年5月
資本金 :1,967百万円(2025年9月末日現在)
業務内容 :ブログ・SNS・掲示板企画コンサルティング/リアルタイム投稿監視/ユーザーサポート/
オンラインゲームカスタマーサポート/コンプライアンス対策・風評・トレンド調査/
コミュニティサイト企画・サイト運営代行・広告審査代行サービス業務/人材派遣業務
出典元: イー・ガーディアン株式会社












